平成 26 年度 学校評価報告書(総括表)

別紙2〈様式1〉
平 成 26 年 度
学校名
校長名
1
学校評価報告書(総括表)
北茨城市立常北中学校
山縣 和惠
学校の教育目標
実践力のある人間性豊かな生徒の育成
2 本年度の重点目標と具体的目標
( 1) 学 力 づ く り
◎学習に主体的に取り組む ・身に付けさせたい力を明確にした授業設計
生徒の育成
・学習意欲の向上と個に応じた指導の工夫
◎習得と活用を図る授業展 ・交流と言語活動の充実
開の工夫改善
・振り返りを活かす導入と終末の工夫
( 2) こ こ ろ づ く り
◎道徳・学級活動の時間の ・本音で語り合い,自己の生き方を考える指導
充実
・問題を発見する指導と話合いの型の指導
◎一人一人が主役となる教 ・生徒会活動とキャリア教育の充実
育活動の推進
・ SGE, SSTの 定 期 的 , 継 続 的 実 施
( 3) 健 康 づ く り
◎健康及び体力・運動能力 ・実態に基づいた体力アッププランの確実な実践
の向上
・食育と生涯体育へつなぐ部活動の推進
◎望ましい生活習慣と安全 ・学力・健康との相関を意識した生活指導の徹底
能力の育成
・学校防災会議の充実と危険回避能力の育成
( 4) 家 庭 地 域 と 共 に
◎学校・家庭・地域間の信 ・積極的な情報発信と保護者・地域の声の収集
頼関係づくり
・教育資源の積極的活用と郷土資料の作成
◎家庭との「共育」による ・双方向通信を図る自主学習ノートの工夫改善
相乗効果の向上
・ One page a dayと 家 庭 学 習 の 手 引 き の 活 用
3 自己評価の結果
成果
○「実践力のある人間性豊かな生徒の育成」を目標に,授業の工夫をしてきたことで,
進 ん で 話 し 合 う 生 徒( 教 員 自 己 評 価 82.6%)や ,授 業 に し っ か り と 取 り 組 む 生 徒( 生 徒
自 己 評 価 85%) が 増 え て き た 。
○個に応じたきめ細かな指導をすることで,「授業を丁寧に教えてくれる」と答える生
徒 が 95%( 3学 期 調 査 ) で あ っ た 。
○基本的生活習慣を身に付けさせ,いじめのない学校にするために,全校集会や学級活
動,学校だより等を通して呼びかけたり,「いじめ撲滅・イエローリボン運動」を行
っ た り し た こ と で ,「 き ま り を 守 っ て 生 活 で き る 」と 答 え た 生 徒 は 92%,「 マ ナ ー を 守
っ た 生 活 態 度 を し て い る 」 と 答 え た 生 徒 は 93%で , い じ め も 減 少 し て き て い る 。
○ QUテ ス ト を 活 用 し , 学 年 集 会 や 学 級 活 動 等 で SGEや SSTを 定 期 的 に 取 り 入 れ た こ と で ,
「 仲 良 く 楽 し く 生 活 で き る 生 徒 」 が 95.3% で あ っ た 。 ま た , 学 級 満 足 度 群 が 67% と
大 き く 全 国 平 均 ( 35%) を 超 え て い る 。
○ 実 態 に 基 づ く 体 力 ア ッ プ プ ラ ン を 実 践 す る こ と で , 体 力 テ ス ト A+ Bの 割 合 が 昨 年 度 よ
り 増 え , 54.6%に な っ た 。
○生徒会を中心とした体育祭応援や文化祭,合唱コンクール等を通して,自己肯定感を
高めることができた。
○ One page a dayノ ー ト を 継 続 す る こ と で , 家 庭 学 習 に 2 時 間 以 上 取 り 組 む 3 年 生 の 割
合 が , 3 学 期 は 1 学 期 よ り 22.1%増 え た 。
○ 地 域 の 教 育 資 源 の 活 用 を 図 り , 全 学 年 で 延 べ 2 3 回 の ゲストティーチャーの 活 用 が で き た 。
課題
○学習意欲や学力面で一部に差が見られ,二極化の傾向にある。
○ 課 題 意 識 を も っ て 学 習 す る 生 徒 の 割 合 は 69.5%で ,昨 年 度 よ り 増 え て き た も の の 目 標 値
( 80% ) に は 届 い て い な い 。
○ 自 分 に は 良 い と こ ろ が あ る と 答 え た 生 徒 の 割 合 は 67.1% と 少 な い 。
○ 自 分 の 将 来 の こ と を 考 え て 学 習 ・ 生 活 す る 生 徒 の 割 合 が 73.3%と や や 少 な い 。
○ 学 校 や 家 で 読 書 す る 生 徒 が 少 な い 。 ( 64% の 生 徒 が 家 で 読 書 し て い る と 回 答 )
○ 早 寝 ・ 早 起 き を す る 生 徒 が 68%で , 目 標 ( 80% ) に 達 し て い な い 。
改善策
○個に応じた指導をさらに充実させるとともに,課題意識をしっかりともたせて授業を
展開していく。
○授業や学校行事を通して達成感や充実感を味わわせ自己有用感をさらに高めていく。
○キャリア教育を充実させ,生徒一人一人に適切な勤労観・職業観をもたせることで,
夢をもち,夢の実現に向かって取り組む生徒の育成に努める。
○図書館教育を充実させ,読書の質と量の改善を図り家庭でも読書する習慣を付ける。
○家庭との連携をさらに強化し,「早寝・早起き・朝ごはん」等の基本的な生活習慣の
定着を推進する。
4 学校関係者評価の結果
(1)学校関係者評価
委員氏名
1 小松 礼子
2 佐藤
進
3 青木 洋太
4 杉本 敬子
5 鈴木 正義
職名・所属等
民生委員
保護司
自営
保護者
主任児童委員
(2)結果
・授業を参観して,教室内の落ち着いた良い雰囲気が感じられました。
・学 習 意 欲 や 学 力 面 で 一 部 に 差 が 見 ら れ ま す 。学 習 意 欲 ,競 争 力 の 向 上 の 対 応 に 期
待を寄せています。
・優しい気持ちでまわりの学友と接している生徒が多く見受けられます。
・あ い さ つ ,服 装 な ど み だ れ を 感 じ る こ と が な く ,「 心 」の 方 も 身 体 と と も に 成 長
している。
・体 力 に つ い て は ,特 に 部 活 動 で の 先 生 方 へ の 指 導 に 感 謝 し ま す 。さ ら に ,ラ ン ニ
ン グ タ イ ム の 導 入 な ど で ,一 層 の 向 上 を 望 み ま す 。ま た ,食 を 通 し た 教 育 の 充 実
に期待します。
・歌 の 集 大 成 の 合 唱 コ ン ク ー ル で ,爽 や か な 態 度 で 調 和 が 取 れ た 熱 唱 ,来 場 者 を 魅
了 し ま し た 。生 徒 に よ る ミ ニ ス テ ー ジ 発 表 で は ,パ ワ ー が 漲 る ダ ン ス に 拍 手 喝 采
で,元気をいただきました。
・地域の教育資源を活用した教育活動を更に計画的に展開して下さい。
・学 校 内 の 清 掃 ,花 壇 づ く り な ど き れ い に 行 わ れ て い て 好 感 が も て ま す 。こ れ か ら
もよりよい生活習慣を確立する上でのご指導をよろしくお願いします。
・県 新 人 大 会 で 野 球 部 優 勝 ,女 子 柔 道 の 優 勝 を は じ め 各 競 技 に す ば ら し い 成 績 を 残
されました。
・防災対策の強化と災害に強い学校づくりの構築に積極的に努めて下さい。