平成27年度予算概要;pdf

平成27年度
「次世代につなぐ 信頼ある上下水道」
おいしい水
安全な暮らし
安心
信頼
サービスの持続
安全
安定
良好な水環境
災害に強い
健全な事業運営
呉市上下水道局
目 次
Ⅰ 予算概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
Ⅱ 主要事業【呉市上下水道ビジョン重点施策】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
Ⅲ 各事業会計予算の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
1 水道事業会計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
2 工業用水道事業会計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
3 下水道事業会計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
Ⅳ 平成27年度重点施策・基本施策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
Ⅴ 平成27年度予算資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
33
Ⅰ 予算概況
平成27年度は,「呉市上下水道ビジョン」の戦略プランである「前期経営計画(平成26
年度~30年度)」の2年目に当たり,ビジョンの理念である『次世代につなぐ 信頼ある
上下水道』に向けて,着実に計画を推進します。
主な事業として,【施設の最適化】では,中長期の水道施設整備についての基本方針・更
新計画を定める「アセットマネジメント計画の策定」を,【施設の計画的な改築更新】で
は,水道管路や下水道管きょの計画的な更新,宮原浄水場新管理棟の実施設計,新宮浄化セ
ンター設備更新等に必要な「第2期長寿命化計画の策定」を,【浸水対策(雨水整備)の推
進】では,広東地区への雨水貯留施設の整備を,【経営基盤の強化】では,水道・工水・下
水の3会計共通システムの構築,宮原浄水場の夜間・休日運転管理業務の委託を行い,健全
で安定的な事業運営に努めます。
Ⅱ 主要事業 【呉市上下水道ビジョン重点施策】
1 施設の最適化
【水道】2,124万円 【工水】160万円
(1) 施設運用の最適化
【水道】2,124万円 【工水】160万円
○ アセットマネジメント計画策定
【水道】2,124万円 【工水】160万円
施設の効率化(配水池水系の再編,管路の口径縮小,施設のダウンサイジング等)につい
ての調査検討
2 水道施設の計画的な改築更新
【水道】25億1,360万円 【工水】5億3,620万円
(1) 管路の更新
【水道】8億9,850万円 【工水】5億2,020万円
管路更新計画に基づいた管路の更新
○ 配水管更新
【水道】7億4,960万円
更新延長 13,257m
○ 配水幹線(休山東部幹線)更新
【水道】8,080万円
更新延長 80m
○ 導水管(本庄導水線路)更新
【水道】5,830万円
更新延長 195m
○ 工業用配水管(二級配水管)更新
【工水】5億2,020万円
シールド工事(H25~28年度) 1,094m (2) 施設の改築更新
【水道】16億1,510万円 【工水】1,600万円
宮原浄水場統合整備事業(第2期工事)の更新
○ 宮原浄水場管理棟整備(実施設計)
【水道】5,900万円 【工水】1,600万円
劣化が著しく,手狭な宮原浄水場管理棟の建設に着手
- 1 -
予算概況
○ 宮原浄水場排水処理施設整備(H25~27年度)
【水道】5億72万円
水道水を作る過程で排出される不純物(汚泥)を処理する施設の整備
○ 平原低区配水池整備(H26~29年度)
【水道】5億5,598万円
主に旧市内北部地区等に配水する水道水を一時的に貯留する施設の整備
○ 共同施設建設改良事業負担金
【水道】3億3,500万円
広島県等との共同施設を建設改良するための負担金
3 浸水対策(雨水整備)の推進
【下水】1億6,200万円
(1) 浸水対策事業の推進
【下水】1億6,200万円
○ 広東地区雨水貯留施設整備(H26~28年度)
【下水】1億2,500万円
豪雨時の排水しきれない雨水を一時的に地下へ貯留する施設の整備
○ 雨水幹線長寿命化(免田川勾配修正)実施設計
【下水】1,700万円
雨水の排水能力を高めるための河床勾配修正
○ 南隠渡ポンプ場整備(実施設計)
【下水】1,700万円
豪雨時の雨水を海へ排水するポンプ設備の整備
4 下水道施設の計画的な改築更新
【下水】3億2,600万円
(1) 管きょの改築更新
【下水】2億5,200万円
長寿命化計画に基づいた管きょの更新
○ 管きょ改築更新
【下水】2億3,100万円
更新延長 1,240m
(2) 処理場・ポンプ場の改築更新
【下水】7,400万円
長寿命化計画に基づいた二河川ポンプ場及び新宮浄化センターの計画的な改築更新
○ 第2期長寿命化計画策定(新宮浄化センター設備更新等)
【下水】1,200万円
新宮浄化センターを更新整備するための第2期計画策定
○ 二河川ポンプ場合流汚水ポンプ設備更新(H27~28年度)
【下水】3,500万円
下水を処理場へ送る中継施設の更新整備
5 施設の耐震化の推進
(1) 水道施設の耐震化の推進
○ 管路
※事業費は,「2 水道施設の計画的な
改築更新」に耐震性向上経費を含む。
全管路に耐震継手管を使用
- 2 -
予算概況
○ 配水池等構造物
耐震性能を有する構造で築造(平原低区配水池等)
(2) 下水道施設の耐震化の推進
○ 管きょ新設及び管きょ更生
可とう管,可とう継手及び可とう性のある材質を使用
※事業費は,「3 浸水対策(雨水整備)
の推進」及び「4 下水道施設の計画的な
改築更新」に耐震性向上経費を含む。
○ ポンプ所等構造物
耐震性能を有する構造で築造(広東地区雨水貯留施設等)
6 経営基盤の強化
(1) 効率的な事業の推進
【水道】13億5,098万円 【工水】1億9,637万円 【下水】12億3,326万円
【水道】11億6,372万円 【工水】1億8,456万円 【下水】7億7,663万円
○ 【新】公営企業会計システムの構築
【水道】840万円 【工水】420万円 【下水】840万円
3会計共通システムの構築
○ 保有資産の有効活用
【水道】350万円
未利用地売却のための不動産登記調査業務等
○ 職員体制再構築計画の推進 [P.26 「職員数の推移」を参照]
【水道】11億4,080万円 【工水】1億7,936万円 【下水】7億6,523万円
正職員19人減 (H26)224人 → (H27)205人
○ 企業債借入の抑制 [P.26 「企業債借入額・残高の推移(見込)」を参照]
水需要に応じた適正規模での施設整備を実施
(2) 民間活力の導入の推進
【水道】1億8,726万円 【工水】1,181万円 【下水】4億5,765万円
職員体制再構築計画に基づき,事業運営の効率化を図るためのアウトソーシングの導入
○ 【新】宮原浄水場運転管理業務委託
【水道】3,742万円 【工水】1,118万円
宮原浄水場の夜間・休日の運転管理業務を委託
○ 【新】廃棄水道メータ分解分別業務委託
【水道】28万円 【下水】21万円
再利用が不可能な水道メータを分解・分別する業務を福祉事業所へ委託
○ 上下水道事業検針・収納等業務委託
【水道】1億3,766万円 【下水】9,739万円
水道料金及び下水道使用料の検針・収納等業務を包括委託
○ 下水処理場管理業務包括的委託
【下水】3億5,919万円
施設の維持管理業務のほか,少額修繕業務,薬品等の調達・管理業務等を包括委託
○ 水質毎日検査業務委託
【水道】706万円
毎日,市内31か所での水質検査を委託
- 3 -
予算概況
Ⅲ 各事業会計予算の概要
1 水道事業会計
(1) 業務量 区分
単位
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率(%)
給水戸数
戸
114,900
115,000
△100
△0.1
年間総配水量
㎥
25,191,000
25,915,000
△724,000
△2.8
1日平均配水量
㎥
68,828
71,000
△2,172
△3.1
(2) 予算概要 ア 収益的収支
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
収益的収入
6,054,671
5,787,904
266,767
4.6
収益的支出
5,663,948
5,759,310
△95,362
△1.7
消費税等資本的収支調整額
△191,237
△138,340
△52,897
-
199,486
△109,746
309,232
-
収支差引
●
損益(税抜き)は,1億9,949万円の純利益を計上しています。
(ア) 収益的収入内訳
区分
水道料金
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
5,277,129
5,007,645
269,484
5.4
88,074
78,183
9,891
12.7
143,742
156,598
△12,856
△8.2
79,596
84,888
△5,292
△6.2
その他収入
466,130
460,590
5,540
1.2
計
6,054,671
5,787,904
266,767
4.6
一般会計繰入金
受託事業収益
分担金
●
水道料金は,料金改定により,前年度に比べ2億6,948万円増の52億7,713万円を計上し
ています。
●
一般会計繰入金は,消火栓等に要する経費(448万円増)及び上水道の高料金対策に要
する経費(719万円増)などの増により,前年度に比べ989万円増の8,807万円を計上してい
ます。
●
受託事業収益は,広島県の施設の管理受託収益の減(△1,244万円)などにより,前年度
に比べ1,286万円減の1億4,374万円を計上しています。
●
分担金は,給水装置工事申込件数の減により,前年度に比べ529万円減の7,960万円を
計上しています。
- 4 -
水道事業会計
(イ) 収益的支出内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
人件費
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
859,131
1,035,347
△176,216
△17.0
維持管理費
2,694,332
2,636,404
57,928
2.2
減価償却費等
1,734,387
1,692,952
41,435
2.4
その他支出
376,098
394,607
△18,509
△4.7
計
5,663,948
5,759,310
△95,362
△1.7
※ 平成26年度の人件費は,新会計制度移行に伴う特別損失分を含む。
●
人件費は,職員の減(△14人)などにより,前年度に比べ1億7,622万円減の8億5,913万円
を計上しています。
●
維持管理費は,宮原浄水場運転管理業務(3,742万円増)及びアセットマネジメント計画策
定業務(2,124万円増)の委託料の増などにより,前年度に比べ5,793万円増の26億9,433万
円を計上しています。
●
減価償却費等は,平原浄水場の解体工事による資産減耗費の増(3,109万円増)などによ
り,前年度に比べ4,144万円増の17億3,439万円を計上しています。
イ 資本的収支
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
資本的収入
3,322,629
2,137,923
1,184,706
55.4
資本的支出
5,075,104
3,868,318
1,206,786
31.2
△1,752,475
△1,730,395
△22,080
-
収支差引不足額
●
収支差引不足額17億5,248万円は,損益勘定留保資金等で補填します。
(ア) 資本的収入内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
企業債
2,033,000
1,203,900
829,100
68.9
受託金
1,024,416
716,900
307,516
42.9
120,661
60,940
59,721
98.0
出資金
67,250
66,681
569
0.9
その他収入
77,302
89,502
△12,200
△13.6
計
3,322,629
2,137,923
1,184,706
55.4
国庫補助金
●
企業債は,宮原浄水場統合整備事業債の増(7億1,000万円増)などにより,前年度に比べ
8億2,910万円増の20億3,300万円を計上しています。
●
受託金は,広島県の施設を更新するための財源として広島県から受け入れるもので,前年
度に比べ3億752万円増の10億2,442万円を計上しています。
●
国庫補助金は,老朽管更新事業及び簡易水道等施設整備事業に係る補助金です。
●
出資金は,建設改良に要する経費を一般会計から受け入れるものです。
- 5 -
水道事業会計
(イ) 資本的支出内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
比較
平成26年度②
増減(①-②)
伸び率
建設改良費
3,951,770
2,883,218
1,068,552
37.1
企業債償還金
1,123,334
985,100
138,234
14.0
5,075,104
3,868,318
1,206,786
31.2
計
●
建設改良費は,宮原浄水場統合整備事業費の増(7億121万円増)などにより,前年度に
比べ10億6,855万円増の39億5,177万円を計上しています。
(3) 一般会計繰入金
(単位:千円)
区分
平成27年度①
平成26年度②
比較(①-②)
88,074
78,183
9,891
26,533
22,054
4,479
26,533
22,054
4,479
61,541
56,129
5,412
12
26
△14
上水道の高料金対策に要する経費
13,756
6,564
7,192
簡易水道の建設改良に要する経費(利子)
12,687
13,403
△716
簡易水道の高料金対策に要する経費
27,575
28,330
△755
7,366
7,806
△440
145
0
145
67,250
66,681
569
67,250
66,681
569
上水道の広域化対策に要する経費(元金)
1,117
1,113
4
簡易水道の建設改良に要する経費(元金)
33,133
31,868
1,265
☆簡易水道の建設改良に要する経費(過疎債)
33,000
33,700
△700
155,324
144,864
10,460
平成27年度①
平成26年度②
比較(①-②)
繰出基準内繰入金
122,179
111,164
11,015
繰出基準外繰入金
33,145
33,700
△555
155,324
144,864
10,460
収益的収入
負担金
消火栓等に要する経費
補助金
上水道の広域化対策に要する経費(利子)
児童手当に要する経費
☆水道料金減免分(東日本大震災関連)
資本的収入
出資金
計
繰出基準内訳
計
☆印は,繰出基準外の繰入金
●
消火栓等に要する経費(448万円増)及び上水道の高料金対策に要する経費(719万円増)な
どの増により,前年度に比べ1,046万円増の1億5,532万円を計上しています。
- 6 -
水道事業会計
(4) 平成27年度 呉市水道事業会計予算(案)(対前年度比較)
(単位:千円,% 税込み)
区分
収益的収入
平成27年度予算(案) ①
金額
構成比
平成26年度予算 ②
金額
比較(①-②)
構成比
金額
伸び率
6,054,671
100.0
5,787,904
100.0
266,767
4.6
5,607,509
92.6
5,341,796
92.3
265,713
5.0
5,277,129
87.2
5,007,645
86.5
269,484
5.4
受託工事収益
7,613
0.1
8,027
0.1
△414
△5.2
管理受託収益
136,129
2.2
148,571
2.6
△12,442
△8.4
26,533
0.4
22,054
0.4
4,479
20.3
159,959
2.6
155,093
2.7
4,866
3.1
146
0.0
406
0.0
△260
△64.0
2 営業外収益
447,160
7.4
446,106
7.7
1,054
0.2
受取利息
800
0.0
800
0.0
0
-
一般会計補助金
61,541
1.0
56,129
1.0
5,412
9.6
分担金
79,596
1.3
84,888
1.5
△5,292
△6.2
長期前受金戻入
291,205
4.8
299,565
5.2
△8,360
△2.8
不用品売却収益
54
0.0
108
0.0
△54
△50.0
13,964
0.2
4,616
0.1
9,348
202.5
2
0.0
2
0.0
0
-
5,663,948
100.0
5,759,310
100.0
△95,362
△1.7
1 営業費用
5,287,850
93.4
5,282,383
91.7
5,467
0.1
人件費
859,131
15.2
953,027
16.5
△93,896
△9.9
維持管理費
2,694,332
47.6
2,636,404
45.8
57,928
2.2
修繕費
71,647
1.3
71,553
1.2
94
0.1
委託料
649,936
11.5
574,666
10.0
75,270
13.1
受水費
1,404,990
24.8
1,412,665
24.5
△7,675
△0.5
動力費
201,704
3.6
205,200
3.6
△3,496
△1.7
薬品費
33,587
0.6
35,506
0.6
△1,919
△5.4
332,468
5.9
336,814
5.8
△4,346
△1.3
1,734,387
30.6
1,692,952
29.4
41,435
2.4
2 営業外費用
356,097
6.3
371,358
6.4
△15,261
△4.1
支払利息
312,161
5.5
322,529
5.6
△10,368
△3.2
雑支出等
16,975
0.3
16,977
0.3
△2
0.0
消費税及び地方消費税
26,961
0.5
31,852
0.6
△4,891
△15.4
1
0.0
85,569
1.5
△85,568
△100.0
20,000
0.4
20,000
0.3
0
-
390,723
-
28,594
-
362,129
-
△191,237
-
△138,340
-
△52,897
-
199,486
-
△109,746
-
309,232
-
1 営業収益
給水収益
一般会計負担金
他会計負担金
その他営業収益
その他雑収益
3 特別利益
収益的支出
その他経費
減価償却費等
3 特別損失
4 予備費
収支差引
消費税等資本的収支調整額
純損益(税抜き)
- 7 -
水道事業会計
(単位:千円,% 税込み)
区分
資本的収入
平成27年度予算(案) ①
金額
構成比
平成26年度予算 ②
金額
比較(①-②)
構成比
金額
伸び率
3,322,629
100.0
2,137,923
100.0
1,184,706
55.4
2,033,000
61.2
1,203,900
56.3
829,100
68.9
宮原浄水場統合整備事業債
950,700
28.6
240,700
11.3
710,000
295.0
配水管整備事業債
599,300
18.0
585,200
27.4
14,100
2.4
浄水施設等整備事業債
435,400
13.1
336,000
15.7
99,400
29.6
47,600
1.4
42,000
2.0
5,600
13.3
2
0.0
2
0.0
0
-
3 負担金
77,300
2.3
89,500
4.2
△12,200
△13.6
4 受託金
1,024,416
30.8
716,900
33.5
307,516
42.9
5 補助金
120,661
3.6
60,940
2.9
59,721
98.0
6 出資金
67,250
2.0
66,681
3.1
569
0.9
5,075,104
100.0
3,868,318
100.0
1,206,786
31.2
3,951,770
77.9
2,883,218
74.5
1,068,552
37.1
1,142,100
22.5
440,888
11.4
701,212
159.0
配水管整備事業費
985,668
19.4
961,073
24.8
24,595
2.6
浄水施設等整備事業費
513,539
10.1
474,209
12.3
39,330
8.3
1,115,125
22.0
836,728
21.6
278,397
33.3
145,877
2.9
140,445
3.6
5,432
3.9
2,350
0.0
2,418
0.1
△68
△2.8
固定資産購入費
27,800
0.5
2,958
0.1
24,842
839.8
リース債務償還金
19,311
0.4
24,499
0.6
△5,188
△21.2
1,123,334
22.1
985,100
25.5
138,234
14.0
△1,752,475
-
△1,730,395
-
△22,080
-
1,752,475
-
1,730,395
-
22,080
-
191,237
-
138,340
-
52,897
-
53,000
-
129,000
-
△76,000
-
1,508,238
-
1,463,055
-
45,183
-
1 企業債
簡易水道施設整備事業債
2 固定資産売却代金
資本的支出
1 建設改良費
宮原浄水場統合整備事業費
施設改良事業費
簡易水道施設整備事業費
量水器費
2 企業債償還金
収支差引不足額
補填財源
消費税等資本的収支調整額
建設改良積立金
損益勘定留保資金
※ 各項目を四捨五入しているため,合計と一致しない場合がある。
- 8 -
水道事業会計
2 工業用水道事業会計
(1) 業務量 区分
単位
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率(%)
給水先事業所数
社
6
6
0
-
年間総配水量
㎥
40,882,200
40,588,500
293,700
0.7
1日平均配水量
㎥
111,700
111,700
0
-
●
給水先事業所6社は,呉地区3社と広地区3社です。
(2) 予算概要 ア 収益的収支
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
収益的収入
646,270
658,380
△12,110
△1.8
収益的支出
516,358
601,851
△85,493
△14.2
△30,886
△31,006
120
-
99,026
25,523
73,503
-
消費税等資本的収支調整額
収支差引
●
損益(税抜き)は,9,903万円の純利益を計上しています。
(ア) 収益的収入内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
工業用水道料金
609,305
601,236
8,069
1.3
一般会計繰入金
1,360
1,332
28
2.1
その他収入
35,605
55,812
△20,207
△36.2
計
646,270
658,380
△12,110
△1.8
●
工業用水道料金は,ジャパンマリンユナイテッド㈱の使用量の増(4か月分 244,000㎥増)
などにより,前年度に比べ807万円増の6億931万円を計上しています。
●
一般会計繰入金は,児童手当に要する経費に係る一般会計補助金です。
- 9 -
工業用水道事業会計
(イ) 収益的支出内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
比較
平成26年度②
増減(①-②)
伸び率
人件費
155,453
175,865
△20,412
△11.6
維持管理費
239,598
296,154
△56,556
△19.1
減価償却費等
93,003
98,242
△5,239
△5.3
その他支出
28,304
31,590
△3,286
△10.4
計
516,358
601,851
△85,493
△14.2
※ 平成26年度の人件費は,新会計制度移行に伴う特別損失分を含む。
●
人件費は,新会計制度移行に伴う過年度賞与分の皆減(△1,184万円)及び職員の減
(△1人)などにより,前年度に比べ2,041万円減の1億5,545万円を計上しています。
●
維持管理費は,工事請負費の減(△6,900万円)などにより,前年度に比べ5,656万円減の
2億3,960万円を計上しています。
イ 資本的収支
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
比較
平成26年度②
増減(①-②)
伸び率
資本的収入
184,401
219,501
△35,100
△16.0
資本的支出
655,070
704,747
△49,677
△7.0
△470,669
△485,246
14,577
-
収支差引不足額
●
収支差引不足額4億7,067万円は,損益勘定留保資金等で補填します。
(ア) 資本的収入内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
比較
平成26年度②
増減(①-②)
伸び率
企業債
184,400
219,500
△35,100
△16.0
その他
1
1
0
-
184,401
219,501
△35,100
△16.0
計
●
企業債は,配水施設等整備事業債の減により,前年度に比べ3,510万円減の1億8,440万
円を計上しています。
(イ) 資本的支出内訳
区分
建設改良費
企業債償還金
計
●
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
576,589
632,895
△56,306
△8.9
78,481
71,852
6,629
9.2
655,070
704,747
△49,677
△7.0
建設改良費は,配水施設等整備事業費の減(△5,773万円)などにより,前年度に比べ
5,631万円減の5億7,659万円を計上しています。
- 10 -
工業用水道事業会計
(3) 一般会計繰入金
(単位:千円)
区分
平成27年度①
平成26年度②
比較(①-②)
1,360
1,332
28
1,360
1,332
28
1,360
1,332
28
1,360
1,332
28
平成27年度①
平成26年度②
比較(①-②)
繰出基準内繰入金
1,360
1,332
28
繰出基準外繰入金
0
0
0
1,360
1,332
28
収益的収入
補助金
児童手当に要する経費
計
繰出基準内訳
計
- 11 -
工業用水道事業会計
(4) 平成27年度 呉市工業用水道事業会計予算(案)(対前年度比較)
(単位:千円,% 税込み)
区分
収益的収入
平成27年度予算(案) ①
金額
構成比
平成26年度予算 ②
金額
比較(①-②)
構成比
金額
伸び率
646,270
100.0
658,380
100.0
△12,110
△1.8
619,560
95.9
625,333
95.0
△5,773
△0.9
609,305
94.3
601,236
91.3
8,069
1.3
0
0.0
16,000
2.4
△16,000
皆減
10,255
1.6
8,097
1.2
2,158
26.7
2 営業外収益
26,709
4.1
33,046
5.0
△6,337
△19.2
受取利息
1,200
0.2
1,200
0.2
0
-
一般会計補助金
1,360
0.2
1,332
0.2
28
2.1
長期前受金戻入
20,802
3.2
20,747
3.2
55
0.3
消費税及び地方消費税還付金
2,297
0.4
8,711
1.3
△6,414
△73.6
雑収益
1,050
0.2
1,056
0.2
△6
△0.6
3 特別利益
1
0.0
1
0.0
0
-
516,358
100.0
601,851
100.0
△85,493
△14.2
1 営業費用
488,054
94.5
558,422
92.8
△70,368
△12.6
人件費
155,453
30.1
164,026
27.3
△8,573
△5.2
維持管理費
239,598
46.4
296,154
49.2
△56,556
△19.1
修繕費
30,213
5.9
17,267
2.9
12,946
75.0
委託料
61,187
11.8
53,485
8.9
7,702
14.4
動力費
28,055
5.4
27,077
4.5
978
3.6
薬品費
1,419
0.3
1,373
0.2
46
3.4
118,724
23.0
196,952
32.7
△78,228
△39.7
93,003
18.0
98,242
16.3
△5,239
△5.3
2 営業外費用
18,303
3.5
21,590
3.6
△3,287
△15.2
支払利息
18,301
3.5
21,588
3.6
△3,287
△15.2
雑支出
2
0.0
2
0.0
0
-
3 特別損失
1
0.0
11,839
2.0
△11,838
△100.0
10,000
1.9
10,000
1.7
0
-
129,912
-
56,529
-
73,383
-
△30,886
-
△31,006
-
120
-
99,026
-
25,523
-
73,503
-
1 営業収益
給水収益
受託工事収益
その他営業収益
収益的支出
その他経費
減価償却費等
4 予備費
収支差引
消費税等資本的収支調整額
純損益(税抜き)
- 12 -
工業用水道事業会計
(単位:千円,% 税込み)
区分
資本的収入
平成27年度予算(案) ①
金額
構成比
平成26年度予算 ②
金額
比較(①-②)
構成比
金額
伸び率
184,401
100.0
219,501
100.0
△35,100
△16.0
184,400
100.0
219,500
100.0
△35,100
△16.0
184,400
100.0
219,500
100.0
△35,100
△16.0
1
0.0
1
0.0
0
-
655,070
100.0
704,747
100.0
△49,677
△7.0
576,589
88.0
632,895
89.8
△56,306
△8.9
570,869
87.1
628,595
89.2
△57,726
△9.2
固定資産購入費
4,200
0.6
100
0.0
4,100
4,100.0
リース債務償還金
1,520
0.2
4,200
0.6
△2,680
△63.8
78,481
12.0
71,852
10.2
6,629
9.2
△470,669
-
△485,246
-
14,577
-
470,669
-
485,246
-
△14,577
-
30,886
-
31,006
-
△120
-
建設改良積立金
324,800
-
350,000
-
△25,200
-
損益勘定留保資金
114,983
-
104,240
-
10,743
-
1 企業債
配水施設等整備事業債
2 固定資産売却代金
資本的支出
1 建設改良費
配水施設等整備事業費
2 企業債償還金
収支差引不足額
補填財源
消費税等資本的収支調整額
※ 各項目を四捨五入しているため,合計と一致しない場合がある。
- 13 -
工業用水道事業会計
3 下水道事業会計
(1) 業務量 区分
単位
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率(%)
排水戸数
戸
95,300
95,400
△100
△0.1
年間総処理水量
㎥
24,069,000
24,179,000
△110,000
△0.5
1日平均処理水量
㎥
65,762
66,244
△482
△0.7
(2) 予算概要 ア 収益的収支
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
収益的収入
7,556,637
7,360,129
196,508
2.7
収益的支出
7,247,049
7,435,328
△188,279
△2.5
△76,453
△91,112
14,659
-
233,135
△166,311
399,446
-
消費税等資本的収支調整額
収支差引
●
損益(税抜き)は,2億3,314万円の純利益を計上しています。
(ア) 収益的収入内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
下水道使用料
4,136,210
3,865,455
270,755
7.0
一般会計繰入金
1,698,653
1,924,067
△225,414
△11.7
受託事業収益
93,115
98,588
△5,473
△5.6
集落排水事業負担金
46,692
46,082
610
1.3
1,558,785
1,399,142
159,643
11.4
その他収入
23,182
26,795
△3,613
△13.5
計
7,556,637
7,360,129
196,508
2.7
長期前受金戻入
●
下水道使用料は,使用料改定により,前年度に比べ2億7,076万円増の41億3,621万円を
計上しています。
●
一般会計繰入金は,退職手当負担金(△4,062万円)及び経営安定化補助金(△1億
7,236万円)などの減により,前年度に比べ2億2,541万円減の16億9,865万円を計上してい
ます。
●
受託事業収益は,東部処理場,ポンプ所及び樋門の維持管理経費に係る一般会計から
の収入です。
●
集落排水事業負担金は,集落排水事業特別会計に係る職員6人の人件費負担金です。
- 14 -
下水道事業会計
(イ) 収益的支出内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
人件費
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
538,453
658,813
△120,360
△18.3
維持管理費
2,068,803
2,116,269
△47,466
△2.2
減価償却費等
3,462,983
3,482,400
△19,417
△0.6
その他支出
1,176,810
1,177,846
△1,036
△0.1
計
7,247,049
7,435,328
△188,279
△2.5
※ 平成26年度の人件費は,新会計制度移行に伴う特別損失分を含む。
●
人件費は,退職給付費の減(△4,304万円)などにより,前年度に比べ1億2,036万円減の5
億3,845万円を計上しています。
●
維持管理費は,臨時的な委託業務の減(△2,297万円)などにより,前年度に比べ4,747万
円減の20億7,421万円を計上しています。
イ 資本的収支
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
資本的収入
2,468,966
3,282,619
△813,653
△24.8
資本的支出
4,832,797
5,642,526
△809,729
△14.4
△2,363,831
△2,359,907
△3,924
-
収支差引不足額
●
収支差引不足額23億6,383万円は,損益勘定留保資金等で補填します。
(ア) 資本的収入内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
企業債
1,811,600
2,050,400
△238,800
△11.6
出資金
59,524
117,278
△57,754
△49.2
国庫補助金
315,000
837,500
△522,500
△62.4
一般会計繰入金
255,019
242,745
12,274
5.1
その他収入
27,823
34,696
△6,873
△19.8
計
2,468,966
3,282,619
△813,653
△24.8
●
企業債は,建設企業債の減(△2億3,880万円)により,前年度に比べ2億3,880万円減の18
億1,160万円を計上しています。
●
出資金は,建設改良事業に要する経費のうち,自主財源相当額を一般会計から受け入れ
るものです。
●
国庫補助金は,下水道の主要な管きょ,ポンプ場,終末処理場の設置又は改築に要する
経費に係る補助金です。
●
一般会計繰入金は,下水道事業債の償還に要する経費(元金)の増(1,087万円増)など
により,前年度に比べ1,227万円増の2億5,502万円を計上しています。
- 15 -
下水道事業会計
(イ) 資本的支出内訳
区分
(単位:千円,% 税込み)
平成27年度①
平成26年度②
比較
増減(①-②)
伸び率
建設改良費
1,662,698
2,455,994
△793,296
△32.3
償還金
3,170,099
3,186,532
△16,433
△0.5
4,832,797
5,642,526
△809,729
△14.4
計
●
建設改良費は,幹線管渠整備費(△7億7,848万円)及び特定環境保全事業費(△3,008
万円)などの減により,前年度に比べ7億9,330万円減の16億6,270万円を計上しています。
- 16 -
下水道事業会計
(3) 一般会計繰入金
(単位:千円)
区分
平成27年度①
平成26年度②
比較(①-②)
1,698,653
1,924,067
△225,414
778,764
831,274
△52,510
735,109
746,997
△11,888
43,655
84,277
△40,622
919,889
1,092,793
△172,904
下水の規制に関する事務に要する経費
19,347
19,535
△188
水洗便所の普及促進等に関する事務に要する経費
14,849
14,684
165
1,523
5,378
△3,855
111,524
102,973
8,551
下水道事業債(特別措置分)の償還に要する経費(利子)
10,207
9,967
240
下水道事業債(臨時措置分)の償還に要する経費(利子)
24,181
25,639
△1,458
臨時財政特例債の償還に要する経費(利子)
19,708
23,355
△3,647
4,962
5,450
△488
713,451
885,812
△172,361
137
0
137
314,543
360,023
△45,480
255,019
242,745
12,274
雨水処理に要する経費(雨水用地に係る元金償還分)
4,166
2,763
1,403
下水道事業債(特別措置分)の償還に要する経費(元金)
33,412
26,272
7,140
下水道事業債(臨時措置分)の償還に要する経費(元金)
77,173
75,715
1,458
140,268
137,995
2,273
59,524
117,278
△57,754
59,524
117,278
△57,754
2,013,196
2,284,090
△270,894
平成27年度①
平成26年度②
比較(①-②)
繰出基準内繰入金
1,196,429
1,196,723
△294
繰出基準外繰入金
816,767
1,087,367
△270,600
2,013,196
2,284,090
△270,894
収益的収入
負担金
雨水処理に要する経費
☆退職手当負担金
補助金
高度処理に要する経費
高資本費対策に要する経費
児童手当に要する経費
☆経営安定化補助金
☆下水道使用料減免分(東日本大震災関連)
資本的収入
補助金
臨時財政特例債の償還に要する経費(元金)
出資金
☆建設改良出資金(自主財源相当分)
計
繰出基準内訳
計
☆印は,繰出基準外の繰入金
●
収益的収入に係る繰入金及び資本的収入に係る繰入金のいずれも減になり,前年度に比べ
2億7,089万円減の20億1,320万円を計上しています。
- 17 -
下水道事業会計
(4) 平成27年度 呉市下水道事業会計予算(案)(対前年度比較)
(単位:千円,% 税込み)
区分
収益的収入
平成27年度予算(案) ①
金額
構成比
平成26年度予算 ②
金額
比較(①-②)
構成比
金額
伸び率
7,556,637
100.0
7,360,129
100.0
196,508
2.7
4,922,486
65.1
4,704,785
63.9
217,701
4.6
4,136,210
54.7
3,865,455
52.5
270,755
7.0
一般会計負担金
778,764
10.3
831,274
11.3
△52,510
△6.3
その他営業収益
7,512
0.1
8,056
0.1
△544
△6.8
2 営業外収益
2,634,150
34.9
2,655,344
36.1
△21,194
△0.8
受取利息
350
0.0
350
0.0
0
-
919,889
12.2
1,092,793
14.8
△172,904
△15.8
受託事業収益
93,115
1.2
98,588
1.3
△5,473
△5.6
集落排水事業負担金
46,692
0.6
46,082
0.6
610
1.3
1,558,785
20.6
1,399,142
19.0
159,643
11.4
雑収益
15,319
0.2
18,389
0.2
△3,070
△16.7
3 特別利益
1
0.0
0
-
1
皆増
7,247,049
100.0
7,435,328
100.0
△188,279
△2.5
1 営業費用
5,995,556
82.7
6,093,573
82.0
△98,017
△1.6
人件費
463,770
6.4
494,904
6.7
△31,134
△6.3
維持管理費
2,068,803
28.5
2,116,269
28.5
△47,466
△2.2
修繕費
259,411
3.6
237,599
3.2
21,812
9.2
委託料
1,109,579
15.3
1,176,289
15.8
△66,710
△5.7
材料費
17,281
0.2
11,072
0.1
6,209
56.1
工事請負費
119,557
1.6
167,022
2.2
△47,465
△28.4
動力費
327,184
4.5
295,588
4.0
31,596
10.7
薬品費
18,744
0.3
18,684
0.3
60
0.3
217,047
3.0
210,015
2.8
7,032
3.3
3,462,983
47.8
3,482,400
46.8
△19,417
△0.6
2 営業外費用
1,231,492
17.0
1,227,622
16.5
3,870
0.3
支払利息
988,182
13.6
1,044,364
14.0
△56,182
△5.4
東部処理場受託事業費
63,243
0.9
68,891
0.9
△5,648
△8.2
ポンプ所及び樋門管理受託事業費
27,515
0.4
27,389
0.4
126
0.5
集落排水事業費
46,692
0.6
46,082
0.6
610
1.3
105,860
1.5
40,896
0.6
64,964
158.9
1
0.0
94,133
1.3
△94,132
△100.0
20,000
0.3
20,000
0.3
0
-
309,588
-
△75,199
-
384,787
-
△76,453
-
△91,112
-
14,659
-
233,135
-
△166,311
-
399,446
-
1 営業収益
下水道使用料
一般会計補助金
長期前受金戻入
収益的支出
その他経費
減価償却費等
消費税及び地方消費税
3 特別損失
4 予備費
収支差引
消費税等資本的収支調整額
純損益(税抜き)
- 18 -
下水道事業会計
(単位:千円,% 税込み)
区分
資本的収入
平成27年度予算(案) ①
金額
構成比
平成26年度予算 ②
金額
構成比
比較(①-②)
金額
伸び率
2,468,966
100.0
3,282,619
100.0
△813,653
△24.8
1,811,600
73.4
2,050,400
62.5
△238,800
△11.6
1,111,600
45.0
1,350,400
41.1
△238,800
△17.7
700,000
28.4
700,000
21.3
0
-
2 出資金
59,524
2.4
117,278
3.6
△57,754
△49.2
3 補助金
570,019
23.1
1,080,245
32.9
△510,226
△47.2
国庫補助金
315,000
12.8
837,500
25.5
△522,500
△62.4
一般会計補助金
255,019
10.3
242,745
7.4
12,274
5.1
4 負担金
18,369
0.7
19,113
0.6
△744
△3.9
5 分担金
9,412
0.4
13,791
0.4
△4,379
△31.8
42
0.0
1,792
0.1
△1,750
△97.7
4,832,797
100.0
5,642,526
100.0
△809,729
△14.4
1,662,698
34.4
2,455,994
43.5
△793,296
△32.3
幹線管渠整備費
663,836
13.7
1,442,313
25.6
△778,477
△54.0
枝線管渠整備費
242,315
5.0
216,728
3.8
25,587
11.8
38,093
0.8
48,416
0.9
△10,323
△21.3
718,454
14.9
748,537
13.3
△30,083
△4.0
3,170,099
65.6
3,186,532
56.5
△16,433
△0.5
1 企業債
建設企業債
資本費平準化債
6 貸付金回収金
資本的支出
1 建設改良費
処理場整備費
特定環境保全事業費
2 償還金
収支差引不足額
補填財源
消費税等資本的収支調整額
減債積立金
建設改良積立金
損益勘定留保資金
△2,363,831
-
△2,359,907
-
△3,924
-
2,363,831
-
2,359,907
-
3,924
-
76,453
-
91,112
-
△14,659
-
288,180
-
140,537
-
147,643
-
95,000
-
45,000
-
50,000
-
1,904,198
-
2,083,258
-
△179,060
-
※ 各項目を四捨五入しているため,合計と一致しない場合がある。
- 19 -
下水道事業会計
- 20 -
下水道事業会計
Ⅳ 平成27年度
重点施策・基本施策
呉市上下水道ビジョン(2014-2023)基本施策体系図
基
本
理
念
基本方針
基本方針
1 安全で安心な
水道水の供給
次
世
代
に
つ
な
ぐ
信
頼
あ
る
上
下
水
道
基本施策
基本施策
1-1 水道水の安全性の確保
1-2 水道施設の適切な維持管理
2 快適で安心な
暮らしを支える
下水道
(2) 安全な水道水の供給
(1) 漏水対策の推進
(2) 水道施設情報の効率的な活用
(1) 水源系統の最適化
【重点施策】
1-4 水道施設の計画的な改築更新
(1) 管路の更新
2-1 生活排水対策の推進
2-3 下水道施設の適切な維持管理
【重点施策】
2-4 下水道施設の計画的な改築更新
3-1 広報・広聴活動の推進
3-2 お客様の利便性の向上
4 災害等に対する
危機管理対策の
強化
(1) 水質管理体制の充実
【重点施策】
1-3 施設の最適化
【重点施策】
2-2 浸水対策(雨水整備)の推進
3 お客様との
コミュニケーショ ン
の推進
具体施策
具体的な取組
【重点施策】
4-1 施設の耐震化の推進
4-2 防災体制の強化
(2) 施設運用の最適化
(2) 施設の改築更新
(1) 未普及地区の整備促進
(2) 公共用水域への放流水質の管理
(1) 浸水対策事業の推進
(1) 維持管理体制の強化
(1) 管きょの改築更新
(2) 処理場・ポンプ場の改築更新
(1) 情報提供の充実
(2) お客様ニーズの把握と意見反映
(1) 総合窓口の充実
(2) 料金納付の利便性の向上
(1) 水道施設の耐震化の推進
(2) 下水道施設の耐震化の推進
(1) 防災マニュアルの充実と定期的な
訓練の実施
(2) 応急給水・復旧体制の強化
(3) 連携体制の強化
5 環境にやさしい
水循環の創出
6 健全で安定的な
事業運営
5-1 環境にやさしい事業活動の推進
【重点施策】
6-1 経営基盤の強化
6-2 組織力の強化・向上
- 21 -
(1) 資源の有効活用の推進
(2) 環境負荷の低減
(3) 環境保全活動の推進
(1) 効率的な事業の推進
(2) 民間活力の導入の推進
(1) 人材育成の推進
(2) 技術継承の推進
(3) 機能的な組織体制づくり
平成27年度 重点施策
※( )は,平成26年度当初予算額
◆ 安全で安心な水道水の供給
【重点施策1】 施設の最適化 (基本施策1-3)
(1) 水源系統の最適化
【水道】 - (-) 【工水】 - (-)
水源の余力が大きくなっているため,水道及び工業用水道の水源を総合的に勘案し,適正な規
模での水源利用のあり方について検討します。
●
水源利用の合理的運用検討(継続)
(2) 施設運用の最適化
【水道・工水】 2,284万円 (-)
施設の効率化を図るため,配水池水系の再編等について調査,検討を行い,管路の口径縮小
や配水池などの施設の適切なダウンサイジングを行います。
●
アセットマネジメント計画策定
【水道・工水】2,284万円
【重点施策2】 水道施設の計画的な改築更新 (基本施策1-4)
(1) 管路の更新
【水道】 8億9,850万円 (8億7,300万円)
管路更新計画に基づいて,老朽化が進んだ配水管を対象に耐震性の高い管へ更新します。特
に,昭和44年以前に整備した漏水のおそれのある無ライニング鋳鉄管の早期解消に向けてスピー
ドアップを図ります。また,過去に市民給水に多大な影響をもたらした漏水事故を踏まえて,配水
幹線等の更新を計画的に進めます。
● 配水管更新
【水道】7億4,960万円
・更新延長 13,257m
・H27年度末更新進捗率 【18.2%】=更新延長(24,525m)÷計画更新延長(135,000m)
● 休山東部幹線更新
【水道】8,080万円
・更新延長 80m
・H27年度末更新進捗率 【64.9%】=更新延長(2,679m)÷計画更新延長(4,130m)
● 本庄導水線路更新
【水道】5,830万円
・更新延長 195m
・H27年度末更新進捗率 【12.8%】=更新延長(320m)÷H25年度末未更新延長(2,500m)
- 22 -
重点施策
<工業用水道事業>
【工水】 5億2,020万円 (5億9,646万円)
平成28年度の完成を目指し,昭和30年代に布設した広地区の事業所へ供給する二級配水管
の更新を行います。
● 二級配水管更新
【工水】5億2,020万円
・シールド工事 1,094m (H25~28年度)
・H27年度末更新進捗率 【65.8%】=更新延長(2,113m)÷計画更新延長(3,210m) (2) 施設の改築更新
【水道・工水】 16億3,110万円 (8億138万円)
平原浄水場の機能を宮原浄水場に統合することを目的とした,宮原浄水場統合整備事業(第1
期工事)が完了し,新たな施設は平成25年度から供用を開始しています。
平成26年度からは,平原浄水場跡地に配水池の整備に着手するなど,第2期工事を計画的に
進めています。
●
宮原浄水場管理棟整備(実施設計)
【水道・工水】7,500万円
劣化が著しく,手狭な宮原浄水場管理棟の建設に着手
● 宮原浄水場排水処理施設整備(H25~27年度)
【水道】5億72万円
水道水を作る過程で排出される不純物(汚泥)を処理する施設の整備
● 平原低区配水池整備(H26~29年度)
【水道】5億5,598万円
主に旧市内北部地区等に配水する水道水を一時的に貯留する施設の整備
● 共同施設建設改良事業負担金
【水道】3億3,500万円
広島県等との共同施設を建設改良するための負担金
- 23 -
重点施策
◆ 快適で安心な暮らしを支える下水道
【重点施策3】 浸水対策(雨水整備)の推進(基本施策2-2)
(1) 浸水対策事業の推進
【下水】 1億6,200万円 (9億5,600万円)
JR広駅を中心とした広東地区や,音戸市民センター南側地
区における浸水被害の減少や被害の軽減を図るため,雨水ポ
ンプ設備や雨水貯留施設の整備を行います。
名田雨水ポンプ場
(H27年度供用開始予定)
● 広東地区雨水貯留施設整備(H26~28年度)
【下水】1億2,500万円
豪雨時の排水しきれない雨水を一時的に地下へ貯留する施設の整備
● 雨水幹線長寿命化計画(免田川勾配修正)実施設計
【下水】1,700万円
雨水の排水能力を高めるための河床勾配修正
● 南隠渡ポンプ場整備(実施設計)
【下水】1,700万円
豪雨時の雨水を海へ排水するポンプ設備の整備
【重点施策4】 下水道施設の計画的な改築更新(基本施策2-4)
(1) 管きょの改築更新
【下水】 2億5,200万円 (2億1,600万円)
第1期長寿命化計画(H23~27年度)及び平成26
年度に策定した第2期長寿命化計画(H27~31年度)
に基づき,劣化による事故防止及びライフサイクルコ
ストの最小化を図るため,中央地区の合流幹線や大
口径管きょ等の管更生を実施し,長寿命化の完了を
目指します。
施工前
施工後
硫化水素
による
腐食部
管更生による管きょの改築例
● 管きょ改築更新
【下水】2億3,100万円
・更新延長 1,240m
・年度末更新進捗率 【43.8%】=更新延長(4,865m)÷計画更新延長(11,100m)
- 24 -
重点施策
(2) 処理場・ポンプ場の改築更新
【下水】 7,400万円 (1億3,530万円)
長寿命化計画(H25~29年度)に基づき,下水道事業創設期に建設した二河川ポンプ場及び新
宮浄化センターの設備の計画的な改築更新を進めます。
●
第2期長寿命化計画策定(新宮浄化センター設備更新等)
【下水】1,200万円
新宮浄化センターを更新整備するための第2期計画策定
● 二河川ポンプ場合流汚水ポンプ設備更新(H27~28年度)
【下水】3,500万円
下水を処理場へ送る中継施設の更新整備
● 新宮浄化センター受変電設備(実施設計)
【下水】1,700万円
受電した電力を処理場設備に適した電圧に変換する設備の更新整備
◆ 災害等に対する危機管理対策の強化
【重点施策5】 施設の耐震化の推進(基本施策4-1)
※事業費は,重点施策2「水道施設の計画的な改築
更新」に耐震性向上経費を含む。
(1) 水道施設の耐震化の推進
新設管路や,スピードアップを図っていく管路更新に合わせ,耐震
性,耐久性の高い耐震継手管を使用して更新します。
また,施設の更新においては,耐震性能を有する構造として築造しま
す。
●
管路更新による耐震化(全管路に耐震継手管を使用)
●
構築物の整備・耐震化
耐震継手管を使用した
配水管布設工事
宮原浄水場排水処理施設,平原低区配水池等
※事業費は,重点施策3「浸水対策(雨水整備)の推
進」,重点施策4「下水道施設の計画的な改築更新」
に耐震性向上経費を含む。
(2) 下水道施設の耐震化の推進
管きょの更生工事に併せて,可とう性のある材質を使用するなどの耐震化を進めます。
また,新たに布設する管きょは,可とう管及び可とう継手を使用した耐震対策を講じます。
● 管きょの新設及び改築による耐震化
● 構築物の整備・耐震化
広東地区雨水貯留施設等
- 25 -
重点施策
◆ 健全で安定的な事業運営
【重点施策6】 経営基盤の強化(基本施策6-1)
(1) 効率的な事業の推進
●
【水道・工水・下水】 21億2,491万円 (24億1,885万円)
【新】公営企業会計システムの構築
【水道・工水・下水】2,100万円
3会計共通システムの構築
●
保有資産の有効活用
【水道】350万円
未利用地売却のための不動産登記調査業務等
●
職員体制再構築計画の推進
【水道・工水・下水】20億8,539万円
今後の経営の効率化に向けた取組を更に推進するため,上下水道局としての職員体制の在り
方や定員適正化の進め方を明確にした「呉市上下水道局職員体制再構築計画」を着実に推進し
ます。
◇職員の削減 【水道・工水・下水】
・[H26年度]224人 → [H27年度]205人
(削減目標 [H30年度]170人)
(単位:人)
水道
区分
工水
下水
合計
25年度
129
17
83
229
26年度
127
17
80
224
27年度
112
16
77
205
28年度
196
29年度
183
30年度
170
●
(人)
250
職員数の推移(職員体制再構築計画)
229
224
205
200
196
183
170
150
100
25年度 26年度 27年度 28年度 29年度 30年度
企業債借入れの抑制 【水道・工水・下水】
水需要に応じた適性規模での施設整備を実施
借入額(億円)
企業債残高(億円)
区分
水道
工水
下水
計
水道
工水
下水
計
26年度
10.1
0.7
20.3
31.1 177.4
11.4 469.4 658.2
27年度
20.3
1.8
18.1
40.2 186.5
12.5 455.8 654.8
28年度
23.8
5.3
23.8
52.9 199.1
16.9 447.4 663.4
29年度
31.7
1.6
20.5
53.8 219.1
17.7 435.5 672.3
(億円) 企業債借入額・残高の推移(見込)
(億円)
700
60
672.3
666.2
663.4
658.2
654.8
53.8
52.9
600
40
40.2
31.1
500
20
26年度
30年度
19.6
0.5
19.8
39.9 225.8
39.9
17.3 423.1 666.2
- 26 -
27年度 28年度
企業債残高
29年度 30年度
借入額
重点施策
(2) 民間活力導入の推進
【水道・工水・下水】 6億5,672万円 (6億1,843万円)
事業運営の効率化を図るため,民間企業からの提案を募集し,アウトソーシングの導入に積極
的に取り組みます。
平成27年度は,現行の包括的委託に加え,浄水場の夜間・休日の運転管理業務の委託を行い
ます。
● 【新】宮原浄水場運転管理業務委託
【水道・工水】4,860万円
宮原浄水場の夜間・休日の運転管理業務を委託
●
【新】廃棄水道メータ分解分別業務委託
【水道・下水】49万円
再利用が不可能な水道メータを分解・分別する業務を福祉事業所へ委託
● 上下水道事業検針・収納等業務委託
【水道・下水】2億3,505万円
水道料金及び下水道使用料の検針・収納等業務を包括委託
● 下水処理場管理業務包括的委託
【下水】3億5,919万円
施設の維持管理業務のほか,少額修繕業務,薬品等の調達・管理業務等を包括委託
●
水質毎日検査業務委託
【水道】706万円
毎日,市内31か所での水質検査を委託
- 27 -
重点施策
平成27年度 基本施策
※( )は,平成26年度当初予算額
1 安全で安心な水道水の供給
1-1 水道水の安全性の確保
(1) 水質管理体制の充実
【水道】 2,388万円 (1,599万円)
水安全計画及び水質検査計画に基づき,徹底した水質管理を行います。また,宮原浄水場の
各ろ過池に設置した高感度濁度計により,ろ過水濁度を常時把握し,適正な濁度を維持すること
で,耐塩素性病原生物であるクリプトスポリジウム等の汚染に対する予防対策を講じます。
●
水質検査機器の購入
【水道】1,830万円
(2) 安全な水道水の供給
【水道】 810万円 (5,850万円)
計画給水区域内の水道未給水地区の解消に向けて,配水施設を整備し水道水の普及促進を
図ります。
また,小規模貯水槽の設置者に対する実態調査を踏まえ,適正管理に向けた助言・指導を継続
的に行います。
貯水槽の設置状況 (H25年度末現在)
●
配水管布設
【水道】810万円
苗代町 295m
●
簡易専用水道
10㎥超
432件(19.8%)
小規模貯水槽水道
10㎥以下
1,746件(80.2%)
小規模貯水槽の設置件数
1,746件
1-2 水道施設の適切な維持管理
(1) 漏水対策の推進
【水道】 1億2,656万円 (1億2,786万円)
漏水事故の未然防止を図るため,修繕履歴等を基にして効果的な漏水調査を実施します。
また,定期的に管路等の調査・点検を実施し,未然防止に努めます。
●
漏水調査計画
【水道】864万円
6ブロックを,6年1サイクルで実施
【H27年度実施予定地区】
中央地区,川尻地区,豊浜地区,豊地区
- 28 -
基本施策
(2) 水道施設情報の効率的な活用
【水道】 2,548万円 (1,791万円)
膨大な管路情報を一元管理する水道施設情報管理システム等を,緊急時の迅速な復旧体制の
確立や効率的な維持管理に活用します。
●
水道施設情報管理システム
【水道】1,792万円
1-3 施設の最適化 ⇒ 重点施策1へ
1-4 水道施設の計画的な改築更新 ⇒ 重点施策2へ
2 快適で安心な暮らしを支える下水道
2-1 生活排水対策の推進
(1) 未普及地区の整備促進
【下水】 7億8,873万円 (5億9,732万円)
下水道の未整備地域の早期解消を図るため,国庫補助を最大限に活用しながら事業計画に基
づき整備を進めます。
また,供用開始後3年を経過した区域の下水道未接続者に対し,個別訪問指導や啓発ビラの配
布,助成制度の活用等による普及勧奨を進め,未接続者の解消に努めます。
●
整備延長 11,055m
【下水】6億2,100万円
【H27年度整備予定地区】 栃原地区,川尻町原山地区,安浦町原畑地区,音戸町坪井地区,倉橋町宇和木地区等
(2) 公共用水域への放流水質の管理
【下水】 - (-)
下水道排水基準に適合して下水道に排出するための「除害施設」を設置している事業場等への
立入調査や事業場排水の水質検査により,監視指導を継続的に実施します。
2-2 浸水対策(雨水整備)の推進 ⇒ 重点施策3へ
2-3 下水道施設の適切な維持管理
(1) 維持管理体制の強化
【下水】 1億3,271万円 (1億8,283万円)
管路清掃に併せて簡易調査やTVカメラでの詳細調査による劣化状況の確認,健全度の評価を
行い,必要に応じた修繕や計画的な改築更新につなげるなど,施設の機能低下や事故防止への
対応について,予防保全型の考え方で適切な維持管理に取り組みます。
●
管きょ清掃調査,溢水対策調査等
【下水】1億3,271万円
2-4 下水道施設の計画的な改築更新 ⇒ 重点施策4へ
- 29 -
基本施策
3 お客様とのコミュニケーションの推進
3-1 広報・広聴活動の推進
(1) 情報提供の充実
【水道・工水・下水】 490万円 (472万円)
上下水道事業の経営状況や現況と課題,その取組などを広
報紙,ホームページ及び出前トークなどにより,わかりやすく的
確に情報発信します。
また,上下水道事業パンフレットを作成し,水循環に関わる
事業として総合的に捉えた事業運営のPRを継続します。
さらに,水道週間,下水道の日の催しの開催や施設見学会,
小学校訪問授業,子ども水道教室の開催等を実施します。
●
訪問授業の様子
施設見学会,小学校訪問授業,子ども水道教室の開催等
(2) お客様ニーズの把握と意見反映
【水道・工水・下水】 20万円 (40万円)
お客様から寄せられる要望や苦情などを収集して内容を分析することにより,お客様ニーズに基
づいた事務改善に取り組みます。
3-2 お客様の利便性の向上
(1) 総合窓口の充実
【水道・工水・下水】 2,033万円 (2,003万円)
お客様サービスの向上のため,ワンストップサービスの提供に努めます。
(2) 料金納付の利便性の向上
【水道・下水】 1,171万円 (884万円)
水道料金等の支払時における負担感の軽減化を図るため,口座振替によりお支払いただくお客
様を対象に,毎月徴収を実施します。
※平成26年10月検針分から実施
- 30 -
基本施策
4 災害等に対する危機管理対策の強化
4-1 施設の耐震化の推進 ⇒ 重点施策5へ
4-2 防災体制の強化
(1) 防災マニュアルの充実と定期的な訓練の実施
【水道・工水・下水】 6万円 (2万円)
定期的な訓練の実施や(公社)日本水道協会主催の防
災訓練等へ参加を継続し,非常時対応能力の向上を図ると
ともに,訓練を通じたフィードバックにより防災マニュアルを
充実させます。
また,大規模災害等あらゆる危機に遭遇しても上下水道
事業(管理・施設運営など)の継続が可能となるよう,事業継
続計画(BCP)の考え方を取り入れて,上下水道局危機管
理指針を充実させていきます。
(公社)日本水道協会防災訓練の様子
(2) 応急給水・復旧対策の強化
【水道】 1,360万円 (897万円)
応急給水訓練の定期的な実施と,地域の自主防災組織と連
携した応急給水訓練に取り組みます。
また,緊急時における市民給水への影響を最小限に抑える
ため,既存管路へ不断水工法等により仕切弁を設置し,断水
規模の縮小を図ります。
●
仕切弁設置数 10か所
【水道】1,360万円
計画 : H26~28年度 市内全25か所設置
効果 : 断水解消戸数 約6,300戸→約940戸
(3) 連携体制の強化
応急給水訓練の様子
【水道】 914万円 (934万円)
関係機関との連携体制を強化するとともに,上下水道施設においても警備体制を強化するた
め,進入防止フェンスの延長や機械警備の強化など,総合的な監視体制の強化を図ります。
5 環境にやさしい水循環の創出
5-1 環境にやさしい事業活動の推進
(1) 資源の有効活用の推進
【水道・工水・下水】 2億9,348万円 (3億620万円)
浄水処理,汚水処理から発生する汚泥について,セメント原燃料やコンポスト(汚泥堆肥)の原
材料として100%有効利用を図り,資源循環を推進します。
- 31 -
基本施策
(2) 環境負荷の低減
【水道・工水・下水】 - (-)
「呉市地球温暖化対策実行計画」に基づき,事務・事業から排出される温室効果ガスの削減に
努めます。
また,設備等の施設更新に合わせ,エネルギー消費の少ない施設やシステムの整備を図りま
す。
(3) 環境保全活動の推進
【水道】 46万円 (270万円)
広島市の「太田川源流の森」での住民参加型の森林保全活動(林業
体験活動,森林学習)を通じて,呉の水を守るための水源涵養の啓発活
動を行います。
また,水に親しみ,水循環の大切さ等を啓発するため,訪問授業,出
前トーク,上下水道施設への見学会等を実施します。
「太田川源流の森」
森林保全活動
6 健全で安定的な事業運営
6-1 経営基盤の強化 ⇒ 重点施策6へ
6-2 組織力の強化・向上
(1) 人材育成の推進
【水道・工水・下水】 880万円 (857万円)
上下水道ビジョンの実現にふさわしい職員を育成するため,(第2期)呉市人材育成基本方針に
加えて,上下水道局独自の研修等を実施し,技術継承,技術力の向上に取り組みます。
※技術研修経費は,上記(1)「人材育成の推
進」の研修経費に含む。
(2) 技術継承の推進
日常の仕事を通じた知識,技術等の習得や所属での研修,外部研修の活用により,技術継承を
推進します。
(3) 機能的な組織体制づくり
【水道・工水・下水】 6,487万円 (4,893万円)
効率的な組織運営を進めるとともに,環境の変化に柔軟に対応できる機能的な組織づくりを推
進します。
また,呉市上下水道局職員体制再構築計画に基づき,サービスの向上と危機管理の在り方等
に配慮しながら,定員の適正化に取り組みます。
●
正職員の削減 19人減 (H26)224人 → (H27)205人
- 32 -
基本施策
Ⅴ
平成27年度
予算資料
【事業規模の推移】
【水道事業】
区分
(単位:千円,税込み)
収益的支出
①
資本的支出
②
5,405,455
3,854,453
23年度
事業規模
(①+②)
(億円)
150
9,259,908
24年度
5,457,073
4,939,752
10,396,825
25年度
5,265,963
2,986,678
8,252,641
26年度
5,759,310
3,868,318
9,627,628
27年度
5,663,948
5,075,104
10,739,052
100
92.6
38.5
104.0
107.4
96.3
82.6
49.4
29.9
38.7
50.8
50
【工業用水道事業】
(単位:千円,税込み)
収益的支出
①
資本的支出
②
23年度
598,339
260,553
858,892
24年度
440,984
349,354
790,338
区分
事業規模
(①+②)
54.1
54.6
52.7
57.6
56.6
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
0
収益的支出
(億円)
15
13.0
11.8
10
8.6
2.6
5
25年度
464,393
310,292
774,685
26年度
601,851
704,747
1,306,598
27年度
516,358
655,070
1,171,428
収益的支出
①
資本的支出
②
5,585,125
5,552,753
【下水道事業】
区分
23年度
(単位:千円,税込み)
事業規模
(①+②)
6.0
5,601,748
5,746,054
11,347,802
25年度
5,692,633
5,538,303
11,230,936
26年度
7,435,328
5,642,526
13,077,854
27年度
7,247,049
4,832,797
12,079,846
7.9
7.7
3.5
3.1
4.4
4.6
24年度
25年度
7.0
6.6
6.0
5.2
26年度
27年度
0
23年度
収益的支出
資本的支出
(億円)
150
11,137,878
24年度
資本的支出
130.8
111.4
113.5
112.3
55.5
57.5
55.4
55.9
56.0
56.9
23年度
24年度
25年度
120.8
56.4
100
48.3
50
74.4
72.5
26年度
27年度
0
収益的支出
資本的支出
【収益的収支】
一事業年度の企業の経営活動に伴って発生するすべての収益と費用を表します。
収入は,サービスの提供の対価としての料金・使用料収入が主体で,支出は,サービスの提供に要する人件費,維
持管理費,減価償却費などを計上します。
【資本的収支】
施設の建設といった支出の効果が次年度以降に及ぶ建設改良費や,企業債の元金償還額とその財源(企業債,国
庫補助金など)となる収入を計上します。
※ 23~25年度は決算額,26・27年度は当初予算額
- 33 -
予算資料
【人件費の推移】
【水道事業】
区分
(単位:千円,税込み)
職員数
人件費
うち退職手当
23年度
153
1,171,454
84,036
24年度
152
1,191,934
141,042
(人)
200
(億円)
15
11.7
10
153
11.9
129
928,703
150
129
101,280
127
1,035,347
145,278
1.0
1.5
24年度
25年度
26年度
112
859,131
【工業用水道事業】
区分
職員数
23年度
人件費
15
人件費
15
146,096
6,894
25年度
17
143,277
3,438
(人)
20
17
16
15
1.8
2
1.5
1.3
27年度
職員数
17
15
6,851
24年度
退職手当
(億円)
3
うち退職手当
130,326
1.5
100
154,984
(単位:千円,税込み)
112
0
23年度
27年度
127
1.4
0.8
26年度
8.6
152
5
25年度
10.4
9.3
1.6
1.4
10
1
26年度
17
27年度
16
175,865
155,453
【下水道事業】
区分
24,369
人件費
77
381,201
-
24年度
76
390,738
-
25年度
83
493,172
48,894
27年度
80
77
658,813
538,453
0.0
23年度
24年度
25年度
0.4
0.2
0
人件費
26年度
退職手当
27年度
職員数
(億円)
15
(人)
100
うち退職手当
23年度
26年度
0.1
35,091
(単位:千円,税込み)
職員数
0.1
158,634
77,330
77
76
83
80
77
10
6.6
5
3.9
3.8
50
5.4
4.9
0.0
0.0
0.5
23年度
24年度
25年度
1.6
0.8
0
人件費
26年度
退職手当
27年度
職員数
【人件費】
人件費は,職員に対する給料,手当等,健康保険料等の法定福利費,退職給付費等の総称をいいます。
機構改革や上下水道の組織統合による事務の効率化などにより人件費を削減してきましたが,今後とも「職員体制
再構築計画」の実施により,更なる削減に努めます。
【退職給付引当金】
平成26年度からの新会計制度移行に伴い,退職給付引当金の計上が義務化されました。
水道事業は14年分割計上,工業用水道事業は11年分割計上,下水道事業は一括計上を選択しています。
※ 23~25年度は決算額,26・27年度は当初予算額
※ 職員数は損益勘定所属職員と資本勘定所属職員の合計(管理者及び再任用職員を除く)で,人件費は損益勘定計上額
- 34 -
予算資料
【減価償却費・長期前受金の推移】
【水道事業】
(単位:千円)
減価償却費
①
長期前受金戻入
23年度
1,123,306
-
1,123,306
24年度
1,153,023
-
1,153,023
区分
②
従来分
①-②
25年度
1,365,574
-
1,365,574
26年度
1,674,802
299,565
1,375,237
27年度
1,668,752
291,205
1,377,547
【工業用水道事業】
区分
(単位:千円)
減価償却費
①
長期前受金戻入
93,431
-
23年度
②
従来分
①-②
89,148
-
89,148
25年度
94,497
-
94,497
26年度
96,106
20,747
75,359
27年度
91,614
20,802
70,812
減価償却費
①
長期前受金戻入
2,008,523
-
区分
23年度
(単位:千円)
②
16.7
従来分
①-②
11.2
11.5
11.2
11.5
23年度
24年度
10
13.7
13.7
13.8
25年度
26年度
27年度
0
従来分
長期前受金戻入
(億円)
2
1
2,045,283
-
2,045,283
25年度
2,059,384
-
2,059,384
26年度
3,482,098
1,399,142
2,082,956
27年度
3,462,983
1,558,785
1,904,198
1.0
0.9
0.9
0.9
0.9
0.9
0.9
0.9
0.8
0.7
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
0
従来分
長期前受金戻入
(億円)
40
2,008,523
24年度
16.7
13.7
93,431
24年度
【下水道事業】
(億円)
20
34.8
34.6
20.1
20.5
20.6
20.1
20.5
20.6
20.8
19.0
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
20
0
従来分
長期前受金戻入
【減価償却費】
施設の取得・更新に要した建設改良費を,取得年度の翌年度から収益的支出に配分したものです。
毎年,どのくらい施設が老朽化したかを数値化したものとして考えることができます。
【長期前受金戻入】
新会計制度により新たに導入された収益科目で,固定資産の財源を減価償却のペースに合わせて収益的収入に
配分したものであり,減価償却費に対する財源と考えることができます。
【みなし償却制度の廃止】
「みなし償却制度」とは,固定資産のうち補助金等が充当されている部分については減価償却を行わないことができ
る制度でしたが,平成26年度から廃止され,それにより減価償却費が増加しました。
※ 23~25年度は決算額,26・27年度は当初予算額
- 35 -
予算資料
【料金収入の推移】
【水道事業】
(単位:千円,税込み)
区分
水道料金
うち料金改定増分
23年度
5,043,542
-
24年度
4,985,639
-
25年度
4,888,150
-
26年度
5,007,645
152,751
27年度
5,277,129
509,739
【工業用水道事業】
区分
(単位:千円,税込み)
工業用水道料金
582,177
-
24年度
588,781
-
25年度
579,598
-
26年度
601,236
7,243
27年度
609,305
10,909
区分
(単位:千円,税込み)
下水道使用料
30
50.4
49.9
48.9
50.1
52.8
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
5.8
5.9
5.8
6.0
6.1
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
39.3
39.6
37.4
38.7
41.4
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
0
(億円)
10
新規給水分
23年度
【下水道事業】
(億円)
60
5
0
(億円)
50
うち料金改定増分
23年度
3,934,792
-
24年度
3,962,250
-
25年度
3,741,680
-
26年度
3,865,455
108,270
27年度
4,136,210
404,921
25
0
【水道料金・下水道使用料の料金改定】
平成26年10月から,水道料金及び下水道使用料の料金改定(平均改定率はそれぞれ10.7%,9.8%)を行い
ました。
この料金改定は,平成26年度から平成30年度の期間中に見込まれる累積収支不足額を解消することを目的
として実施いたしました。
平成26年度は3.5か月分,平成27年度からは通年で改定後の料金収入が見込まれることになります。
※ 23~25年度は決算額,26・27年度は当初予算額
- 36 -
予算資料
【給水原価・供給単価の推移】
【水道事業】
区分
(単位:円)
給水原価①
供給単価②
差引(②-①)
207.9
195.8
△12.1
23年度
24年度
213.1
196.2
(円)
300
250
△16.9
234.2
228.2
207.9
213.1
208.3
195.8
196.2
196.5
201.7
23年度
24年度
25年度
26年度
200
25年度
208.3
196.5
△11.8
26年度
228.2
201.7
△26.5
27年度
234.2
216.3
△17.9
【工業用水道事業】
区分
(単位:円)
給水原価①
供給単価②
差引(②-①)
11.2
13.8
2.6
23年度
216.3
150
給水原価
(円)
15
13.8
27年度
供給単価
13.8
13.8
13.8
13.8
13.4
12.0
24年度
10.5
13.8
3.3
25年度
11.1
13.8
2.7
26年度
13.4
13.8
0.4
27年度
12.0
13.8
1.8
【下水道事業】
区分
(単位:円)
汚水処理原価①
使用料単価②
10
11.2
11.1
10.5
5
23年度
24年度
25年度
給水原価
(円)
350
309.7
214.9
178.9
△36.0
24年度
215.2
180.0
△35.2
25年度
221.5
176.6
△44.9
200
150
183.6
△126.1
27年度
298.7
194.6
△104.1
298.7
300
23年度
309.7
27年度
供給単価
差引(②-①)
26年度
26年度
250
214.9
215.2
221.5
178.9
180.0
23年度
24年度
176.6
25年度
汚水処理原価
183.6
26年度
194.6
27年度
使用料単価
【給水原価】【汚水処理原価】
1立方メートル当たりの生産原価のことをいいます。
26年度からの新会計制度移行(みなし償却制度の廃止)により,特に下水道事業において減価償却費が大幅に増加
したため,汚水処理原価が著しく上昇しています。
【供給単価】【使用料単価】
1立方メートル当たりの販売価格・使用料価格のことをいいます。
26年度10月からの水道料金・下水道使用料の料金改定の影響により,供給単価及び使用料単価も増加しています。
※ 23~25年度は決算額,26・27年度は当初予算額
- 37 -
予算資料
【当年度純利益(純損失)の推移】
【水道事業】
区分
(単位:千円)
純損益
水道
(億円)
4
簡易水道
89,252
275,699
△186,447
2
24年度
121,346
298,316
△176,970
0
53,328
200,634
0.6
△147,306
26年度
△109,746
55,247
△164,993
27年度
199,486
348,691
△149,205
3.5
3.0
2.0
23年度
25年度
2.8
-2
23年度
24年度
△1.9
△1.8
25年度
26年度
27年度
△1.5
△1.6
△1.5
-4
水道
簡易水道
【工業用水道事業】
(単位:千円)
区分
(億円)
2
純損益
1.3
23年度
127,159
24年度
153,553
25年度
118,198
26年度
25,523
27年度
99,026
1.5
1.2
1.0
1
0.3
0
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
-1
-2
【下水道事業】
(単位:千円)
区分
(億円)
4
純損益
2.6
23年度
262,306
24年度
273,506
25年度
95,866
26年度
△166,311
27年度
233,135
2.7
2
2.3
1.0
0
23年度
-2
24年度
25年度
26年度
27年度
△1.7
-4
【当年度純利益(純損失)】
水道料金収入・下水道使用料収入など1年間の収益から,給水や汚水処理等に係る経費など1年間の費用を引いた
額で,結果,1年間に発生した利益及び損失(いわゆる「黒字」「赤字」)のことをいいます。
平成26年度は水道事業と下水道事業で赤字予算となっていますが,平成27年度予算は,平成26年10月からの水道
料金及び下水道使用料の料金改定の実施により収入が増加するため,各会計とも純利益となる見込みです。
※ 23~25年度は決算額,26・27年度は当初予算額
- 38 -
予算資料
【利益剰余金の推移】
【水道事業】
(単位:千円)
区分
合計
(年度末)
未処分利益
剰余金
建設改良
積立金
減債積立金
23年度
1,818,877
991,793
827,084
0
24年度
1,121,223
992,139
129,084
0
25年度
1,174,551
992,467
182,084
0
26年度
890,488
837,404
53,084
0
1,036,974 1,036,890
84
0
(億円)
20
18.2
8.3
1.3
10
27年度
【工業用水道事業】
(単位:千円)
区分
合計
(年度末)
未処分利益
剰余金
建設改良
積立金
減債積立金
23年度
1,024,425
454,425
570,000
0
11.2
11.7
10.4
8.9
1.8
0.0
0.5
9.9
9.9
9.9
23年度
24年度
25年度
10.4
8.4
0
26年度
未処分利益剰余金
27年度
積立金
(億円)
20
10.2
11.2
11.4
10.7
8.4
10
24年度
1,127,978
454,978
673,000
0
25年度
1,136,176
455,176
681,000
0
26年度
1,072,677
493,477
579,200
0
27年度
846,903
592,503
254,400
0
5.7
6.7
6.8
5.8
2.5
4.5
4.5
4.6
4.9
5.9
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
0
未処分利益剰余金
積立金
.
【下水道事業】
(単位:千円)
区分
合計
(年度末)
未処分利益
剰余金
建設改良
積立金
減債積立金
23年度
1,177,883
299,574
120,000
758,309
24年度
1,248,196
300,081
100,000
848,115
25年度
1,134,981
300,946
140,000
694,035
(億円)
20
11.8
12.5
8.8
9.5
11.3
10
7.8
6.2
8.3
1.1
5.0
26年度
775,701
277,991
95,000
402,710
27年度
625,656
511,126
0
114,530
3.0
3.0
3.0
2.8
23年度
24年度
25年度
26年度
0
未処分利益剰余金
5.1
27年度
積立金
【利益剰余金】
これまで獲得してきた利益のうち,まだ他の目的に使用していない額を表します。
家計に例えると,これまでにためてきた貯金に相当します。
【利益剰余金の役割】
株主への配当が求められる民間企業とは異なり,公営企業は利益を追求することが目的ではありません。
公共の福祉の増進を目的とし,安定的に事業を運営する必要があります。
思わぬ社会経済事情の変化により欠損を生じることがあっても企業の健全性を損なわぬよう,一定の利益剰余金を
保有しておくことが望ましいとされています。
※ 23~25年度は決算額(決算認定後),26・27年度は27年度当初予算書の予定貸借対照表から抜粋
未処分利益剰余金は,現金の裏づけのあるもの(積立金への積立てが可能なもの)の金額
- 39 -
予算資料
【企業債の推移】
(億円)
【水道事業】
区分
(単位:千円)
借入額
元金償還額
企業債残高
(年度末)
23年度
1,909,900
919,372
16,490,261
24年度
2,424,000
929,980
17,984,281
25年度
694,300
959,327
17,719,254
26年度
1,007,600
985,100
17,741,754
27年度
2,033,000
1,123,334
18,651,420
23年度
(単位:千円)
借入額
168,800
元金償還額
65,467
企業債残高
(年度末)
177.2
201,400
63,216
1,132,262
25年度
74,300
62,996
1,143,566
26年度
74,700
71,852
1,146,414
27年度
184,400
78,481
1,252,333
177.4
150
20
24.2
20.3
19.1
10.1
6.9
100
23年度
24年度
25年度
0
26年度
企業債残高
27年度
借入額
(億円)
15
10
12.5
11.3
11.5
11.4
9.9
10
5
1.7
2.0
1.8
0.7
0.7
25年度
26年度
5
0
23年度
24年度
企業債残高
27年度
借入額
(億円)
【下水道事業】
(単位:千円)
借入額
元金償還額
企業債残高
(年度末)
23年度
1,869,700
3,337,136
50,848,574
24年度
1,962,800
3,335,830
49,475,544
(億円)
550
25
508.5
494.8
500
481.0
1,892,200
3,266,067
48,101,677
26年度
2,025,400
3,186,532
46,940,545
27年度
1,811,600
3,170,099
45,582,046
469.1
455.5
19.6
450
25年度
40
164.9
994,078
24年度
区分
186.5
179.8
(億円)
【工業用水道事業】
区分
(億円)
200
18.7
20.0
18.9
18.1
400
15
23年度
24年度
25年度
26年度
企業債残高
27年度
借入額
【企業債】
施設取得や更新に係る経費を賄うため,国等から借り入れるお金で,後年度に料金収入などで返済していく必要が
あります。
【水道事業】
管路更新等重点課題への取組を進めているため,企業債残高は増加傾向にあります。
【下水道事業】
旧呉市内の普及率が96%を超え,汚水処理に係る建設投資が一段落したことにより,企業債残高は減少傾向にあり
ます。
※ 23~25年度は決算額,26年度は補正後予算額と前年度繰越額の合計額,27年度は当初予算額
- 40 -
予算資料