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お取引先 各位
1.鶏卵相場の推移
2月23日 月
2月24日 火
2月25日 水
2月26日 木
2月27日 金
3月2日 月
3月5日 木
3月6日 金
3月7日 土
3月8日 日
3月9日 月
3月10日 火
前々週末対比
平成27年3月10日
丸紅エッグ たまごニュース
2. コーン シカゴ相場
全農 L 加重
東京 大阪 福岡
全農 M 加重
東京 大阪 福岡
203
203
203
203
203
203
203
203
203
203
203
206
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
190
190
190
190
190
190
190
190
190
190
190
190
215
215
215
215
215
215
215
215
215
215
215
220
210
210
210
210
210
210
210
210
210
210
210
210
3
0
0
5
0
赤字:上伸
全農 MS 加重
東京
大阪 福岡
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
200
232
232
232
232
232
232
232
232
232
232
232
237
225
225
225
225
225
225
225
225
225
225
225
225
217
217
217
217
217
217
217
217
217
217
217
217
0
5
0
0
コーン シカゴ先物相場 (単位: ¢/ブッシェル )
前々週引値
前週引値
2015年2月27日 2015年3月6日
前々週比
-15-1/4
3月
384 1/2
379 1/4
5月
393 1/4
386 1/4
-17-1/4
7月
-17-1/4
401 1/4
394 1/2
9月
408 1/4
401 1/4
-17-1/4
12月
417 1/2
410 3/4
-16-3/4
青字:下降
3.統計・その他
① 1月の日本フードサービス協会 販売概況 (社団法人日本フードサービス協会 外食産業データ:2015/2/25)
<外食市場1月の動向>
前年同月比 全店ベース
年月 14年12月 13年12月
● 売上は2カ月連続して、前年を下回る
97.2 %
休日日数
5日
6日
売上高
<全体概況>
店舗数
100.5 %
土曜日数
4日
4日
1月の外食需要は、客単価が21カ月連続して前年を上回るものの、客数は
客 数
東
雨天日数
6日
5日
95.2
伸びていない。中でもFF洋風は、食品への異物混入事件の影響で客数が
%
京 平均気温 6.7℃
8.3℃
客単価
102.1 %
大きくマイナスとなり売上減となったことから、外食全体の売上も95.0%と、前
大 雨天日数
7日
6日
月に続き前年を下回った。
阪 平均気温 6.8℃
7.8℃
<業態別概況>
■ ファーストフード業態
・全体売上は103.0%と前年を上回った。
・客単価の上昇に支えられ、中華以外の業種の売上は前年を上回った。だがメニュー改訂による価格上昇などにより、価格に敏感な一部顧客
の外食頻度が低下しているためか、洋風と中華では客数が前年を下回った。一方、焼肉は再び客数が前年を上回り、好調に推移している。
■ ファミリーレストラン業態
・全体売上は101.2%と前年を上回った。
・中華以外の業種は、堅調な客単価の下支えもあり、売上は前年を上回った。一方、客数は、曜日回りや、北日本等の大雪の影響などから全て
の業種でマイナスとなった。焼き肉は好調を維持しているが17カ月ぶりに客数が前年を下回り、上昇基調に一服感が出た。
■ パブ・居酒屋業態
・全体売上は依然として苦戦し、客数93.3%、売上は92.4%となった。パブ・ビヤホールは期間限定キャンペーンが奏功し、売上は101.1%と全
体を上回った。
■ ディナーレストラン業態
・引き続き、客単価の高い新店で好調なところもあるなど、売上は102.2%と前年を上回った。
■ 喫茶業態
・季節限定商品やフードメニューが客単価増に貢献し、売上は102.4%となった。
② 1月の採卵用雛餌付け羽数 (日本種鶏孵卵協会 鶏ひなふ化羽数データ収集調査:2015/2/27)
羽数(千羽)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1~12月累計
平均
H27年
8,506
8,506
8,506
H26年
7,766
8,065
8,202
8,244
8,849
8,838
8,866
7,280
8,831
8,497
8,136
8,803
100,377
8,365
前年比
109.5%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
101.7%
H25年
7,728
7,796
7,976
8,272
8,289
8,302
7,592
7,123
8,368
7,734
8,240
8,103
95,523
7,960
H24年
7,965
7,948
8,554
8,450
8,404
8,181
8,191
7,238
7,716
8,215
7,991
7,762
96,615
8,051
直近3ヶ月(H26年11月~H27年1月)前年同期比
11月~1月合計
今期
25,445
前期
24,109
対比
105.5%
1
H23年
8,153
7,614
9,039
8,447
8,940
8,479
7,719
7,383
8,858
8,066
8,555
8,164
99,417
8,285
H22年
H21年
8,375
9,206
7,509
7,750
9,809
9,443
8,863
8,835
8,282
8,631
8,862
9,011
8,059
8,409
7,898
6,809
9,041
9,576
7,945
8,179
8,919
7,971
8,267
8,634
101,829 102,454
8,486
8,538
H20年
8,419
8,581
9,218
8,651
9,172
8,675
8,389
7,373
9,284
8,424
8,074
8,185
102,445
8,537
H19年
H18年
8,804
9,153
8,628
7,685
10,475 10,353
9,334
9,151
9,644
9,520
9,239
9,046
9,031
8,868
7,353
7,875
9,377
9,803
8,703
8,484
9,100
9,088
7,938
8,653
107,626 107,679
8,969
8,973
③ 1月の鶏卵家計消費量 販売概況 (総務省統計局 家計調査結果:2015/2/27)
数量
支出金額
平均価格
購入世帯数
(g)
(円)
(円)
(%)
一所帯当り 前年同月 前年同月比
2,310
95.8%
2,411
704
702 100.3%
30.47
29.10 104.7%
92.94
98.9%
93.94
一人当り
764.90
233
前年同月
793
231
前年同月比
96.4%
100.9%
④ 2015年1月 平成22年基準消費者物価指数 (総務省統計局 家計調査結果:2015/2/27)
全国
品目
総 合
食 料
卵
ウエイト
10000
2525
22
指数
27年 1月
103.1
105.9
109.6
前月比(%)
-0.2
1.6
-5.6
東京都区部
前 年
指数
同月比(%) 26年 12月
2.4
103.3
104.2
4.2
-1.3
116.2
ウエイト
10000
2381
18
指数
27年 1月
101.6
103.8
106.0
⑤ 2月度 景気ウォッチャー調査結果 (内閣府ホームページ : 2015/3/9 )
業動向関連DIは、製造業及び非製造業が上昇したことから上昇
した。雇用関連DIは、求人の増加がみられたこと等から上昇した。
2月の先行き判断DIは、前月比3.2ポイント上昇の53.2となった。
先行き判断DIについては、物価上昇への懸念等がみられるもの
は、一部に弱さが残るものの、緩やかな回復基調が続いている。
先行きについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、賃上
げへの期待や燃料価格低下への期待等がみられる」とまとめられ
る。
-0.2
1.6
-4.3
図表2 構成比
やや良く
やや悪く
悪く
良く
年 月
変わらない
なっている
なっている
なっている
なっている
2月の現状判断DIは、前月比4.5ポイント上昇の50.1となった。
家計動向関連DIは、小売関連が上昇したこと等から上昇した。企
の、賃上げへの期待や燃料価格低下への期待等がみられ、家計
動向部門、企業動向部門及び雇用部門で上昇した。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気
前 年
指数
同月比(%) 26年 12月
2.3
101.9
3.9
102.2
-1.5
110.7
前月比(%)
DI
2014
12
1.9%
14.8%
51.9%
25.4%
6.1%
2015
1
1.3%
15.4%
53.3%
24.4%
5.5%
45.6
2
2.1%
22.7%
53.3%
17.6%
4.4%
50.1
(0.8)
(7.3)
(0.0)
図表3 景気の現状判断DI
(-6.3)
(-1.1)
(4.5)
(前月差)
(DI)
45.2
75
'50
0 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15(年)
合計
家計動向関連
企業動向関連
⑥ 国際的なとうもろこし需給の概要 (農林水産省 海外食料需給レポート:2015/2/27)
<米国農務省(USDA))の見通し>
【生産量】 2014/15年度 前年度比 ↑ 前月比 ↑
生産量は、ブラジル、アルゼンチンで作付面積減少により減少、中国、ウクライナ等でも
減少するものの、EU、米国で増加が見込まれることから、世界全体では前年度を上回り、
史上最高の991.3百万トンとなる見込み。
なお、前月からの予測の改訂は、世界全体で上方修正され、国別には、ウクライナ、ア
ルゼンチン、インド、EUで上方修正された。
【消費量】 2014/15年度 前年度比 ↑ 前月比 ↑
消費量は、米国、中国等で飼料用需要の増加が見込まれることから、世界全体では前
年度を上回り、史上最高の975.5百万トンとなる見込み。
なお、前月からの予測の改訂は、世界全体で上方修正され、国別には、米国、EU、メ
キシコで上方修正された。
【貿易量】 2014/15年度 前年度比 ↓ 前月比 ↑
世界全体の貿易量は、前年度より減少し、115.1百万トンとなる見込み。
国別には、輸出国では、米国、アルゼンチン等で減少する見込み。輸入国では、日本
等で増加し、EU、エジプト等で減少する見込み。
なお、前月からの予測の改訂は、輸出国では、アルゼンチン、ウクライナで上方修正、
ロシアで下方修正、輸入国では、EUで上方修正された。
【期末在庫量】 2014/15年度 前年度比 ↑ 前月比 ↑
期末在庫量は、前年度より増加し、世界全体では189.6百万トンとなる見込み。
国別には、南アフリカ、ブラジルで在庫が取り崩されるものの、米国、中国等で積み増
しされる見込み。期末在庫率は19.4%と、前年度より上昇する見込み。
なお、前月からの予測の改訂は、世界全体で上方修正され、国別には、南アフリカ、
中国等で上方修正、米国、アルゼンチンで下方修正された。
雇用関連
表-1 世界のとうもろこし需給(米国農務省)
(単位:百万トン)
年 度
生 産 量
米国
中国
ブラジル
EU
ウクライナ
アルゼンチン
インド
消 費 量
うち飼料用
米国
中国
EU
ブラジル
メキシコ
インド
日本
貿 易 量
(輸出)
米国
ブラジル
アルゼンチン
ウクライナ
インド
ロシア
パラグアイ
(輸入)
日本
EU
メキシコ
韓国
エジプト
イラン
台湾
期末在庫量
中国
米国
ブラジル
EU
南アフリカ
アルゼンチン
期末在庫率
2012/13
2013/14
2014/15
(見込み)
前月予測
からの変更
予測値
対前年度
増減率(%)
8 6 8 .0
273.2
205.6
81.5
58.9
20.9
27.0
22.3
8 6 4 .5
517.7
263.0
200.0
69.6
52.5
27.0
17.5
14.5
9 5 .2
9 8 9 .0
351.3
218.5
79.5
64.3
30.9
26.0
24.2
9 5 3 .3
573.1
293.1
212.0
76.5
55.0
31.7
19.5
15.1
1 3 0 .6
9 9 1 .3
361.1
215.5
75.0
74.2
28.5
23.0
22.5
9 7 5 .5
595.5
302.2
216.0
78.5
56.5
33.6
20.0
15.4
1 1 5 .1
3 .2
0.2
1.5
1.0
0.5
4 .3
1.3
1.3
1.0
0.3
2 .8
0 .2
2.8
▲ 1.4
▲ 5.7
15.4
▲ 7.9
▲ 11.5
▲ 7.0
2 .3
3.9
3.1
1.9
2.6
2.7
5.8
2.6
2.0
▲ 1 1 .8
18.6
25.0
18.7
12.7
4.7
1.9
2.8
48.7
21.5
16.5
20.0
3.9
4.2
2.4
44.5
19.5
13.5
18.0
2.5
2.5
2.3
1.5
1.5
▲ 0.5
-
▲ 8.7
▲ 9.3
▲ 18.2
▲ 10.0
▲ 35.4
▲ 40.4
▲ 3.0
14.4
11.4
5.7
8.2
5.1
3.7
4.2
1 3 8 .1
67.6
20.9
14.2
5.2
3.1
1.3
1 6 .0 %
15.1
15.9
11.0
10.4
8.5
5.5
4.4
1 7 3 .8
77.3
31.3
18.0
6.4
4.4
2.0
1 8 .2 %
15.4
8.0
10.9
9.6
7.5
5.5
4.2
1 8 9 .6
79.2
46.4
17.8
7.6
3.6
2.1
1 9 .4 %
1.0
0 .5
0.5
▲ 1.3
0.2
0.2
0.7
▲ 0.3
▲ 0 .0
1.9
▲ 49.7
▲ 0.5
▲ 7.8
▲ 11.8
0.0
▲ 4.5
9 .1
2.5
48.4
▲ 1.1
18.1
▲ 17.6
5.4
1 .2
4.今週のコメント
2月下旬から保合続きだった相場が、本日東京で上昇した。明日は、他のエリアも上がるのであろうか。強換等で供給が少ないのか、外食プ
ロモーションの手当が影響しているのか、原料が不足しているところも多いようだ。しかしながら餌付羽数から見ると、3月以降は生産量増とな
る可能性もあり、不足は一時的なもので、来週以降は余裕が出てくるのではとの見方が多い。後半は例年通りの動きに転じるであろうか。
2