Ⅲ.地震災害編 第Ⅲ編 第1章 第1節 第1章 災害の予防計画 災害の 災害 の 予防計画 市街地防災化計画 第 1 計画の方針 計画 の方針 建築物の不燃化、都市空間の確保と整備、市街地再開発事業、土地区画整理事業等によ り過密化した都市環境の整備及び防災対策改善を図る。 第 2 市街地防災化計画 1 市街地防災構造化対策の推進 市は、国の「防災都市づくり計画策定指針」に従い、「防災都市づくり計画」の策 定を検討する。 2 建築物不燃化の推進 防火・準防火地域の指定拡大や建築物の不燃化の推進等により、災害時の被害防止 に努める。 (1) 防火・準防火地域の拡大 商業地域等については、準防火地域に指定済であるが、その周辺及び木造住宅が 密集する地域で不燃化を必要とする場合は、準防火地域の指定を推進する。 第 3 防災空間の整備 都市公園、幹線道路等の整備を進め、災害時における指定避難所・避難路の確保、火災 の延焼防止、救護活動の円滑な実施を図る。 1 都市公園の整備 災害時における指定避難所又は防火帯としての機能を有する都市公園の整備を図る。 2 幹線道路の整備 (1) 幹線道路の整備に当たっては、災害時の緊急輸送路、避難路としての機能を有する ような道路構造の質的改善、道路幅員等の検討を行う。 (2) 災害時に避難路として利用するための歩道幅員拡大等を行い、火災の延焼防止に役 立つ道路整備を推進する。 (3) 幹線以外の道路については、幹線道路と有機的に連携させ、指定避難所へ円滑に避 難できるよう計画調整を図り、その整備を推進する。 <資料編> 1-29 道路一覧 Ⅲ-1-1 第Ⅲ編 第1章 第2節 災害の予防計画 建築物災害予防計画 第 1 計画の方針 市は、建築物の災害予防及び市街地の防災化を図る。 第 2 建築物災害予防計画 市は、建築物耐震改修促進計画に基づき、同計画上の目標を達成するため必要な施策を 講じる。 1 公共建築物 (1) 防災上重要な建築物 市は、県と協力して、所管施設の中から、災害応急対策上の重要性、有効性、地 域特性等を考慮して、防災重要建築物の指定を推進する。これらの建築物について は耐震調査を実施しており、重要度又は必要度の高い施設(学校等)については耐 震化が完了している。その他の施設についても引き続き耐震補強等の改修を実施す る。 【市における防災上重要な施設】 ① 災害時に緊急の救護所、被災者の一時収容施設となる診療所、学校、社会福祉施 設 ② 災害時に避難誘導、情報伝達、救助等の防災業務の中心となる消防署、公民館等 の出先機関 (2) その他の建築物 防災上重要な建築物以外の建築物については、施設管理者としての責務及び建築 物の耐震改修の促進に関する法律(平成 7 年法律第 123 号)の 的に耐震診 断 を行い、その 結果 に応じて耐震補強等の改修を実施する。 般 建築物 (1) 既存 建築物の耐震性の 向 上 2 趣旨 に基づき、計画 一 断 ・補強 工 事による耐震化の促進に努 める。特に 病院 、 店舗 等の不特定 多数 の者が利用する建築物、 老人ホーム 等の避難 行動要 支援 者が利用する建築物のう ち 大 規模 なものや、市が指定する緊急輸送道路 等の避難路 沿 道建築物。 建築物耐震改修促進計画に基づき、耐震診 Ⅲ-1-2 第Ⅲ編 第1章 災害の予防計画 新 築建築物の建築 制限 がけ地の 崩壊 等による 危険 から住民の 生命 の 安全 を確保するため、土 砂 災害 警戒 区域等における土 砂 災害防止対策の推進に関する法律(平成 12 年法律第 5 7 号)第 6 条 の 規 定等により県が指定土 砂 災害 警戒 区域等を住民に周 知 するとともに、必要に 応じて建築基準法 (昭和 2 5 年法律第 2 0 1 号 ) 第 3 9 条 の 規 定により災害 危険 区域を指 定し、住宅の建築 制限 を行う。 (2) 3 その他の構造物 ブロック塀 の 倒壊 防止対策 ① ブロック塀 築造に対する指導の強化 市は、県と協力して、 ブロック塀 を 新 設又は改修しようとする者に対し、建築基 準法に定める基準の 遵守 を指導する。 ② 既存ブロック塀 に対する改修指導 市は、建築物耐震改修促進計画に基づき、県と協力して、 通 学路等を中心に ブロ ック塀 の実 態 調査を行い、 倒壊危険箇 所の 把握 に努めるとともに、 危険箇 所の改修 について必要な助 言 等を行い、 危険 性の高い ブロック塀 については、 除却 の促進に (1) 努める。 ③ 知識 の 普 及 市は、県と協力して、 広 報 紙 等を活用して ブロック塀 の 安全点 検及び耐震性の確 保について 啓 発を図るとともに、 ブロック塀 の造り 方 、 点 検 方 法及び補強 方 法等に ついて パンフレット 等を 作 成し、 知識 の 普 及等に努める。 (2) 家具 等の 転倒 防止対策 市は、住宅、事務所等の建築物 内 に設 置 されている 家具 等の地震時における 転倒・ 移 動による被害を防止するため、その 適正 な対策、 転倒 防止 方 法等について パンフ レット を市民に 配布 し、 普 及 啓 発を図るとともに、 適切 な指導助 言 等を行うな ど 、 家具 等の耐震 安全 性の確保に努める。 (3) 天井材 等の 非 構造 部材 等の 安全 対策 市は、建築物における天井材等の非構造部材の脱落防止対策や、エレベーター における閉じ込め防止等を図る。 市民に対する 第 3 応急危険度判定体制 1 2 危険 度 判 定 士 の 養 成 市は、建築物の 余 震による 倒壊 や 落下 物による 二次 災害の防止を図るため、県と連 携し、県に 登録 している市 内 の応急 危険 度 判 定 士 に 判 定 士養 成講 習 会等への 参加 協力を 求 めるな ど 、 判 定 士 の 知識 や 技術 の 向 上に努める。 応急 危険 度 判 定 体制 の整備 市は、県と協力して、 ボランティア としての活動 体制 も 含 め、福 井 県被災建築物応 急 危険 度 判 定要 綱 による 判 定活動が災害時に 迅速 かつ的確に行 え るよう 体制 を整 え る。 応急 Ⅲ-1-3 第Ⅲ編 第1章 災害の予防計画 第 4 防災集団移転推進事業及びがけ地近接等危険住宅移転事業 1 2 団移転 推進事業 豪雨 、 洪水 その他の 異常 な 自然現象 による災害が発 生 した地域又は建築基準法第 39 条 の 規 定により指定された区域のう ち 、住民の 居 住に 適 当でないと 認 められる区域 内 に ある住 居 の集 団移転 を促進する。 防災集 近接 等 危険 住宅 移転 事業 がけ地の 崩壊 、土 石流 等により、住民の 生命 に 危険 が及 ぶ おそれのある区域 内 の 危 険 住宅の 移転 を促進する。 がけ地 4 Ⅲ-1- 第Ⅲ編 第2章 第1節 第2章 災害の応急対策 災害の 災害 の 応急対策 防災気象計画 第 1 計画の方針 市及び関係機関は、災害に関する各種の情報収集及び伝達がより迅速かつ正確に行える 体制を整える。 第 2 地震に関する情報の種類と内容 福井地方気象台は、地震に関する情報を住民が容易に理解できるよう、県や市町、その 他防災関係機関と連携し、地震情報(震度、震源、マグニチュード、余震の状況等)の解 説に努めるとともに、報道機関等の協力を得て、国民に迅速かつ正確な情報を伝達するも のとする。 (1) 緊急地震速報 ① 緊急地震速報の発表等 気象庁は、震度 5 弱以上の揺れが予想された場合に、震度 4 以上が予想される地 域(緊急地震速報で用いる区域)に対し、緊急地震速報(警報)を発表する。なお、 震度 6 弱以上の揺れを予想した緊急地震速報(警報)は、地震動特別警報に位置付 けられる。福井地方気象台は、緊急地震速報の利用の心得などの周知・広報に努め る。 ② 緊急地震速報の伝達 気象庁は、地震による被害の軽減に資するため、緊急地震速報を発表し、日本放 送協会に伝達するとともに、官邸、関係省庁、地方公共団体への提供に努める。ま た、放送事業者等の協力を得て、テレビ、ラジオ(コミュニティFM放送を含む。)、 携帯電話(緊急速報メール機能を含む。)、ワンセグ等を用いて広く国民一般への 緊急地震速報の提供に努める。 (注)緊急地震速報(警報)は、地震発生直後に震源に近い観測点で観測された地震波を解析すること により、地震の強い揺れが来る前に、これから強い揺れが来ることを知らせる警報である。ただ し、震源付近では強い揺れの到着に間に合わない場合がある。 Ⅲ-2-1 第Ⅲ編 第2章 災害の応急対策 (2) 地震情報の種類とその内容 <地震情報の種類と発表基準・内容> 地震情報の種 発表基準 類 震度速報 ・震度3以上 ・震度3以上 (大津波警報、津波警報又は 注意報を発表した場合は発 表しない) 以下のいずれかを満たした 場合 ・震度 3 以上 ・大津波警報、津波警報又は 震源・震度に 注意報発表時 関する情報 ・若干の海面変動が予想され る場合 ・緊急地震速報(警報)を発 表した場合 震源に 関する 情報 各地の震度 に関する ・震度1以上 情報 その他の 情報 ・顕著な地震の震源要素を更 新した場合や地震が多発 した場合等 推計震度 分布図 ・震度5弱以上 国 外 で発生した地震につい て以下のいずれかを満たし た場合等 遠 地地震に ・マグニチュード 7.0 以上 関する情報 ・都 市 部 など著しい被害が発 生する 可 能 性 がある地域 で規模の大きな地震を観 測した場合 内容 地震発生約 1 分半後に、震度 3 以上を観測 した地域名(全国を約 190 地域に区分) と地震の揺れの発現時刻を速報。 地震の発生場所(震源)やその規模(マグ ニチュード)を発表。 「津波の心配がない」又は「若干の海面変 動があるかもしれないが被害の心配はな い」旨を付加。 地震の発生場所(震源)、その規模(マグ ニチュード)、震度 3 以上の地域名と市町 村名を発表 なお、震度 5 弱以上と考える地域で、震度 を入手していない地点がある場合には、そ の市町村名を発表 震度 1 以上を観測した地点のほか、地震の 発生場所(震源)やその規模(マグニチュ ード)を発表。 震度 5 弱以上と考えられる地域で、震度を 入手していない地点がある場合は、その地 点名を発表。 顕著な地震の震源要素更新のお知らせや 地震が多発した場合の震度 1 以上を観測 した地震回数情報等を発表 観測した各地の震度データをもとに、1km 四 方 ご とに推計した震度(震度 4 以上)を 図情報として発表。 地震の発生時刻、発生場所(震源)やその 規模(マグニチュード)をおおむ ね 30 分 以内に発表。 日本や国 外 への津波の 影 響 に関しても 記 述 して発表。 Ⅲ-2-2 第Ⅲ編 第2章 災害の応急対策 第 3 災害に関する情報の収集及び伝達 1 体制 被害規模を 早期 に 把握 するために情報の 積極的 な収集ができるよう災害情報収集伝 達体制の確 立 に努める。 また、「福井県・市町村災害時 相互応援 協 定 」に基 づ き、 隣接 被災市町における被 災状況等の情報収集に 積極的 に努め、収集した情報を県に対して速やかに報 告 する。 実施 2 情報収集 発生した災害又は発生するおそれのある災害に関する情報は、 細 大もらさず収集す るよう努めなけれ ば ならないが、おおむ ね次 の事 項 について情報収集に 当 たる。 (1) 火 災の発生の状況 (2) 建物 の 倒壊 状況 ( 3 ) 死 者、 負傷 者の 人的 被害の発生状況 ( 4 ) 電気・ 水 道等の被害状況 ( 5 ) 道 路 、 橋梁 の被害状況 ( 6 ) 住民の動 向 ( 7 ) その他 必 要な情報 3 情報伝達 収集した情報は、 必 要に 応じ て速やかに広報するものとし、広報計 画 は 第Ⅰ編 6 章 第 7 節 の「広報計 画 」に 定 めるとおりとする。また、市及び各防災関係機関は、各種情 報の収集について 十 分に連 絡調 整を行い、災害 応 急対 策 が 円滑 に 実施 できるように協力 する。 方法 被害の状況 調査 は、「大 野 市被害状況 調査 及び報 告 要 領 」に基 づ いて行うものとし、 市民の生 命 及び 財産 に関する事 項並 びに市の 管 理する 施設 について、各 班 、現地災害対 策 本 部 が 調査 し 総務部 ( 総務班 )が集計する。 (1) 被害の 程 度の 調査 に 当 た っ ては、各 班 、現地災害対 策 本 部 の連 絡 を 密 にして、相違 や 重複 のある被害状況については 調 整する。 (2) 被災 世 帯 人員 等については、現地 調査 の み ではなく住民 登録 等の 諸記録 とも 照 合し、 その正 誤 を確 認 しなけれ ば ならない。 ( 3 ) 全 壊・半 壊 等により 死 者及び 負傷 者が 出 た場合は、その 氏 名、住所及び 年齢 等を速 やかに確 認 する。 4 5 調査 集 途 上 職員 の情報収集 参 集 途 上にある 職員 は、周 囲 の被災状況を 把握 し、 参 集後所 属班長 に報 告 し、各 部 は、 職員 の報 告 内容を 総務部 ( 総務班 )に報 告 する。 参 Ⅲ-2-3 第Ⅲ編 6 第2章 災害の応急対策 情報の 優先順 位 情報収集及び 通 報は、 人的 被害及び住 家 被害に関連あるものを 優先 する。 収集す べ き情報 項目 及び情報収集源 (1) 発災 段階 (地震発生 直 後における情報 項目 及び収集源) 情報 項目 情報の内容 収集源 ・ 火 災発生状況 ・ 建物 の 倒壊 状況 ・ 工 場、 化学施設 内の発災状況 ・発災による 物的 、人的 被害に関 市、消 防機関、住民、各 施設管 理 発災情報 者、各ライフライン関係機関、各 する情報 交通 機関、道 路管 理者 ・ラ イフ ラ イ ンの被災状況 ・ 交通 機関、道 路 の被災状況 ・ ダム 、 河川堤 防の被災状況 住民の 避難 状況 ・ 避難実施 状況 避難 所 管 理者、住民 7 (2) 復旧段階 (災害 復旧段階 における情報 項目 及び収集源) 情報 項目 情報の内容 収集源 定 の 様式 に基 づ く 物的 、人的 全体 的 な被害状況 ・所被害の確 市各 部 定値 住民の 避 難 に関す ・指定避難 所周 辺 の状況、開設 さ 避難 所 管 理者 る状況 れた 指定避難 所名、収容 人員 等 ラ イ フ ラ イ ン等の ・各ラ イフ ラ イ ンの 復旧 状況 各ライフライン関係機関、各 交 通 復旧見通 し ・各 交通 機関、道 路 の被災状況 機関、道 路管 理者 ・ 応 急 復旧工 事等の 進捗 状況 各関係機関の 応 急 復旧 対 策 の ・ 食糧物 資等の 調 達 支給 状況 各防災関係機関 実施 状況 ・ 環境 対 策 情報等 第 4 区長との協力 災害時に区 長 との連 絡 体制を 密 にし、被害情報の収集及び伝達等に関する協力を得る。 また、区 長 は区内の被害情報の収集と集約に努め、人的 被害及び住 家 被害に関連あるもの を 優先 して市に 通 報する。 Ⅲ-2-4 第Ⅲ編 第2章 災害の応急対策 第 5 異常現象発見者の通報義務 災害が発生するおそれがある 異常 な現象を発 見 したものは、遅滞 なくその旨を市 長 又は 警 察 官に 通 報し、市 長 は速やかに県及び福井地方気象台その他関係機関に 通 報する。 1 市 長 が 通 報す べ き事 項 (1) 異常 な 河川水 位等があ っ たとき。 (2) 震度 4 以上の地震があ っ たとき。 ( 3 ) 頻 発地震(数日に わ たり 頻繁 に 感じ る地震)があ っ たとき。 2 福井地方気象台への 通 報方 法 原則 として、加入電話(0 77 6-24-0009)又はF AX (0 77 6-24-1252)により行う。 第 6 県への報告 被害状況報 告 は、災害対 策 基本 法第 53 条 の規 定 に基 づ き、「 火 災・災害等 即 報要 領 」 に基 づ き、知事に対して行う。こ のほか、他の防災関係 法令 の規 定 により関係行 政 機関等 に報 告 する 詳細 なものについては、それ ぞ れの 定 められた要 領 により報 告 する。 1 報 告 の 責任 者 災害報 告責任 者は、災害対 策 本 部総務部長 とし、災害対 策 本 部 が 設 置されていない 場合は、防災防 犯課長 とする。 2 報 告 の基準 被害状況報 告 に 当 た っ ては、おおむ ね次 に 掲げ る事 項 に 該当 する場合に報 告 する。 (1) 災害 救助法 の 適 用基準に合 致 するもの (2) 市が災害対 策 連 絡室 又は災害対 策 本 部 を 設 置したとき ( 3 ) 災害が 2 市町以上にまたがるもので、本市における被害は軽 微 であ っ ても全県 的 に 見 た場合 同 一災害で大きな被害を生 じ ているもの ( 4 ) 災害による被害に対し、国・県の特別の 財政援助 を要するもの ( 5 ) 災害による被害が 当初 は軽 微 であ っ ても、今 後 (1)~(4)の要 件 に 該当 する災害に発 展 するおそれがあるもの ( 6 ) その他災害の状況及びそれ ぞ れが及 ぼ す 社 会 的影響 から 見 て、報 告 する 必 要がある と 認 められるもの ( 7 ) 注意報・警報が発表された場合において発生し、上 記 基準に 該当 しないもの Ⅲ-2-5 第Ⅲ編 第2章 災害の応急対策 報 告 の種類 災害状況報 告 の種類は、 次 のとおりとする。 (1) 災害 即 報 災害を 覚 知したとき、 原則 として 覚 知後 30 分以内で 可 能な 限 り 早 く、 わ かる 範囲 で行う。 (2) 災害確 定 報 告 応 急対 策終了 後 10 日以内に行う。 ( 3 ) 災害 年 報 毎年 1 月 1 日から 12 月 31 日までの災害状況について、 翌年 の 4 月 1 日現 在 で 明 らかにな っ たものを 4 月 15 日までに報 告 する。 なお、災害 即 報については、地震が発生し、市域で震度 5 強 以上を 記録 したとき は、 第 一報を県に対して だ けでなく、国 (総務 省 消 防庁 )に対しても、 原則 として、 覚 知後 30 分以内で 可 能な 限 り 早 く、 わ かる 範囲 で、報 告 するものとし、更に要 請 が あ っ た場合には、 第 一報後の報 告 についても 引 き 続 き、国( 総務 省 消 防庁)に対し て行う。 3 4 報 告 の方 法 及び報 告先 県に対して、災害 即 報は災害の 概 況・被害の状況及び 応 急対 策 の状況を県防災行 政 無線 又は一般加入電話により報 告 するものとし、災害確 定 報 告 及び災害 年 報は被害状況 の 詳細 について 文書 で報 告 する。 Ⅲ-2-6
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