差別ビラ事象連続発生

広報 くわな
2015 年 4 月号 vol.124
小さく生まれてこんなに大きく
成長してくれてありがとう。ニコ
ニコ笑顔が大好きだよ。
☆喜怒哀楽☆うちのムードメー
カー☆癒しです♥
坪 内 梨 亜 ちゃん
平成 26 年 9 月 9 日生まれ
り
あ
お外大好き!
悠太が居てくれて、毎日楽しい
よ♪元気に大きくなってね!
いつも周りを幸せな気持ちにし
てくれてありがとう♪
元気に育ってね
吉 田 志 優 く ん
林 悠 太 く ん
成 田 暁 臣 く ん
平成 26 年 6 月 18 日生まれ
平成 25 年 10 月 26 日生まれ
平成 26 年 11 月 22 日生まれ
し
ゆう
ゆう
た
あき おみ
差別ビラ事象連続発生
~差別をなくすために 気づきから行動へ~
桑名市では、「桑名市における部落差別撤廃及びあらゆる差別撤廃に関する条例」を制定するとともに
「人権尊重都市宣言」を行い「一人ひとりの人権が尊重される差別のない明るい都市」の実現に向けて、
施策を推進しています。
ところが、今年1月末以降市内で複数回にわたり、特定の家族の中の個
ひ ぼう
人名をかたって、被差別部落を誹謗中傷するビラがまかれています。本事
象が発生したことをきっかけに、昨年からこの家族を誹謗中傷する文書な
どが、自宅あるいは周辺住民宅へ郵送される事象が発生していることもわ
かってきました。
こうした差別事象は人の心を傷つけ、差別を助長する極めて悪質なもの
です。
〒 511ー 8601 三重県桑名市中央町 2 丁目 37 Tel.0594 ー 24 ー 1492
〈発行日〉平成27 年4 月1日〈発行〉桑名市役所ブランド推進課広報広聴係
もし、このような文書が皆さんの自宅に郵送されたらどうしますか?道を歩いているとき、このよ
うな差別ビラを見つけたらどうしますか?
①「自分には関係ない」と文書やビラを捨ててしまう。
② 気にはなったけれども、関わりを持ちたくないので見て見ぬふりをする。
③ 人権侵害に当たるかどうかわからないので、何もしない。
④ 人権に関わる問題であると思い、相談または連絡する。
さて、皆さんは①から④の中で、どの行動をとるでしょうか?
このような文書やビラは、人権侵害に当たります。①②③は、いずれの対応も差別に対して傍観者
になってしまいます。
部落問題をはじめとするさまざまな差別は、基本的人権を侵害する重大な社会問題であり、傍観者のま
までは解決できません。特定の人や被差別部落を誹謗中傷することは言語道断ですが、傍観者や無関心で
いる人も差別をしている人と同様です。「差別を決して許さない」という意識をもち、ご自身がこのよう
な人権侵害に遭われたり、あるいは周りで人権侵害に当たる事象を発見されたりしたら、できるだけ早
く、市の担当窓口へご相談・ご連絡ください。
*お問い合わせは、人権センター(☎0594‐27‐6677)、人権教育課(☎0594‐24‐1246)、多度町
総合支所地域振興課(☎0594‐49‐2002)、長島町総合支所地域振興課(☎0594‐42‐4117)へ。
この広報紙は、資源保護のため古紙配合率100%の再生紙と
環境にやさしいベジタブルインキを使用しています。
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