平成26年度 3月特別号 発行者 校長 安野 達也 春日部中だより 学校教育目標 「可能性に生きる」 豊かな知性 あふれる情熱 熱い友情 Web URL http://www.kasukabechu.av-center.kasukabe.saitama.jp/ あふれる情熱 卒業おめでとう。羽ばたけ、それぞれの夢に向かって!熱い友情 校長 安野 達也 皆さんは、野球解説者の桑田真澄さんを知っていますか。桑田さんは、元プロ野球の ジャイアンツの投手で173勝あげています。また、高校時代は、PL学園で5回甲子 園に出場し2度の優勝と2度の準優勝をし、甲子園で20勝もあげています。こんな実 績を聞くと、さぞ、体格に恵まれていると思われるかもしれませんが、野球選手として はそうでもないのです。身長は、174㎝。高校入学時は172㎝です。しかし、素晴 らしい成績を残せたのは、目標に向かって学び続ける姿勢を持ち、さらに人並み以上の 努力続けたからです。 桑田さんは、高校時代、自信喪失し、日曜日に練習を見に来た母親に「こんな大きい 奴らばっかりの中で、僕は体もちっこいし無理やわ、もうやめたいわ」と弱音をはきま す。その時、母親から「自分で入りたいと言って入った、行きたいと言って来たところ で、まだ何ヶ月もたっていないのに、やめたいとは何事?補欠でも何でもいいじゃない、 やることに意義があるんじゃないの」と叱られ、自分の甘さを反省し気持ちを入れ替え て練習をやり始めます。そして、甲子園での活躍につなげたのです。プロ野球の選手と してもはじめから順調なものではありませんでした。しかし、彼は焦らず、変化球を二 年間かけて一種類づつ完全に体に慣らして覚えていったのです。1年で何種類か覚える こともできたでしょうが、肘や肩の急な負担を考えたのです。彼は、解剖学、栄養学、 そして太極拳など野球に必要と思ったものはどん欲に取り入れました。また、プロに入 って十年目の年に、試合中に右肘を負傷してしまい大手術を行います。手術は成功しま したが、手術後は、ボールは投げられません。しかし、下半身は鍛えられると、ひたす ら走り、ジャイアンツ球場の外野の芝生がはげて道ができてしまいました。それは「桑 田ロード」と呼ばれたそうです。そして、一年半後に、再びマウンドに立つことができ たのです。 2008年についに引退しました。しかし、今後、指導者になるという 夢も持っています。そこで、大学院で野球を研究する道を選びました。今 まで幸せをいっぱい頂いた野球に恩返しをするためには、自らの経験や実 績だけではなく、客観的な視点に立って研究することを通して野球界に貢 献したいと考えたからです。桑田さんは、今も学び続けています。 卒業生の皆さんもそれぞれ夢があるでしょう。その夢を実現させるためには、桑田さ んのようにその過程で様々な困難なことがあります。その時も、学び 続ける意欲と努力することを忘れないでほしいと思います。そして、 それぞれの夢を実現させてください。 伝統の継承、感動、心温まる「三送会」 3/6 3月6日(金)、三年生を送る会を行いました。オープニング、吹奏楽部・演劇部・合唱部 の発表と続き、学年発表へと進みました。一・二学年のパフォーマンスは、次代を引き継ぐに ふさわしい堂々とした発表でした。続いて、スライドショー・ビデオレター、三学年の教員に よるパフォーマンス。三学年は、「宇宙戦艦ヤマト」「ふるさと」「ありがとう」を合唱しま した。さすが3年生。よき伝統を残してくれました。最後に「大地讃頌」を全校生徒で合唱し ました。会場は笑顔・涙・感動にあふれ、たくさんの拍手と歓声がありました。 「春中にブルーが残す十箇条」が発表されました この十箇条は、3 年の学級代表委員を中心に、 「私たちが後輩に残していくもの」というテ ーマで話し合われたもので、 卒業式予行の後に発表しました。 これから一年間廊下に掲示され、 在校生の道標となります。 「春中にブルーが残す十箇条」は以下のとおりです。 春中にブルーが残す十箇条 1 何ごとにもベストを尽くせ 常に全力で取り組む生徒 2 正しいことを正々堂々と貫け 正しいことを貫き通せる生徒 3 当たり前のことを当たり前に 規則を守り、気持ちの良い学校生活を送れる生徒 4 全ての行事に熱くなれ 伝統を守り、伝統を築ける生徒 5 持つべきものは友 仲間を信じ、互いに助け合う生徒 6 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 授業を大切にし、授業を作り出せる生徒 7 一生懸命がカッコイイ 部活に本気で取り組み熱くなれる生徒 8 掃除は心を映す鏡 感謝の心をもって掃除ができる生徒 9 働かざる者食うべからず 楽しく給食を食べるために協力出来る生徒 10 蒼絆 無限の可能性を信じる生徒 合い言葉「一生懸命がかっこいい」が体育館に掲示されました 本校の活動の合い言葉である「一生懸命がかっこ いい」の横断幕が、青少年を育てる会の支援により 体育館の外壁に掲示されました。望ましい春中生の 姿として行動していきましょう。 学校便り3月号に記載漏れと間違いがありましたので、訂正しておわび申し上げます。 金山賞 環境整備(ペンキ塗装ボランティア)1年 久保史 2年 渡辺鈴音(誤) → 鈴香(正)
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