お取引先 各位 平成27年1月13日 丸紅エッグ たまごニュース 1.鶏卵相場の推移 2. コーン シカゴ相場 全農 L 加重 東京 大阪 福岡 全農 M 加重 東京 大阪 福岡 12月26日 金 235 240 230 250 250 240 1月5日 月 170 175 170 180 185 180 1月6日 火 170 175 170 180 185 180 1月7日 水 170 175 170 180 185 180 1月8日 木 170 175 170 180 185 180 1月9日 金 170 175 170 180 185 180 1月12日 月 1月13日 火 170 175 170 180 185 180 前々週末比 ▲ 65 ▲ 65 ▲ 60 ▲ 70 ▲ 65 ▲ 60 赤字:上伸 全農 MS 加重 東京 大阪 福岡 260 190 190 190 190 190 190 ▲ 70 255 195 195 195 195 195 255 195 195 195 195 195 195 195 コーン シカゴ先物相場 (単位: ¢/ブッシェル ) 前々週引値 前週引値 2015年1月2日 2015年1月9日 前々週比 +25-1/4 3月 395 1/4 400 1/4 5月 404 1/2 408 1/4 +23-3/4 7月 411 1/4 414 1/2 +13-1/4 9月 413 1/2 417 3/4 +13-1/2 12月 419 1/2 421 1/2 +12-1/4 ▲ 60 ▲ 60 青字:下降 3.統計・その他 ① 11月の日本フードサービス協会 販売概況 (社団法人日本フードサービス協会 外食産業データ:2014/12/25) <外食市場11月の動向> 前年同月比 全店ベース 年月 14年11月 13年11月 ● 売上は6カ月ぶりに前年を上回る 休日日数 売上高 101.9 % 7日 6日 <全体概況> 土曜日数 店舗数 100.3 % 5日 4日 11月は、比較的天候に恵まれ、前年より土・日・祝日の合計が2日多く、引き 東 雨天日数 客 数 98.3 % 10日 4日 続き客単価が堅調に推移したことなどから、全体売上は前年比101.9%と6カ 京 平均気温 14.2℃ 13.5℃ 客単価 103.6 % 月ぶりに前年を上回った。 大 雨天日数 8日 9日 <業態別概況> 阪 平均気温 14.2℃ 12.9℃ ■ ファーストフード業態 ・全体売上は100.5%と6カ月ぶりに前年を上回った。 ・洋風は、売上が94.2%と前年を下回ったが、前月の88.3%より下げ幅は少なくなった。 ・和風は、季節メニュー等により客数・客単価ともに好調で、売上は110.8%となった。麺類は、新メニューの投入等で客数が増加し、売上は107.0 %。一方、持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数・客数が減少し、売上はわずかに前年を下回った。その他は、「カレー」「アイスクリーム」などのメ ニュー訴求が奏功し、好調に推移した。 ■ ファミリーレストラン業態 ・全体売上は105.9%と昨年5月以降継続して前年を上回る傾向が続いている。 ・洋風は、季節フェア・セットメニュー・サイドメニュー等の販促による客単価の上昇が休祝日数の増加とあいまって、売上は105.6%となった。 ・和風は客単価・店舗数が増えて売上は106.2%、中華は客数が減少したものの客単価が上昇し売上は102.4%、焼き肉は客数が108.4%と大き く増え、売上は112.1%と33カ月連続して前年を上回った。 ■ パブ・居酒屋業態 ・ビジネス街立地の店舗では金曜日が昨年より1日少なかった影響もあり、全体客数は93.2%、全体売上も92.7%と前年を下回った。 ・その中でパブ・ビヤホールは、女性客やリピーターの取り込み等これまでの取り組みの積み重ねもあり、売上は101.7%と前年を上回った。 ■ ディナーレストラン業態 ・店舗数・客数・客単価が堅調で、売上は104.7%と9カ月連続して前年を上回った。 ■ 喫茶業態 ・平日の減少がとくにビジネス街立地の店舗に影響し、全体の客数は減ったが、季節限定商品の積極導入等により客単価が上昇、売上は100.6 %となった。 ② 12月度 景気ウォッチャー調査結果 (内閣府ホームページ : 2015/1/13 ) やや良く やや悪く 悪く 良く 年 月 変わらない なっている なっている なっている なっている 12月の現状判断DIは、前月比3.7ポイント上昇の45.2となった。 家計動向関連DIは、小売関連などが上昇したこと等から上昇した。 企業動向関連DIは、製造業及び非製造業が上昇したことから上昇 した。 雇用関連DIは、求人の増加がみられたこと等から上昇した。 12月の先行き判断DIは、前月比2.7ポイント上昇の46.7となった。 先行き判断DIについては、物価上昇への懸念等が引き続きみられ るものの、経済対策や燃料価格低下への期待等から、家計動向部 門、企業動向部門及び雇用部門で上昇した。 今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、 このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、物価上昇へ の懸念等が引き続きみられるものの、経済対策や燃料価格低下へ 図表2 構成比 2014 DI 10 0.9% 13.3% 52.2% 27.9% 5.7% 44.0 11 0.8% 11.1% 49.0% 31.5% 7.6% 41.5 12 1.9% 14.8% 51.9% 25.4% 6.1% 45.2 (前月差) (1.1) (3.7) (2.9) (-6.1) (-1.5) (3.7) (DI) 図表3 景気の現状判断DI 75 '50 0 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 の期待等がみられる」とまとめられる。 合計 1 家計動向関連 企業動向関連 11 12 13 14 (年) 雇用関連 ③ 11月の鶏卵家計消費量 販売概況 (総務省統計局 家計調査結果:2014/12/26) 数量 支出金額 平均価格 購入世帯数 一所帯当り 前年同月 前年同月比 一人当り 2,556 846.36 2,532 100.9% (円) 751 249 718 104.6% (円) 29.37 28.37 103.5% (%) 93.88 99.9% 94.01 (g) 前年同月 833 236 前年同月比 101.6% 105.3% ④ 2014年11月 平成22年基準消費者物価指数 (総務省統計局 家計調査結果:2014/12/26) 全国 品目 総 合 食 料 卵 ウエイト 10000 2525 22 東京都区部 指数 前 年 指数 前月比(%) 26年 11月 同月比(%) 26年 10月 103.2 -0.4 2.4 103.6 103.3 -0.7 2.9 104 115.0 0.2 6.5 114.8 ウエイト 10000 2381 18 前 年 指数 指数 前月比(%) 26年 11月 同月比(%) 26年 10月 101.8 -0.4 2.1 102.2 101.3 -0.7 2.4 102.1 110.4 -1.0 5.8 111.5 ⑤ 11月の採卵用雛餌付け羽数 (日本種鶏孵卵協会 鶏ひなふ化羽数データ収集調査:2014/12/26) 羽数(千羽) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1~12月累計 平均 H26年 7,766 8,065 8,202 8,244 8,849 8,838 8,866 7,280 8,831 8,497 8,136 91,574 8,325 H25年 7,728 7,796 7,976 8,272 8,289 8,302 7,592 7,123 8,368 7,734 8,240 8,103 95,523 7,960 前年比 100.5% 103.5% 102.8% 99.7% 106.8% 106.5% 116.8% 102.2% 105.5% 109.9% 98.7% 0.0% 104.8% 104.6% H24年 7,965 7,948 8,554 8,450 8,404 8,181 8,191 7,238 7,716 8,215 7,991 7,762 96,615 8,051 H23年 8,153 7,614 9,039 8,447 8,940 8,479 7,719 7,383 8,858 8,066 8,555 8,164 99,417 8,285 H22年 H21年 H20年 H19年 H18年 H17年 8,375 9,206 8,419 8,804 9,153 8,755 7,509 7,750 8,581 8,628 7,685 8,762 9,809 9,443 9,218 10,475 10,353 10,285 8,863 8,835 8,651 9,334 9,151 10,209 8,282 8,631 9,172 9,644 9,520 10,129 8,862 9,011 8,675 9,239 9,046 9,424 8,059 8,409 8,389 9,031 8,868 9,326 7,898 6,809 7,373 7,353 7,875 7,633 9,041 9,576 9,284 9,377 9,803 9,697 7,945 8,179 8,424 8,703 8,484 8,563 8,919 7,971 8,074 9,100 9,088 8,356 8,267 8,634 8,185 7,938 8,653 8,662 101,829 102,454 102,445 107,626 107,679 109,801 8,486 8,538 8,537 8,969 8,973 9,150 11月までの累計前年比 直近3ヶ月(H26年9月~11月)前年同期比 9月~11月合計 今期 25,464 前期 24,342 対比 104.6% ⑥ 国際的なとうもろこし需給の概要 (農林水産省 海外食料需給レポート:2014/12/25) <米国農務省(USDA))の見通し> 【生産量】 2014/15年度 前年度比 ↑ 前月比 ↑ 生産量は、ウクライナで通貨安に伴う資材コストの上昇による単収低下及び晩夏の高温・ 乾燥から減少、ブラジル、アルゼンチン、中国等でも減少するものの、米国、EUで増加が 見込まれることから、世界全体では前年度を上回り、史上最高の991.6百万トンとなる見込 み。 なお、前月からの予測の改訂は、世界全体で上方修正され、国別には、中国、EUで'上 方修正、アルゼンチンで下方修正された。 【消費量】 2014/15年度 前年度比 ↑ 前月比 ↑ 消費量は、米国、中国等で飼料用需要の増加が見込まれることから、世界全体では前 年度を上回り、史上最高の972.2百万トンとなる見込み。 なお、前月からの予測の改訂は、世界全体で上方修正され、国別には、EU、米国で上 方修正された。 【貿易量】 2014/15年度 前年度比 ↓ 前月比 ↓ 世界全体の貿易量は、前年度より減少し、112.3百万トンとなる見込み。 国別には、輸出国では、パラグアイで増加し、米国、ウクライナ等で減少する見込み。輸 入国では、日本等で増加し、EU、エジプト等で減少する見込み。 なお、前月からの予測の改訂は、世界全体で下方修正され、輸出国では、アルゼンチン で下方修正された。 【期末在庫量】 2014/15年度 前年度比 ↑ 前月比 ↑ 期末在庫量は、前年度より増加し、世界全体では192.2百万トンとなる見込み。 国別には、南アフリカ、ブラジルで在庫が取り崩されるものの、米国、アルゼンチン等で 積み増しされる見込み。期末在庫率は19.8%と、前年度より上昇する見込み。 なお、前月からの予測の改訂は、世界全体で上方修正され、国別には、中国で上方修 正、米国、EUで下方修正れた。 2 表-1 世界のとうもろこし需給(米国農務省) (単位:百万トン) 年 度 生 産 量 米国 中国 ブラジル EU ウクライナ アルゼンチン インド 消 費 量 うち飼料用 米国 中国 EU ブラジル メキシコ インド 日本 貿 易 量 (輸出) 米国 ブラジル アルゼンチン ウクライナ インド ロシア パラグアイ (輸入) 日本 EU メキシコ 韓国 エジプト イラン 台湾 期末在庫量 中国 米国 ブラジル EU 南アフリカ アルゼンチン 期末在庫率 2012/13 2013/14 2014/15 (見込み) 前月予測 からの変更 予測値 対前年度 増減率(%) 868.0 273.2 205.6 81.5 58.9 20.9 27.0 22.3 864.7 518.8 263.0 200.0 69.6 52.5 27.0 17.5 14.5 95.2 989.3 353.7 218.5 79.3 64.2 30.9 25.0 24.2 954.3 576.0 295.4 212.0 76.0 55.0 31.7 19.5 15.1 130.1 991.6 366.0 215.5 75.0 73.6 27.0 22.0 21.0 982.2 597.1 302.8 216.0 77.0 56.5 33.3 19.5 15.4 112.3 1.3 1.5 0.5 ▲ 1.0 0.4 0.4 0.3 0.5 ▲ 0.8 0.2 3.5 ▲ 1.4 ▲ 5.4 14.6 ▲ 12.6 ▲ 12.0 ▲ 13.2 1.9 3.7 2.5 1.9 1.3 2.7 4.9 0.0 2.0 ▲ 13.7 18.6 25.0 18.7 12.7 4.7 1.9 2.8 48.7 21.5 15.5 20.0 3.9 4.2 2.2 44.5 19.5 12.0 16.5 2.5 3.0 2.3 ▲ 1.0 - ▲ 8.7 ▲ 9.3 ▲ 22.6 ▲ 17.5 ▲ 35.9 ▲ 28.4 4.5 14.4 11.4 5.7 8.2 5.1 3.7 4.2 137.8 67.6 20.9 14.2 5.1 3.1 1.3 15.9% 15.1 15.8 11.0 10.4 8.5 5.5 4.4 172.8 77.3 31.4 17.8 6.7 3.3 2.1 18.1% 15.4 6.0 10.9 9.6 7.5 5.5 4.2 192.2 78.7 50.8 17.6 6.8 2.9 2.9 19.8% 0.7 1.0 ▲ 0.3 ▲ 0.1 0.1 1.9 ▲ 62.1 ▲ 0.5 ▲ 7.8 ▲ 11.8 0.0 ▲ 4.5 11.2 1.8 61.7 ▲ 1.1 1.3 ▲ 14.4 38.2 1.7 ⑦ 止市/初市 JA全農たまご鶏卵相場(直近4年分比較) 東 京 大 阪 福 岡 LL L M MS S SS 2014年~2015年 ① 2013年~2014年 ② 2012年~2013年 ③ 2011年~2012年 ① ② ③ 平均 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 228 160 155 -68 265 200 -65 220 -65 180 110 -70 221.7 155.0 -67 160 235 170 -65 275 210 -65 225 -65 190 115 -75 230.0 161.7 -68 250 180 -70 280 210 -70 230 160 -70 195 120 -75 235.0 163.3 -72 155 260 190 -70 280 210 -70 225 -70 202 125 -77 235.7 163.3 -72 145 250 180 -70 270 200 -70 215 -70 197 120 -77 227.3 155.0 -72 95 200 120 -80 220 150 -70 165 -70 147 70 -77 177.3 105.0 -72 LL L M MS S SS 2014年~2015年 ① 2013年~2014年 ② 2012年~2013年 ③ 2011年~2012年 ① ② ③ 平均 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 210 150 -65 260 200 -60 -60 180 110 -70 216.7 153.3 -63 230 165 155 240 175 -65 265 205 -60 215 -60 185 115 -70 221.7 158.3 -63 250 185 155 -65 275 210 -65 220 -65 190 120 -70 228.3 161.7 -67 150 255 195 -60 270 210 -60 210 -60 195 120 -75 225.0 160.0 -65 145 250 185 -65 260 205 -55 205 -60 190 115 -75 218.3 155.0 -63 200 125 -75 210 155 -55 155 -60 140 65 -75 168.3 105.0 -63 95 LL L M MS S SS 2014年~2015年 ① 2013年~2014年 ② 2012年~2013年 ③ 2011年~2012年 ① ② ③ 平均 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 止市 初市 落幅 225 160 145 -65 255 195 -60 205 -60 180 105 -75 213.3 148.3 -65 230 170 -60 260 200 -60 210 150 -60 185 110 -75 218.3 153.3 -65 240 180 150 -60 270 205 -65 215 -65 190 115 -75 225.0 156.7 -68 150 255 195 -60 270 210 -60 210 -60 195 120 -75 225.0 160.0 -65 240 185 -55 255 205 -50 195 145 -50 190 115 -75 213.3 155.0 -58 185 120 -65 200 150 -50 145 95 -50 140 65 -75 161.7 103.3 -58 ⑧ 止市/初市 JA全農たまご 東京M加重鶏卵相場と落幅(H15年~H26年) H26年 止市 H27年 初市 ⑨ 昭和25年~平成26年 鶏卵相場推移 東京全農M(kg/円) 4.今週のコメント 2014年全農東京Mサイズの年間平均は222円、2015年初市は70円落ちの180円となった。初市180円は、1991年以来の高値であった昨年の 初市210円よりは低いものの、過去10年では2005年と並んで2番目の高値である。過去10年の初市平均は148円、1月末までの上げ幅は48円 であるが、比較的高い相場からスタートした2011年(170円)、2013年(160円)、2014年(210円)の上げ幅はいずれも30円と小さい。 今年の1月 前半までの荷動きはあまり良くないとの声も聞くが、果たして今年はどんな展開となるのであろうか??? 3
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