「横浜市公共建築物天井脱落対策事業計画」 を策定しました!

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平 成 27 年 3 月 9 日
建 築 局 営 繕 企 画 課
「横浜市公共建築物天井脱落対策事業計画」
を策定しました!
東⽇本⼤震災において、⼤規模空間を有する建築物の天井の脱落が多数⽣じたことを受け
て、平成 26 年4⽉に改正建築基準法施⾏令が施⾏されました。これにより、新たに建築すると
きの特定天井(※下記参照)については、新基準への適合が求められました。⼀⽅、既存施設の
特定天井については、新基準への遡及はありませんが、既存不適格の扱いとなりました。
そこで、横浜市では、市⺠の安全を確保し、災害時において防災機能の役割が⼗分に果た
せるよう、既存不適格となった市⺠利⽤施設等の全ての特定天井を改修する⽅針とし、可能な
限り天井脱落による被害の軽減を図っていきます。これを着実かつ計画的に推進するため、この
たび「横浜市公共建築物天井脱落対策事業計画」を策定しました。
※特定天井
吊 り 天 井 で 、 天 井 の 高 さ が 6 m を 超 え か つ 、 そ の 水 平 投 影 面 積 が 200 ㎡ を 超 え か つ 、
天 井 部 材 の 重 さ が 2 kg/㎡ を 超 え る 等 の も の 。
事業計画の概要
●対象 施設 :107 施 設(147 室)
本市の 既存 公共建 築物 のうち 、特 定天井 を有 する施 設( 小中学 校、高校 、特別 支援 学 校
等につ いて は、平 成 27 年度の 対 策完了 予定 のため 対象 から除 く。 )
●事業 完了 の目標 年次
平成 34( 2022)年 度(「 横浜 市地震 防災 戦略」と目 標年次 を合 わせた 計画 とする 。)
●施設 の優 先順位
天井の 脱落 危険度 、災 害時に 果た すべき 機能 の重要 度 、改修技 術や 交付金 の動 向など を
勘案し なが ら進め る。 また、 市民 利用施 設に ついて は市 民サー ビス 確保に 配慮 する。
●事業 の進 め方
優先順 位に より、当初 3 年間に事 業着手 する ことを 目標 とする 第 1 群とそ れ以 降の第 2
群とに 分け て推進 する 。
○ 第 1 群( 平成 27~ 29 年度 ): 34 施設(50 室)
○第 2 群 ( 平成 30~ 34 年度 ): 73 施設(97 室)
◆ 事業計画は、建築局公共建築部のホームページで閲覧できます。
(URL
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/archi/tenjyou/
お問合せ先
建築局営繕企画課長
恵美須
望
Tel 045-671-2910