うらおそい歴史新聞2月号[PDF:751KB]

平成 27 年
待ち 遠し く なり ます ね 」と 感動 し た面
1月31日・2月1日両日で 沖縄県
韓国の考古学 者の先 生方
がようどれ館に来訪しま
した!
2月
西側 に 延 び るで あろ う 城壁 の 繋 が り が
うらおそい歴史新聞
浦添グ スクで 発掘現場見
学会が開催されました!
第 19号
発見された城壁の石積み
城壁のすぐ近くからイヌの骨が発見さ
れました。グスク時代のイヌの骨が全
身の骨格がわかるかたちで出土するの
は珍しいそうです。
浦添グスクの内郭西地区で確認されてい
た石積みの南側はこれまで未発見でした。
今回の発見は、グスクの輪郭を明らかにす
る上で重要な発見です。
に発掘現場見学会が行われました。
浦添市文 化課では 毎 年浦添グス クの
発掘調査を 継続 的に 実施して い ます。
この たびの 発掘 現場 見学会 は外 郭 南側
館を訪問しました。
よ うど れ 館で は、 浦 添グ スクと 朝鮮
半島 との 繋 がりを示 す 高麗系瓦 の 出土
品を 見学 され、 皆さ ん 熱心 に見 入 りな
がら 議論 を 交わ して い ま し た。 ま た 見
学者の多くの方々には、ハングルの字
幕が表示 される館内の 映像プログラ ム
浦添グスク・ようどれ館
【開館時間】
午前9時〜午後5時
【入館料】
大人(高校生以上)100円
小人(小中学生) 50円
※市内小・中学生は無料
【休館日】月曜日・年末年始
【住所】〒901‐2103
沖縄県浦添市仲間2‐53‐1
【電話】 098‐874‐9345
【アクセス】
琉球バス交通 牧港線(55番)
仲間バス停から徒歩5分
※浦添グスク・ようどれを中心に浦添
の史跡・文化財の案内を致します
有料)
。時間・コースも相談できま
す。お気軽にお問い合わせ下さい。
※ 浦添大公園の南エントランスにグ
スクや市内文化財を紹介する展示
コーナーもありますので、あわせて
ご覧ください(ガイドの解説あり)
。
(
の石 積み の 発見 以来 、 3年ぶり の 見学
会と なり ました。今 回の発掘調査は昨
年の10月から進められ、調査の結果、
布積みの城壁が姿を現わしました。
が好評で、理解を深められたようです。
高麗系瓦は朝鮮半島の技術で造られた
瓦です。浦添グスクから沢山出土して
います。ようどれ館では実物を展示し
ていますので、ぜひご覧ください。
見学会 当日は 、市 内外から2 80名
高麗系瓦を見る見学者
余 り の 人々 が参 加 され 、興 味深 く 担当
職員の説明に聞き入ってい ました。現
場で は 見 学 者 が 見や す い よ うに 足 場 が
組まれ、現場から出 土した遺物も展示
され るなど 丁寧 に発 掘 現場 の状 況 が説
明されていました。
那覇市 から参加され た久高さんは「
時間 は か か る よ うで す が、 城壁 が 露わ
になるところに興味が募ります。更に
城壁近くから出土したイヌの骨
持ちで 話 して くれ ま し た。 古の ロ マン 立博 物館 ・ 美術 館で 開 催 された 「 九州
考 古学会 ・ 嶺南 考 古学 会合 同学 会 」に
浦 添 グ ス ク の 発 掘 調 査で グ ス ク 南 側 斜
を
掻
き
た
て
る
に
ふ
さ
わ
し
い
見
学
会
は
、
あわ せて 韓 国 の 考 古 学 者 の 先 生 方 約 8
面 から 新 たに 城 壁が 発 見さ れ 、2 月 1 日
好
天
に
恵
ま
れ
賑
わ
い
ま
し
た
。
(
粟
森
)
0名が来沖 し、 浦添 グ スク ・ようどれ
発行:浦添市教育委員会文化課
作成:NPO 法人うらおそい歴史ガイド友の会