災害対策基金の設置及び管理運営に関する要綱

災害対策基金の設置及び管理運営に関する要綱
(目的)
(見舞金の支給額)
1 全日本私立幼稚園連合会(以下「全日私幼連」 5 見舞金の支給は、以下の各号により行うものと
という。)は、全日私幼連の会員である私立幼稚
する。
園(以下「私立幼稚園」という。)が天災その他
(1)見舞金の支給額は、次の区分により委員会が
で災害を受けた場合(慶弔規程第 15 条参照)に
決定した金額によるものとする。
災害見舞金(以下「見舞金」という。)の支給を
① 死亡した園児又は教職員への見舞金 1 人
するため、災害対策基金(以下「基金」という。)
あたり 10 万円
を設置して、その管理運営を行うものとする。
② 被災した私立幼稚園に対する見舞金 次に
定める額
(基金の設置)
被害額
見舞金の額
2 全日私幼連は、特別会計の災害積立金として基
100万円以上   300万円未満
10,000円
金を設置するものとする。
300万円以上   500万円未満
30,000円
500万円以上 1000万円未満
50,000円
(基金の積立額)
1000万円以上
100,000円
3 基金の積立額は、当面 1 億円を限度として、そ
の金額に達するまで、毎年度、次に掲げる資金に
③ 当該都道府県団体の初期対応活動費 1 団
より積立を行うものとする。
体あたり 50 万円を限度
(1)特別会計の災害積立金
(2)委員会は、災害の発生後、速やかに当該私立
(2)賛助金、寄附金等の収入
幼稚園及び当該都道府県団体等から被害状況等
(3)基金の果実収入
の報告を受け、当該地区会会長及び当該団体長
の意見等を聴いて当該私立幼稚園及び当該都道
(基金の管理運営)
府県団体等に対する支給額を決定するものとす
4 基金の運営は、以下の各号により行うものとする。
る。
(1)基金の管理運営は、災害対策委員会(以下「委
(3)前項の支給額は、当該都道府県団体を通じて
員会」という。)を設けて行うものとし、その
支給するものとする。
委員には、会長、副会長、総務委員長及び専務
理事をもって充てるものとする。
(基金の補塡)
(2)委員会の開催は、会長が必要と認める場合
6 全日私幼連は、基金の支出があった場合におい
に招集するものとする。ただし、委員会は、委
て、資金が著しく不足すると思われるときには速
員がやむを得ない事情により出席できないとき
やかに所要の補塡策を講ずるものとする。
は、出席した委員によって会議を開催し、所要
事項を決定するものとする。
(報告)
(3)基金の経理は、その他の経理と区別して行う
7 基金の管理運営については、その実施状況を総
ものとする。
会等に報告するものとする。
(4)基金の支出は、第 1 項の目的を達成するため、
被災の状況に応じ、死亡した園児又は教職員へ (その他)
の見舞金、被災した私立幼稚園に対する見舞金
8 この要綱に定めのない事項は、委員会が必要に
又は当該都道府県私立幼稚園団体(以下「当該
応じて別に協議するものとする。
都道府県団体」という。)の初期対応に必要な
経費について行うものとする。
附 則
(5)前号の支出は、激甚災害に対するための特別
・この要綱は、平成 9 年 11 月 18 日から施行する。
の財政援助等に関する法律(昭和 37 年法律第
・こ の改正要綱は、平成 14 年 5 月 29 日から施行
150 号)等が適用された災害及び私立幼稚園の
する。
被害額の大きな災害で委員会が認めた場合に行
・こ の改正要綱は、平成 16 年 9 月 13 日から施行
うものとする。
する。
(6)基金の管理運用は、安全、確実かつ有利な方
・この改正要綱は、平成 20 年9月2日から施行す
法により行うものとする。
る。 全日私幼連要覧 13