救 急 救 命 士 による処 置 の範 囲 が拡 大 します 救 急 救 命 士 の処 置 範 囲 拡 大 について 平成26年1月31日付けで「救急救命士法施行規則の一部を改正する省令」 が公布され、救急救命士が行うことができる処置が拡大されました。 これを受けて、一宮市では平成27年4月から運用を開始することといたしま した。 これまでの救命処置 改正前の救急救命士法で救命士に認められた特定行為は次の三行為であり、対 象は心肺機能停止状態の方に限られていました。 ・静脈路確保 ・高度な器具を使用しての気道確保 ・薬剤(アドレナリン)投与 新たに拡大される救命処置 ・心肺機能停止前の静脈路確保と輸液 血圧が低下して、心臓が停止する危険性のあるショック状態の方や、長時間 にわたり狭い場所や機械等に挟まれた方に対して点滴を行います。 ・血糖測定と低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与 低血糖状態が疑われる方に対して血糖測定を行い、低血糖であることが確認 された場合には、ブドウ糖溶液を投与します。 処置を行う救命士 新たな処置に関する講習を修了した救命士が行います。 期待される効果 これまで、救命士が医師の具体的な指示を受けて行うことができる処置は、心 肺機能 停止後の 傷 病者に 対する処置 に限られ ていまし た。処置 の範囲が 拡大され 、 心肺機能停止前の重度傷病者に対しても救急現場や救急車内等で早期に処置を行 うことで、救命効果の向上につながることが期待されます。 お問い合わせ 一宮市消防署管理グループ TEL: 72-1103 FAX: 72-1277
© Copyright 2024 ExpyDoc