平成27年3月19日 (木) 〈1〉 ふるさとちば のための政策推進を 〒260-0855 千葉市中央区市場町2番13号 電話043(227)7411 大容量の放水能力持つ消防車両 今年度市原市へ配備 鈴木議員 土 砂災害危険個所の 基礎調査を5年で 完 了 さ せる た め 、 どのように取り組 んでいくのか。 県土整備部長 県内には土砂災 害危険個所が 9 7 6 4 ヵ所 あ 来 年 度 以 降 、毎 年 約 1 千ヵ 千ヵ所が完了することから、 団体からの応援によるとの ナートがあります。首都直 所 程 度 を 計 画 的に実 施 し、 ンビナート災害への対策が強 害が発生した場合、消防艇 下型地震のように広く首都 国の指 針にあるように5 年 鈴木議員 先 り、基 礎 調 査は今 などを保有する県内及び他 圏を襲うような被害の際に 程 度での完 了 を 目 標に取 り 答弁でしたが、複数の市に において石油コン 都県の消防本部や海上保安 援は期待できません。 は、他の消防機関からの応 化されます。 ビナートの爆 発 庁などの広 域 的な応 援を得 の東日 本 大 震 災 事故が発生しま て、消 火 活 動 を 展 開 するこ 組んでいきます。 年度末までに約5 し た。石 油 コン 東 京 も 横 浜 も一緒 に 被 害 またがる広大な石油コンビ ビナート 火 災に と と して お り、石 油コンビ に あっていて、わ ざ わ ざ 千 さらに、大 規 模な火 災 災 対する陸上、海 ナート 火 災に対 する陸 上・ ん。そのためには、県とし ます 。 せていた だ く よ う 要 望 し 年でも早 く完 了さ ても独自に消防艇を持つこ 所 在 する市においても、従 また、石油コンビナートが す。 ナート火 災に備 えており ま 配 備 す るな ど、石 油コンビ 設置し、大型化学消防車を 業所では、自衛防災組織を ところで す 。新 た な 消 防 学 として、大いに期 待している 修 を 行 うことができるもの を目指し、 実戦的な訓練、 研 きる消 防 職 員や団 員の育 成 術の習得など、 災害に対応で 訓 練 施 設に加 え 、最 新の技 される消防学校では、 従来の 鈴木議員 市原市に整備 現場を想定した高度で専門 救 助 訓 練 など、実 際の災 害 となったビルや、 地下街からの 助 訓 練 、煙により 視 界 不 良 で水 没した車 両 等からの救 らの救助訓練、 集中豪雨など 倒壊した建物や﹁がれき﹂か 具体的には、 地震等により 整備することとしています。 むことが法 令で義 務 付 けら 5年と言わず1 上からの消 火 対 葉 県へ来るわけがありませ 石 油 コ ン ビ ナ ー とで、石油コンビナート火 来から消 防 力の強 化に取 り 的な教育訓練が実施できる れており、県内のすべての事 要望 トの火災対策につい に努めております。 海 上からの消 火 対 策の強 化 の際は、市 原 市 土砂災害危険個所 策の強 化が必 要 と思うがどう か。 防災危機管理 組んできており、今年度は、 校には、 どのような教育訓練 施設を整備してまいります。 災に備え、万全を期してい 大 容 量の放 水 能 力 な ど を 施設を整備していくのか。 なお、消 防 学 校の教 育 訓 て、陸上からの消火装備の 持った 消 防 車 両が市 原 市に 森田知事 新たな消防学 練 施 設は、自 主 防 災 組 織 等 部 長 石 油コン 新たに配 備される予 定であ 校では、近 年の複 雑・多 様 化 の初 期 訓 練などにも 活 用し ただくよう、要望します。 り、石油タンク火災などのコ する災 害 を 踏 ま え、消 防 職 ていた だ くこと を 考 えてい は、自ら防 災 対 策に取り組 市 原 市 選 出 で 、 県 議 3 期 目にし て 県 政 の 中 堅 と 目 さ れている 鈴 木 昌 俊︵ す ず き ・ ま さ と し ︶県 議 は 、 2 月 定 例 県 議 会 の一般 質 問 に 登 壇 し 、 臨 海 部 の 石 油 コン ビ ナ ー ト 火 災に 備 え、海 上 か ら 消 火 活 動 がで き る 消 防 艇 の 配 備 な ど を 要 望 し ま し た 。こ れ に 対 し 、 県 は 今 年 度、大 容 量の放 水 能 力 を 持った 消 防 車 両 が 市 原 市 に 新 た に配 備 さ れる 予 定であ ること を 明 ら か に し ま し た。ま た、県 土 整 備 常 任 委 員でも ある 鈴 木 県 議 は 、 地 域 の 特 性 に 合った ま ち づ く り な どの 持 論 を 展 開 し、都 市 計 画 の 在 り 方 につい て も 提 言 し ま し た。鈴 木 県 議 の 主 な 質 疑 を 特 集し まし た。 員・団 員に対し、実 戦 的な教 消 防 学 校で実 戦 訓 練 2 月 県 議 会一般 質 問に登 壇 充実や消防艇について、他 要望 ビナートにおける各 事 業 所 壇上から地域防災対策で質問する鈴木県議 ます 。 市原市特集 育訓練が実施できる施設を 石油コンビナート火災の対策強化 発 行/自 由 民 主 党 千 葉 県 議 会 議 員 会 土木技術職員の育成を指摘 河川、区画整理等の都市計 欠な社 会 資 本の整 備とその 画やまちづくりにおいて不可 をしていくためには、長期 活用が重要であります。 今 後、千 葉 県 全 的な視点から本県の都市づ 県では、昭和 年の都市計 体が均衡ある発展 くりや県土づくりを考えて 要望 そも都市計画部門と土木部 な組織を作りました。そも て、県土整備部という大き 画部門と土木部門を統合し 大くくり化によって、都市計 ところ が、県では組 織の います。 いかなければならないと思 回、約 年ぶりに見 直しを 画の見直しを行っており、今 間、5 回の全 県 的な都 市 計 が進められてきました。この 急 増に対 応したまちづく り や住宅開発が行われ、人口の を 背 景に、多 くの区 画 整 理 路や鉄道新線の整備計画など 画の当 初 決 定以来、幹 線 道 しかしながら、人口減 少 を推進してきたところです。 団 地などの都 市 基 盤の整 備 圏央道など広域幹線道路の の﹁宝﹂を有しており、また、 京湾アクアラインなど数多く 壇上から森田知事に 都市計画の重要性を語りかける鈴木県議 門は業務の性格が異なってお 45 県の将 来 を 見 据 えた県土づ 得 はも ちろんのこと、千 葉 それには、土 木 技 術の習 考えていく必要があります。 どについて、県としてしっかり 的発展につなげていくのかな に地 域の活 力 を 高め、経 済 各地域の特性を生かし、いか うに進めていくのか、また、 どの社 会 資 本 整 備 をどのよ 道 路や空 港、河川、港 湾な 進 し てい く う え で、今 後、 鈴木議員 地方創生を推 部 局 等との人 事 交 流などを 研 修への参 加、国や 庁 内 他 実 するとともに、短 期 海 外 を 図るための部 局 研 修 を 充 このため、技 術 力の向 上 課題となっています。 め、若 手への技 術の継 承 が 験の浅い職員が増えているた 規採用職員数が増加し、経 代の職 員が大 量 退 職して新 術職員については、団塊の世 県 土 整 備 部 長 土 木 技 いるのか。 どのよう な 取 り 組みをして 術 職 員の育 成 を 図 るため、 年後の日本の夢は住みよい都 話 をしても 無 駄であ り、百 栄耀は、夢のない人に都市の よなく 愛し夢 見た男、石川 鈴 木 議 員 都 市 計 画をこ ります。 広い人材の育成に努めてまい た政 策 を立 案できる視 野の 応 し、長 期 的 な 視 点に立っ ズの高 度 化 などに的 確に対 社 会 情 勢の変 化や県 民ニー た県土づくりを進めるため、 る意味合いから、鉄道、道路、 県土の均 衡ある発 展を図 うと辞世を残しております。 る愛情、これを都市計画とい することであり、社会に対す くよう強く要望します。 部と都市部に分けていただ めにも、県土整備部を土木 りをしっかり 考 えていくた 千葉県の将来のまちづく るのではないでしょうか。 り、この統 合には無 理 があ 等の集 積 に 対 応 す るため、 は、急 激な人口増 加や産 業 森 田 知 事 これまで県で 県としての考えはどうか。 し た ま ち づく り に 向 けて、 それぞれの地 域 特 性を生か チャンスであると考 えま す。 域に合ったまちづくりが必要 図るためには、それぞれの地 て、県 土の均 衡 ある発 展 を 県 土 を 有 するわが県におい く りの根 幹であ り、広 大な 私は、都 市 計 画はま ちづ 進めていると伺っております。 村への説明会や個別ヒアリング を昨年7月に策定後、市町 都市計画見直しの基本方針 都 市 整 備 局 長 県では、 況はどうか。 ている都 市 計 画 見 直 しの状 鈴木議員 現在進められ 然に恵 まれ、成田空 港や東 一方、千 葉 県 は 豊 か な 自 れているところです。 題への適 切 な 対 応 が 求めら 迎 えており、地 域ごとの課 り、まちづくりは転 換 期を や 少 子 高 齢 化 の 進 展 によ まいりたいと思っています。 村 と連 携 を 密にし、進めて あふれるま ちづく り を 市 町 ポテンシャルを生かした魅力 今 後、こうした地 域 特 性や 分に秘めているところです。 開通に伴う発展可能性も十 りを 考 えるう えで、大 きな 見 直 しは、本 県の県 土づく であ り、今 回の都 市 計 画の く りを 進めるため、長 期 的 通 して、人 材の育 成に努め などを 実 施し、地 域の課 題 年度末 な 視 点に立った 人 材の育 成 ているところです。 受け皿となる住 宅 地や工業 見 直しは が大 変 重 要になると考 えて 空港、港湾、下水道、公園、 都 市 計 画 は ま ち づ く りの 根 幹 がら、平成 年 度 末を目 途 ざまなご意 見 をいただ き な 会の開 催 などを 行い、さ ま 今後、地元説明会や公聴 す。 調 整 を 行っている ところで し、国 などの関 係 機 関 との 連する都市計画の案を作成 区 域マスタープラン﹂や、関 な方 向 性を示 す﹁都 市 計 画 現在、都市計画の基本的 等の把握に努めてきました。 27 まいります。 に都 市 計 画の見 直 し 行って 27 県土の均衡ある発展へ 地域ごとの課題に対応 います。 市を造るため、みんなで努力 自席から再質問に立つ鈴木昌俊県議 今後とも、将来を見据え 将来の県土づくりを見据えて! そこで伺いま す。土 木 技 10 〈2〉 鈴木まさとし県議会リポート 平成27年3月19日 (木)
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