インドネシア:関係省大臣 規制矛盾解決に向けた合意書に署名 3 月 4 日付け地元紙によると、3 月 3 日、Sudirman Said エネルギー・鉱物資源大臣は他 省大臣らと共に、国内の鉱業、電力及び石油やガスなどの重要分野における投資を加速する ために、天然資源採掘の障害となる条例や規制の矛盾解決に向けた協力に関する覚書に署名 した。 エネルギー・鉱物資源大臣によると、一例として森林法が地熱発電プロジェクトの開発を 妨げていることがあげられる。同法は保護森林におけるいかなる開発活動も許可されないと 規定しているが、インドネシアの地熱の熱源の約 60%はそのような森林地域に位置する。 同法はさらに送電線建設も妨げてきたという。しかし、障害の具体的解決方法に関する詳 細は伝えられなかった。 同覚書に署名した他省大臣は、Siti Nurbaya 環境・林業大臣、Yasonna H. Laoly 法務・ 人権大臣、Ferry Musyidan Baldan 農地・空間計画大臣、Adrianof Chaniago 国家開発計画 大臣、Susi Puji Astuti 海洋・漁業大臣及び Marwan Jafar 村落・後進地域開発・移住大臣 である。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すもので はありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能 性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金 属鉱物資源機構及びレ ポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガ ス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
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