地対協コーナー - 広島県医師会

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年(平成
年) 月
日
広島県医師会速報(第
号)
昭和
年
月
日 第
種郵便物承認
がん対策日本一を掲げる広島県では、「広島県がん対策推進計画(第 次)」を策定し、「がん予防」
、
「がん検診」等 つの柱の強化を図っています。
県地対協においてもがん対策専門委員会のもと、これまで各部位別のWGを設置し、わたしの手帳
(地域連携パス)の作成やがん検診結果報告書の標準様式の作成に努めてきました。
各種の成果物については、広島県地域保健対策協議会ホームページでもお知らせしておりますので、
ご活用いただけますと幸いです。広島県がん診療連携拠点病院連絡会議内でも課題として挙げられま
すが、各種のパスの有機的な運用は、がん対策を推進する上で大きな課題の一つとして挙げられます。
先生方のご協力をお願いします。
今号は 月に開催された圏域地対協研修会シンポジウム打合せや胃がん・大腸がん検診推進WGの報
告をお届けします。
活動や運営にあたり、皆さまのご要望やご意見などがございましたら、遠慮なく、事務局までお寄
せください。また、過去の委員会活動などは、地対協ホームページ(ht
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)へ掲
載していますので、アクセスをお待ちしております。
○圏域地対協研修会シンポジウム打合せ
日 時:平成 年 月 日㈮ 時 分
場 所:広島医師会館 階 第 役員室
月 日㈰、グランラセーレ東広島にて開催の
圏域地対協研修会に向けて、シンポジウム関係
者による打合せを開催した。今回は「多職種連
携のあり方」をテーマに多職種・行政からの発
表とディスカッションを行うため、進行並びに
発表内容とディスカッションテーマについて確
認した。
報告・協議事項 冒頭、座長の楠部 滋先生(東広島地区医師
会副会長)より、シンポジウム内での注意点と
して、各演者の持ち時間や質疑応答の対応、登
壇順などを確認後、各演者からそれぞれ発表内
容を報告し、意見交換した。
また、ディスカッションでは、①顔の見える
関係作り、連携のための人材育成(連携に関す
る留意事項や在宅医療支援ツールも含む)
、②県
民市民への広報のあり方、③行政の対応(今後
の展望、予算、基金の活用など)をテーマとす
ることを決定した。
○胃がん・大腸がん検診推進WG
日 時:平成 年 月 日㈭ 時 分
場 所:広島医師会館 階 健康教育室
WG長:岡島 正純
広島県では、平成 年から乳がん・子宮がん
検診に係る県標準様式を作成し、市町へ標準様
式を周知して個別検診で順次導入している。
標準様式を導入した結果として、市町がん検
診(個別検診)において未把握率の改善が認め
られており、今年度、本WGのもとで胃がん・
大腸がん検診に係る県標準様式を作成するとと
もに、広島県はこれを周知し,市町個別検診か
らの普及を目指している。
今回は各委員から募った意見を踏まえ作成し
た標準様式のたたき台について検討した。
報告・協議事項 ○胃がん・大腸がん検診標準様式について
月 日の第 回会議およびメーリングリスト
等による検討を経て作成したたたき台について
検討した。
「複写で市町や患者に返す部分について、個人
情報にかかる部分や混乱を招くと思われる部分
の記載方法」「用紙サイズ」「文字の大きさおよ
び量」などについて意見交換した。
要検討部分については、メーリングリストに
て様式を示した上でWGとしての最終案を確定
することとしている。
○その他
「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン
年版・ドラフト」について情報提供があっ
た。また、広島県から「平成 年度 県内の市
町が実施する胃がん検診実施状況」が参考資料
として提供された。
標準様式の最終案については、 月 日開催予
定の「がん対策専門委員会」で報告の上、承認
が得られれば、標準様式を完成する予定とした。
今号付録として、 月 日㈰に開催した「平成 年度圏域地対協研修会」の模様を報告しております。
是非お目通し下さい。