解 答 - 難関私大文系専門 増田塾

2015 入試解答速報
難関私大文系専門予備校
2 月 20 日
早稲田大学(政治経済学部)国語
解答と解説
解 答
(満点︓70 点)
大問一(25 点)
問一(2 点 各 1 点×2)A-ニ
G-ロ
問二(3 点 各 1 点×3)B-ハ
E-ロ
I-ニ
問三(1 点)イ
問四(2 点)会
問五(2 点)ハ
問六(2 点)ハ
問七(2 点)ニ
問八(2 点)ロ
問九(1 点)イ
問十(2 点)上より下へ
問十一(2 点)ロ
問十二(2 点)ハ
問十三(2 点)ニ
大問二(20 点)
問十四(2 点 各 1 点×2)1.わいきょく
2.模索(摸索)
問十五(2 点)ハ
問⼗六(3 点)確固とした表情をもつ仮面をかぶる(こと)
問十七(3 点 各 1 点×3)A.ロ
B.ハ
C.ニ
問十八(2 点)ニ
問十九(2 点)ロ
問二十(2 点)ホ
問二十一(2 点)ロ
問二十二(2 点)イ
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解答速報の著作権は増田塾に帰属します。許可無く⼀切の転⽤・転載を禁じます。
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大問三(25 点)
問二十三(2 点)軍配
問二十四(3 点 ※完答)
・腕時計の指令に従ってふるまっている(だけ)
・ケータイにぶらさがっている(人間)
問二十五(2 点)ロ
問⼆⼗六(2 点)ハ
問二十七(3 点)パロールに
問二十八(2 点)ハ
問二十九(3 点)ニ
問三十(8 点)
【解答例】メールでは、パロールなら表情や⾳調から表現に加味される感情が誤解され、エクリチュー
ルなら論理や⾔い回しによる表現意図が恣意的に解釈される。(六⼗九字)
(※配点は予想配点です)
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解 説
大問一
問一 A-ニ
G-ロ
A…「五音で、ある特定の語を導く」のが枕詞。有名なものに、「くさまくら」が「旅」を、「たらち
ねの」が「⺟」を導くといったものがあるのは覚えておきたい。傍線部は「あらかねの・あまざかる・
しながどり」が枕詞となっている。
G…「⾳数不定で、ある特定の語を導く」のは序詞。例えば、
「あしひきの⼭⿃の尾のしだり尾の」が
「⻑々し」を導く。ここも、
「安積⼭〜⼭の井の」までが「浅く」を導く序詞となっている。歌の主意と
しては、「浅くは人を思ふものかは」の部分が大事なのである。
問二 B-ハ
E-ロ
I-ニ
B…「惣じて(=総じて)」「わろし」「〜といふにもあらず」に忠実に訳を作ればよい。
E…「むなしくなる」がここでは「死ぬ」の意味になる。「死」というような直接的な表現を避けて、
「はかなくなる・むなしくなる」などと言うことも覚えておきたい。
I…「この道」とは「和歌の道」のこと。「仏道」を指すことも多いのだが、「この道にのみ(=仏道
にだけ)」と解釈すると、直前にある「仏法世俗の道までも心に掛け」と内容的に矛盾してしまう。
問三 イ
傍線部内の助動詞は、
「なる」
「なら」
「なり」が断定、
「れ」が可能、
「ぬ」が打消。イの「思うにかあ
らむ」の「に」が断定の助動詞となる。
問四 会
「晴の歌の時」とは「晴れの舞台で歌を詠むとき」程度の意味。そのときは「⼈の前にて」詠むこと
になる。これと「独吟・人前のしわざならね(=一人で詠む)」が対比になっている。従って、多くの人
の前で詠むような場を想定できる⾔葉を探せばよく、
「会にあふ事は稀なれば、独吟を細々に沙汰あるべ
し」という箇所に気づきたい。
問五 ハ
主客をはっきりさせると、「王仁といへる者…君を祝い奉るなり」となる。「奉る」は謙譲語(筆者の
客体への敬意を表す敬語)だから、敬意の向きは「筆者→君」となる。ここで「君」とは誰かを考える
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わけだが、「宇治の皇子が亡くなったことで皇位についた人物」、すなわち「難波の皇子」となる。
問六
ハ
「回文」とは「上から読んでも下から読んでも同じ」になるような文のこと。ハの歌を下から読んで
みると…。
問七 ニ
第⼀段落に、「洛陽の⽉のもとを別れて、辺鄙の塵に埋もれしか」とある。「洛陽」とは都のことを指
すから、ニ「都を離れた⽣活を送っている」と⼀致。
「和歌への情熱は保持」については、このような歌
学書を執筆しているのだから、矛盾はないといえる。
問八 ロ
イ…「無⼼に積み重ねることで、精緻な歌が作れるようになる」が×。第三段落で「いかにも歌数を詠
みて、細々に⼈に⾒せて、善し悪しをわきまへ知る事、肝要なり」と⽐較しても、同じとはいえない。
ハ…「⺟親が詠んだだけに」が×。第六段落で「⼥の詠みし歌なればとて、歌の⺟と申すなり」とある。
ニ…「若蘭が創始した」「多くの模倣作品を⽣んだ」あたりが×。第七段落にも「我が朝にして、⼤和
⾔葉にあらはす事、この⼀⾸より外は稀なる」とある。
ホ…「決して⼀つの態度に固執しないことが⼤切」とあるが、
「この道にのみ⼼を掛けましまさば」の
部分と矛盾か。
問九 イ
「徒」を「うつす」と動詞として扱うことが指定されているので、直後の「流沙」(砂漠地帯)という
語から返って読むことがわかる。あとは「被」の字を⾒て、受⾝の句法が思い出せれば、解答にできる。
「うつす+受身」は「うつさる」となる。
問十 上より下へ
回文のこと。その説明は、「上から下へ読み、下より上へ読めども、皆、声韻の詩となれり」とある。
問十一 ロ
傍線部 1 の解釈で、
「砂漠地帯に左遷された」という意味が読み取れていると、ロの「⻘雲=⽴⾝出世
を象徴する語」という説明が理解できよう。
問十二 ハ
漢詩の空欄補充問題は、①押韻、②対句、が解答の⼿がかりになることが多い。まず、押韻に注目す
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ると、
「棲 sei・啼 tei・語 go・Y」の四語を調べることになる。
「語 go」だけが韻を踏んでいないが、
[-ei]
で韻を踏んでいると考えて選択肢を⾒てみるのだが…残念ながらそのような発⾳になるものがない。こ
こは、押韻ではなくて、意味的に考えていくしかないところだ。そこで「涙如Y(涙、Yの如し)」の部
分に着目すれば、
「⾬が降るように涙する」という意味的に最もフィットするものを想定できるのではな
いだろうか。また、対句を意識して三・四句を⾒ると、「錦⇔X」が対応している。「錦=⾒た目きらび
やかな衣装(絹織物」を指すから、反対に「色の少なく・地味な感じ」を想定すると、X=煙が一番適
していよう。
問十三 ニ
妻の⽴場の詩であることを忘れずに。
「憶遠⼈(遠くにいる人を思う)」は「遠くへ赴任した夫を想う」
の意味になる。
大問二
問十五 ハ
空欄イ〜ヘのうち「ほんとうの顔」が⼊るのがハとヘ。3 段落 5 ⾏目「もう⼀つ仮⾯を︕第⼆の仮⾯を︕」
を起点にして考える。この「︕」は直前にある「新しい顔」がもう⼀つの「新しい仮面」だったから生
まれる驚き。ここからニは「仮面」
。次に 4 ⾏目「問題はないが」に注目する。「が」という逆接表現が
あることから、空欄イ・ロ・ハを含む箇所は「最初の仮面が落ちた瞬間、あらわれたのがほんとうの顔
なら問題はない(が、実際はまた別の仮面が現れる)」という意味だと判断できる。ここからイ・ロは「仮
面」、ハは「ほんとうの顔」だと決定できる。ここから 6〜8 ⾏目に向かうと、
「⼈間の顔は、⼀切仮⾯で
あり」からホは「仮⾯」で良い。そしてそこからヘに「ほんとうの顔」を⼊れれば「ほんとうの顔をと
らえるには、仮面を手がかりにするほかない」となり、これまでの文脈に沿ったものになる。以上から
ヘと同じ⾔葉が⼊るのは空欄ハ。
問⼗六
確固とした表情をもつ仮面をかぶる(こと)
設問にちゃんと注意を向け、
「仮⾯からほんとうの顔を導き出すための⽅法」が記されている箇所を⾒つ
ける、という目標を決めておかないと的確な抜き出しが難しそう。4 段落 15 ⾏目以降で「ほんとうの顔」
は「内面をのぞきこむ」よりむしろ「確固とした表情をもつ仮面をかぶる」ことではっきりする、とあ
ることから「確固とした表情をもつ仮面をかぶる(こと)」が指定文字数にも合致し、解答と判断できる。
問十七 A.ロ B.ハ C.ニ
「つまり、いわゆる(いわば)、すなわち」などの「換言」系接続詞と「だから、したがって」などの「因
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果」系接続詞は混同しやすいので注意。空欄Aの前後は能面に表情がないことを表情に(ほんとうの顔
を知るための)手がかりがないと「換言」していることからロ、Cの前後は能面の表情は内に向かって
いること「から」内側からほんとうの顔を知ろうという意志を感じ取れる、という「因果」関係にある
ことからニが最適解となる。Bは 4 段落 7〜8 ⾏目と 9〜10 ⾏目が「逆接」の関係にあることからハが
最適。
問十八 ニ
傍線直前「このような仮面」は傍線「日本人のほんとうの顔」から「能面」と判断できる。4 段落 3〜4
⾏目「能⾯には表情がない」をおさえつつ、続いて 9〜10 ⾏目に目をむけると「おのれのほんとうの顔
を、いつまでもみきわめたくないという反対の意志」とある。ここから「すべてを曖昧にしておきたい」
というニが最適解。イは「自己を強く押し出していく意志が弱い」が課題文に記述なし、ロは「内と外
の区別をもたず、つねに変わらない態度をもって⽣きている」は「仮⾯をかぶる⽇本⼈」という課題⽂
のテーマに合致しない。ハは「自分の好みにあった仮面」は「能面」の特徴と合致しない。ホは「ほん
とうの顔など持ち合わせていない」という断言は課題文中にはなされていない。
問十九 ロ
空欄直前「すべての表情を殺すことによって、すべての表情を⽣かす」から最適な語句をあてはめる、
語彙⼒も求められる問題。
「すべての表情を⽣かす」なのだから、能⾯の表情はそこにあらゆる表情(喜
怒哀楽など)を⾒出せる「象徴」的なものである、と解釈できればロが最適解と判断できる。
問二十 ホ
まさにホの「相反する二つの感情」という説明が「アンビヴァレンツ」の意味そのもの。傍線直後の「お
のれのほんとうの顔をみきわめようという意志と、みきわめたくないという意志」からも判断できる。
ロ「是是非非」は「良いものは良い、悪いものは悪いと公平な⽴場から判断する事」。ハは「折衷(対⽴
するものをより合わせること)」という意味合いが「アンビヴァレンツ」には含まれていない点に注意。
問二十一 ロ
傍線「呪われた仮面」は「能面」のこと。
「呪われた」わけだから「仮面」によりなんらかの被害を被っ
たことになる。ここから 5 段落 8 ⾏目「こういう仮⾯の被害者」などが関連していると捉え、
「こういう
仮⾯」が「能⾯」であることを⾒出せば「呪われた仮⾯」=「能⾯」と決定できる。そこから能面のネ
ガティブな特徴に注目すると、5 段落 1〜2 ⾏目に詳しい。この箇所と合致しているのがロ。5 段落 9〜
10 ⾏目なども参考になる。イは⻄洋的なものを「無視」するという表現は 5 段落 10 ⾏目「対⽴」とは
合致せず、また「武⼒によって世界を征服」も課題⽂中に記述なし。ハ「妖艶な仮⾯の魅⼒」が「どの
ような」魅⼒が説明不⾜。この部分が充分に説明されないと「呪われた」理由もわからないため、最適
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解とはならない。ニは「自らは何も決められない」は「自分の内側に閉じこもる」とは合致しない。ホ
は「何事も先天的に決定づけられており」は「能面」の特徴として課題文に記述なし。
問二十二 イ
3 段落 10〜15 ⾏目などで「⾃分⾃⾝のほんとうの顔」を探るために⼈はむしろ仮⾯をつけることが取
り上げられている。しかしそれに対して 4 段落以降では表情のない能⾯をかぶる⽇本⼈には「⾃分の内
側に閉じこもる」性格があり、筆者はそれでは仮⾯から「ほんとうの顔」を⾒出せないと批判的に捉え
ている。以上を踏まえてイを⾒ると仮⾯はほんとうの顔を隠すものではなく、また(能面のように)自
分の内側に閉じこもるものでもない(=自分と外側をつなぐものだ)と課題文を踏まえた説明になって
いる。以上から正解はイ。ロはこの言い方だと「能面」も許容するような内容になっているが、筆者は
能⾯のような表情のない仮⾯には否定的である。以上からロは誤り。ハ・ニは他者にほんとうの顔を⾒
せることやかぶった仮⾯に引きずられることの危険性についは課題⽂で論じられていないので誤り。ホ
は無表情な面(能面)に理想の表情を読みとる、ということは課題⽂に記述なし
大問三
問二十三 軍配
設問にある「⼀⽅を勝者・優者として判定する」という意味を含む慣⽤句は「軍配を上げる」。
問二十四
・腕時計の指令に従ってふるまっている(だけ)
・ケータイにぶらさがっている(人間)
時計・ケータイ共に⼈間が依存している様⼦が記されている箇所に注目すれば良いのだから、2 段落 6
⾏目と 3 段落 6〜7 ⾏目の「腕時計の指令に従って」「ケータイにぶらさがっている」などが最適な表現
となる。
問二十五 ロ
まず前後の内容から空欄 3 には「自主的な・自らの考えや意志による(⾏動)」という意味の語句が⼊る
と判断する。ここで 2 段落 4〜6 ⾏目を⾒ると、
「できようが」前後は逆接関係になっている。ここで「で
きようが」以降は⼈間が「腕時計の指⽰に従って」とあることから、
「できようが」以前の「理性的な⼈
間」とは「外部の指⽰よりもむしろ⾃分の理性・意志を重視する⼈間」という意味だと考えられる。以
上から空欄にはロ「理性的」という語句が最適だと判断できる。
問⼆⼗六
ハ
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9 段落 1〜2 ⾏目にて、⼀通のメールに対し「パロール」
「エクリチュール」のどちらに解釈するかで印
象が変わることが指摘されている。ここから空欄にはハ「混同」を入れるのが最適と判断できる。
問二十七 パロールに
脱落⽂にある「電話」は「パロール(話し⾔葉)」と関連するもの。9 段落 2〜4 ⾏目に注目すると通常
のパロールでできることがメールでは難しいという内容なので、この部分に脱落⽂をあてはめるのが良
いと判断できる。以上から脱落⽂は 9 段落 3 ⾏目中に⼊り、正解は「パロールに」となる。
問二十八 ハ
まず空欄以前ではメールを「パロール」として捉える時が話題となっている。さらに空欄直前で「どう
しても同⼀のテンポでしか読めず」という⽂字をパロールとして読む際の「不具合」について触れられ
ている。すると空欄にイ「それゆえにパロールとして〜」をあてはめると、パロール的な読み⽅には不
具合があるはずなのに、その不具合があることを理由にしてさらにパロール的な読み⽅を続ける、とい
う不可解な⽂章になってしまう。そこでハに注目すると、パロール的な読み⽅には不具合がある、つま
り本来ならば⽂字はエクリチュール的に読む⽅が良いはず、
「それなのにエクリチュールとして〜読んだ
りすることはしない」となり、空欄にハをあてはめると論旨に沿った内容になると判断できる。以上か
ら正解はハ。
問二十九 ニ
ニは 5 段落 3〜7 ⾏目と合致している。その他の選択肢の誤答根拠は以下の通り。
イ︓2 段落参照。近代⽂明に時計が果たした役割は「定時法的時間体制」が定着したことであり、単に「時
間を携帯できるようにした」ことではない。
ロ︓3 段落と関連しているが、「新しい⽇常性の回復として積極的に受け⼊れようとしている」が課題⽂
中に記述なし。
ハ︓5 段落 7〜9 ⾏目と関連しているが、そこではネット上の問題(フレーミング)の捉え方の転換が主
張されているだけで、「ネガティブ/ポジティブ」という良し悪しの価値は⽰されていない。
ホ︓4 段落 1〜4 ⾏目からネット固有の問題としてネット上の問題は取り上げられていることがわかる。
ヘ︓7 段落 4 ⾏目〜8 段落 4 ⾏目から「マナーの確⽴」が問題ではないことがわかる。
問三十
【解答例】メールでは、パロールなら表情や⾳調から表現に加味される感情が誤解され、エク
リチュールなら論理や⾔い回しによる表現意図が恣意的に解釈される。(六⼗九字)
【採点ポイント】
①「メールにおけるパロール」=「表情や音調から表現に加味される感情が誤解される」
②「メールにおけるエクリチュール」=「論理や⾔い回しによる表現意図が恣意的に解釈される」
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9・10 段落の要約問題と考えて良い。字数制限がタイトだが、パロールは話し⾔葉なので表現に感情が
含まれる点、エクリチュールは書き⾔葉なので⽂字表現内の論理展開や⾔い回しを重視する点を課題⽂
から掴み取れれば正解に近付ける。
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