独立行政法人国立病院機構呉医療センター【日【会時】場】【出席者数】ニーズ発表・見学会平成 27 年 2 月 28 日（土） 12:30～15:30 独立行政法人国立病院機構呉医療センター 40 名【ニーズ発表内容】＜看護師からの要望＞・ポータブルトイレ等に取り付け可能なトイレットペーパーホルダー・複数の時間設定が出来るタイマー・点滴台と車椅子のドッキング＜臨床工学技士からの要望＞・１つの検体で複数の検査が可能な採血用機器・看護師一人で患者の体位を変換できる装置＜麻酔科ドクターからの要望＞・超音波検査用ゼリーの代用品＜循環器ドクターからの要望＞・ペースメーカー創部の圧迫帯（鎖骨下胸部に植え込んだ術後の創部圧迫）・X 線干渉しない加温マット・バッテリー付き可動式点滴支柱台・ベッド支柱台（または車椅子支柱台）と連結できる移動式支柱台＜神経内科ドクターからの要望＞・装着時の皮膚障害を緩和できる抑制帯・頭部を安定させるピロー・意識障害のある患者の下顎挙上を固定できるネックカラー今回のニーズ発表・見学会は、独立行政法人国立病院機構呉医療センター様のご協力を頂き、研究会としても初の医療機関での開催となりました。前半は、医療現場のニーズ発表、後半は医療技術研修センターの見学を行いました。ニーズ発表では、上記のように多様な分野から発表が行われ、実際に車椅子や点滴台等の医療機器を用いて細かなニーズを伝えて頂き、意見交換も活発に行われました。医療技術研修センターの見学では、ニーズ発表を基により具体的な意見交換が行われ、治療を想定した人形や内視鏡、エコー検査機器を実際に利用させていただきました。 (独)国立病院機構呉医療センターニーズ発表・見学会アンケート結果１．講演についていかがでしたか？ 10% とても良かった良かった 45% 45% 普通あまり良くなかった＜とても良かった＞・とても参考になった。・直接話を聞けて有効だった。・取り組みとしては大変すばらしいと思います。・医療機関の生の声でのニーズ紹介は良かった。・部署、部門に特化しての発表で面白いと思った。・現場でご活躍されている皆様のお話が伺えて非常に貴重な機会を頂きました。具体的な取り組みが始められたらと思います。・研修センターで実際に触れることができるので、様々なイメージが楽に出来る。＜良かった＞・現場のニーズを知る良い機会だった。・医療現場のニーズが聞けたこと、また研修センターの見学がとても有意義でした。・実際の機器を見ながらの見学は興味深かった。・もっと具体的な意見交換が出来れば前進するのではと思います。・実物を用いての困っている点や改善点を伝えることがカギになると思いました。・困っている実際の声が聞けて良かったが、解決手段が限定的なので、本質的な課題について掘り下げていきたい。・ニーズの必要性はひしひしと感じました。すぐに出来そうなものもありましたが、企業としての収益性との関係になると思います。・これが製品化へ役立てられる機会があれば面白いと思った。＜普通＞・器具、材料の話が多く、今回はあまり役に立てそうにないのですが、引き続きニーズには関心を持って行きたいと思う。・エレキ系のニーズ（表示機、センター等）があればまた聞きたい。・現場のニーズが細かいところでよく分かった。２．今後のセミナーの内容について・普段見ることのできない部分を確認でき有意義だった。・継続的な実施が望まれます。・意見交換など気安さをもって話し合える場面を多く望みます。・聞くだけではなく 1 つのニーズに対して意見交換してはどうか。・対象としている疾患や各行為を行う場所が分かると良い。・作業場の向上に関するものが多く、治療等の有効性を高めるようなニーズを聞きたい。・医療機器、用具の中でもプラスチック分野やステンレス分野、パイプ・チューブ分野などに絞って、ニーズ・不便な点等ディスカッションしてもよいと思いました。・他の福祉機関等のニーズ紹介の場も設定して欲しい。