2014 年 12 月 1070 号 一冊の会 編集部

2014 年 12 月
1070 号
一冊の会 編集部
〒160-0015 東京都新宿区大京町5
(一冊の会研究室)
立谷秀清・相馬市長がマニフェスト大賞「グランプリ」に!
去る 11 月 14 日、
「第 9 回マニフェスト大賞」で、相馬市の立谷秀清市長が
首長部門の最高賞である「グランプリ」に輝きました。マニフェスト大賞(審
査委員長=北川正恭・早大マニフェスト研究所所長)とは、政策本位で政治
を行う自治体の首長や議会などの取り組みを表彰するものです。福島県内の
首長では初のグランプリ受賞となりました。
11 月 15 日には、
「毎日新聞」
「福島民報」
「福島民友」などの新聞で、市長の記事・コメン
トが掲載されました。また『財界ふくしま』2015 年 1 月号では、市長のインタビューが5ペ
ージにわたって掲載されました。
立谷市長は、
「市復興計画そのものがマニフェストであり…計画、実行、評価、改善の PDCA
サイクルのもとに対策会議でチェックしながら進んできたが、多くは市職員の努力の成果。
市民の協力と…多くの団体・個人の方々のご支援のおかげ」(福島民友)、「マニフェストは
市民との約束。私は実行できることしか書かない。…実現可能かどうか、見極める有権者の
眼力がさらに高まっていってほしい」(福島民報)、と述べられています。
そして12月23日、NPO 法人一冊の会の事務所に、立谷市長から御礼状が届きました。
そこには、「復興計画の策定責任者は市長である私ですが、今回の受賞については、市民の
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協力をはじめ、各自治体から派遣頂いた
応援職員と市職員の努力、そして何より
震災発生以来今日まで多くの皆様から
頂いた温かいご支援とご協力の賜であ
ります。ここに改めて深く御礼申し上げ
ます」と感謝の言葉が綴られ、また、
「相
馬市民であることに誇りを持てる相馬
市の創造、力強い復興と安心して子育て
ができる新しい相馬市の実現に向け、み
なで努力を重ねてまいります」との力強
い決意が書かれていました。
この御礼状を読んだ大槻明子会長と
小山賀子理事長は早速、翌日、相馬市へ
と車を走らせました。そして相馬市役所
を訪れ、グランプリ受賞への喜びと御祝
いの言葉、そして今日まで共に歩ませて頂いたことへの感謝の気持ちを述べました。
私たち一冊の会は、会員の皆様のご協力のもと、震災発生直後から今日まで、90 回にわた
り東北八戸から茨城県の大洗町までを訪問して、支援物資を寄贈して参りました。特に相馬
市には、「雪香灯」の贈呈(災害公営住宅「相馬井戸端長屋」に 2012 年設置)、またアフリ
カ・レソト王国と相馬市との国際交流などを行ってきました。その度に立谷市長のリーダー
シップ、市役所や市民の方々の活発な復興活動に触れてきました。私たちにできることは
微々たることかもしれませんが、これまで常に立谷市長と相馬市民に心を寄せ、共に歩ませ
て頂いたという思いがあります。この度の立谷市長のグランプリ受賞は、私たち一冊の会に
とっても、我が事のように喜ばしく、そして誇りでもあります。
これを機に、さらに立谷
市長と連携を深め、相馬市
の復興に向け邁進してまい
ります。
来年も引き続き、会員の
皆様のご支援とご協力をお
願い申し上げます。
文責 石田尊昭副理事長
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