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6年(
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)
(今日の学習)平安時代の貴族たちはどのような考え方を持っていたのだろうか。
★平安時代のある貴族が残した家訓
朝起きると,自分の生まれた星の名を7回唱える。次に,歯をみがき,手を洗って
西に向かい,仏の名を唱え,またふだん信仰している神に祈る。・・・昨日のことを
日記につけてから,かゆを食べ,髪をとかす。男ならば3日に一度でよい。次に,手
うし
とら
足のつめを切るが,丑の日には手のつめ,寅の日には足のつめを切る。
その後,おふろに入る。ただし,毎日ではなく,5日ごとである。おふろにもやか
ついたち
ましいきまりがあって,1日に入浴すると早死にし,8日であれば長生き,18日に
とうぞく
うま
あいきょう
いぬ
入ると盗賊に会い,午の日に入ると 愛 敬 がなくなる。戌の日に入ると恥をかく。
・・・・
そして,ようやく宮中に出かける。皇居の門までは牛車で,あとは歩き。・・・・
もっかん
えんかい
ご
わずかばかりの仕事,木簡への書きつけなどをした後は,宴会や碁に加わる。・・・・
ふじわら
もろすけ
くじょううしょうじょうゆいかい
藤原 師輔「九条 右 丞 相 遺誡」より
わざわいを
はらってくれる人
病気を治す
祈祷師(きとうし)
死んだ人を運ぶ
岩を動かす・・・
★ 今日の学習でどんなことを感じましたか。
また,あなたの生活の中に,貴族たちと同じような考え方はありませんか。