選択 04 言語の多様性と英語教育 開講日 8月 13日(木) 募集⼈員 時間数 40名 6 時間 6,000 円 受講料 履修認定対象職種 教 諭 試験⽅法 担 当 講 師 筆記試験 授業内容 午前の部の前半では、英語とそれ以外の⾔語との⽐較対照を通じて、 ⾔語の本質を再考する。後半は、主に、書き⾔葉による英語表現につ いて、形式と意味の対応関係に焦点を当て考察する。午後の部では、 英語教育における望ましい⼩・中・⾼連携と効果的な指導法について、 神経⼼理⾔語学の観点から考察する。 主な受講対象者 時限 ⼭崎雅⼈ ⼤阪市⽴⼤学⼤学院 ⽂学研究科 教授 関 茂樹 ⼤阪市⽴⼤学⼤学院 ⽂学研究科 教授 井狩幸男 ⼤阪市⽴⼤学⼤学院 ⽂学研究科 教授 中学校・⾼等学校教諭の英語教諭 担当講師 授業概要 1限 ⼭崎 雅⼈ 伝統的⾔語⽂化にみる多様性と普遍性︓英語を始め、中国語、朝鮮語など ⽇本語と歴史的に交流があった⾔語を材料に、それらの根底にある⽂化的 発想を⽐べることで、「⽇本らしさ」や「英語的なもの」を再考したい。 2限 関 茂樹 形式と意味の対応関係︓様々な形式の⽂を取り上げ、それらの⽂の許容性 の相違が、意味的な諸原則に基づいて説明できることを⽰したい。 幸男 ⼼理⾔語学的アプローチ︓⾔語能⼒の⽣得性や臨界期の視点を考慮しなが ら、⼼理⾔語学的接近法が⽇本の英語教育にどのように応⽤できるのかを、 ⼀緒に考える。 幸男 神経⾔語学的アプローチ︓英語学習を脳内の⾔語処理と捉える⽴場から、 脳神経科学の研究成果を踏まえ、気づきや⾃動化の問題について明⽰的に 説明する。 3限 4限 井狩 井狩 午前の学習では、英語を含む⾔語⾃体に焦点を当てて、他⾔語との⽐較や意味と形式の観点 受講⽣への から話をします。午後は、第 2 ⾔語習得や脳科学研究成果を踏まえ、学習者に焦点を当てた メッセージ 話をします。⼩・中・⾼の連携も視野に⼊れ、英語教育に取り組む先⽣向けの講座です。
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