宮崎県観光振興計画(素案)概要 観光を取り巻く環境の変化 人口減少、少子高齢化の進展 訪日外国人宿泊客数は回復傾向であり、MICE参加 者数は増加傾向にある。 (5)広域連携による誘客促進 観光客の満足度を高め再度の来訪意欲につながるような、おもてな しや受入環境の整備などの取組が必要。 自家用車等に頼らずに観光地を効率よく周遊できるような、二次交 通アクセスの改善に向けた取組が必要。 スポーツキャンプ・合宿の受入について、他県との差別化や、全県 化、通年化、多種目化を図ることが必要。 外国人誘客に向けた受入体制の充実、他県等との広域連携等が必 要。 MICE誘致に向けた会議施設等の受入体制やアフターコンベンショ ンメニュー等の充実が必要。 魅力ある観光情報をわかりやすく発信するとともに、より快適にアク セスできる環境整備が必要。 主 な 数 値 目 標 観光入込客数 うち訪日外国人 観光消費額 延べ宿泊客数 ○地域づくりの核となる人財・団体の育成 ○観光事業者の運営体制の強化 (4)快適な受入環境の創出 一日でも長く滞在してもらえるような、魅力的な観光地づくりを進める ことが必要。 指標 (3)人財づくり・ネットワークづくり・推進体制づくり スポーツキャンプ・合宿は好調であるものの、県外各 地域との誘致競争が激しくなっている。 教育旅行受入状況については回復傾向にあるものの、 以前の水準から大幅に減少している。 現況値(H25) 目標値(H30) 1,518万人 1,590万人 ○県内における知る機会、触れる機会の創出 ○体験型・滞在型メニューの強化・促進 ○ウォーキング・トレッキングやマリンスポーツ等を活用したスポーツツーリズムの促進 ○「食」をテーマとした誘客促進 ○教育旅行の誘致促進 ○「ほほえみ花の国みやざき」の発展 ○既存観光資源の魅力向上 県内、県外どちらの観光客からも、交通アクセスにつ いての印象が悪い。 個人旅行等の増加など、観光ニーズ、 旅行形態の変化 交通利用環境の変化による移動の 広域化や移動時間の短縮 ○県外におけるブランドイメージの向上 (2)地域の観光資源を生かした観光地づくり 宿泊客に対する「ホスピタリティ」の評価が低下してい る。リピーターの割合、今後の来訪意向が低い。 東南アジア各国を中心とした訪日外 国人の大幅な増加 情報通信技術の発展による情報流 通ルートの多様化 (1)「神話の源流みやざき」としてのブランド定着に向けた取組 観光入込客数は回復傾向にあるが、ピーク時に比べ ると低い水準であり、日帰り客の割合が大きい。 交流人口の増加を狙った地域間競 争の激化 課 題 1 何度も訪れたくなる魅力ある観光地づくり 本県観光の現状 ○観光を担う人財・団体のネットワークづくり ○おもてなしと観光サービスの向上 ○観光客にやさしいまちづくり ○交通ネットワークの整備・充実 ○県内の移動環境の利便性向上 ○九州一丸となった誘客促進 施 策 の 基 本 的 方 向 と そ の 展 開 ○隣県との連携強化 ○県及び県内市町村間の連携強化 2「スポーツランドみやざき」の推進 (1)全県的なスポーツキャンプ・合宿受入体制の整備 ○スポーツ施設の整備 ○ソフト面の受入体制の整備 (2)東京オリンピック・パラリンピック等を見据えたキャンプ・合宿、イベント誘致強化 ○誘致体制の強化 ○誘致活動の強化 ○情報収集・発信の強化 (3)みんなで楽しめるレジャースポーツの推進 ○ウォーキング・トレッキングやマリンスポーツ等を活用したスポーツツーリズムの促進 ○健康づくりにつながる生涯スポーツの振興 3 訪日外国人の誘客促進 (1)受入環境の整備 ○外国語表記等の充実 ○利便性向上のための環境整備 ○外国人が移動しやすい環境整備(二次交通対策) (2)ターゲットを明確にした誘客促進 ○市場別戦略の推進 ○海外クルーズ船、国際チャーター便の誘致促 ○観光ガイド(ボランティア通訳ガイド、通訳案内士、特区ガイド)の育成 ○観光関係従事者の語学能力等の向上 (4)広域連携による誘客促進 ○九州一丸となった誘客促進 ○隣県との連携強化 ○県及び県内市町村間の連携強化 4 「みやざきMICE」の確立 (1)MICE推進体制の整備 ○MICE誘致・受入方針の整備 ○MICE機運の醸成 (2)オールみやざきでの受入体制の強化 ○アフターコンベンション等の新たなMICEメニューの充実・利用促進 ○おもてなしの実施 5 効果的なPRと情報発信 (1)ターゲットを明確にした戦略的なPR 19万人 40万人 1,545億円 1,650億円 372万人 400万人 ○海外事務所等の活用 (3)グローカル人財の育成 ○市場別戦略の策定 ○メディア・映像作品を通じた情報発信 ○旅行会社や航空会社等と連携した情報発信 (2)ICTの活用による情報発信 ○観光情報サイト旬ナビの充実 ○SNS等を活用した情報発信
© Copyright 2024 ExpyDoc