資料１「土浦市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例」の一部改正の趣旨等について本市では、土砂等により土地を埋め立てる場合には、他法令の規定による許可等の処分やその他の行為に係る場合など、適用除外規定に該当する場合を除き、条例に基づく申請及び許可を必要としております。条例により規制することで、市民の生活環境の保全及び災害防止に資することを目的とするものです。しかしながら、無許可で埋め立て行為におよぶ悪質業者の存在や許可区域の埋め立てであっても隣接する許可区域外への行為等の近隣トラブルなどが多く見られます。また、建設汚泥改良土については、資材としての競争力がなく、取引市場も狭いために流通量が限られてしまい、在庫がたい積して、保管場所の許容量を超過することで、処分のための無許可埋め立てが横行しています。なお、建設汚泥改良土については、中間処理の内容によって性状等が必ずしも一定ではなく、飛散・流出又は積み上げ時の崩落の恐れがあることや有害物質や高いアルカリ性を有する場合があり、周辺水域への影響を与える可能性があります。このことから、埋め立て区域周辺の同意、建設汚泥改良土による土地の埋め立てが課題となっているため、さらなる生活環境の保全や災害の未然防止を図るために土浦市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例を一部改正するものです。資料２土浦市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部改正（案）の概要１条例の改正点（案）現行（改正前）改正後土地所有者同意（条例第 8 条）土地所有者等同意（条例第 8 条）・当該申請に係る埋立て区域内の・当該申請に係る埋立て区域内の土地の所有者の同意を得る。土地の所有者の同意に加えて，区域に隣接する土地の所有者，占用者，管理者及び居住者の同意を得る。許可基準（条例第 10 条）許可基準（条例第 10 条）・土砂等の特定有害物質による・水素イオン濃度指数基準の汚染状態の確認・堆積場からの土砂の搬入規制追加・堆積場からの土砂の搬入禁止内容なし・許可条件に欠格要件なし２・許可条件に欠格要件の創設施行日平成 27 年 6 月議会に上程し、議決を経たのち、経過期間をみて、平成 27 年 10 月 1 日より施行とする予定です。３市民への周知公表はもとより、市広報紙及び市ホームページへ掲載する予定です。