ニュースレターvol.10 - 地域貢献

2015年3月号
10
Vol.
最新のニュース・話題など大学での出来事をお伝えします。
◇やまなし地域協働フォーラム
2月13日開催のやまなし地域協働フォーラムには、110名と大勢の方に参加していただきました。
どうもありがとうございました。
◇「総合政策特講」成果発表会
1月30日(金)に、今年度試験的に行われました国際政策学部の実践科目「総合政策特講」の成果発表
会を行いました。この講座は、受託事業(2件)と長期インターンシップ(2件)の合計4つのプロジェク
トに7名の学生がそれぞれの希望により参加するという形で行われました。当日の発表会には、インターン
の学生を受け入れていただいた株式会社アドヴォネクストの井上社長にもお越し頂き、学生の取組について
コメントを頂きました。 この科目は、従来の科目と異なりフィールドでの活動が中心となることで、学生に
とっても学内では得られない経験をする機会や地域との交流を通じて、地域を深く知る機会となったようで
す。その反面、プロジェクトの状況によって取組内容が変更となったり、取組の成果が見えにくく、達成感
が得られにくいなどの問題点も見えてきました。こうした学生からの貴重な意見を参考にしながら、次年度
の科目内容について検討していきたいと思います。学生の皆さん、お疲れ様でした。
◇芦安みらいサロン発表会
2月1日(日)に、南アルプス市芦安地区において、芦安みらいサロンの発表会を開催しました。このサ
ロンは、芦安地区の将来構想づくりの一環として、地域住民の皆さんが主体となり、地域課題の解決に向け
たアイデアを考えることを目的として、6月から7回シリーズで開催しました。
今回はその最終回として、これまで「空き家の利活用」、「ビジネス創出」、「グルメ特産品の活用」、
「そばの拠点づくり」及び「NEW教育スタイル」の5つのグループに分かれて検討してきた結果を模造紙
にまとめ、グループ毎に発表をして頂きました。発表には、寸劇あり、特産品の試食ありといった、グルー
プ毎に趣向を凝らしたものも見られ、参加者の皆さんの熱い想いが伝わって
きました。
芦安をはじめとした中山間地域における過疎の問題は、簡単に解決できる
るものではありません。それでも、地域に暮らす皆さんが、その地域に愛着
を持ち、将来に希望を持って新たな取組への第一歩を踏み出そうとしている
ことを大変嬉しく、また誇らしく思います。本学としても、こうした地域の
課題に取り組む現場に携わることができたことはとても貴重な経験であり、
さらにこの一歩を具体的な取組につなげていく支援ができればと願っています。
気になる話題の情報やためになる講習会や研修をご紹介します。
★「お産カフェ」のご案内
3月8日(日)ぴゅあ総合において、山梨県立大学 看護学部 伏見正江教授がコーディネータとなって、子どもを
産むこと、家族や職場、社会の問題 女性の生涯にわたる健康について みなさんと一緒にお話をします。
日時 : 2015 年 3 月 8 日(日) 14:00~16:00
会場 : ぴゅあ総合 小研究室 1(住所:甲府市朝気1-2-2)
対象 : これから出産する方、出産を希望する方、出産を経験された方、出産に関してつらい思いをした方、パー
トナー(定員 25 名 参加は無料です)
<外国につながりのある就学前児童のためのプレスクール構築に向けて>
「外国につながりのある就学前児童のためのプレスクール構築に向けて」という、今年度の地域研究
交流センタープロジェクト研究の一つをご紹介したいと思います。このタイトルの中で、「外国につな
がりのある」と「プレスクール」は耳慣れない言葉ではないでしょうか。ひと言でいえば、異文化を背
景に持つ就学前の児童が、事前に学校での生活習慣を学んだり、日本語の語彙を増やしたりして、入学
後の学校生活に馴染めるようにする活動をどのようにコーディネートするかという研究です。今回、プ
ロジェクトの対象として関わったプレスクールは、山梨県では初めてで、全国的にもまだ新しい試みと
いえます。
山梨県の外国籍の子どもの高校進学率は 50%とも、それ以下とも言われています。その原因は様々
ですが、中でもことばのハンディーは大きな要因と言えるでしょう。また、学校文化や子どもの教育に
対する保護者の意識も国によって異なることも要因の一つでしょう。そういう問題を抱えた子どもたち
も、日本国籍の子どもと同様、我々の社会の将来を担う子どもたちです。
プロジェクトでは、外国につながりをもつ子どもたちの健やかな成長を支える一翼となるようなプレ
スクールの構築を目指しています。教育は、一朝一夕に効果が出ないもの。継続した実質的な取組みと
なるように、現場から乖離することない研究を引続き行っていきたいと思っています。
(看護学部 准教授 長坂香織)
山梨県立看護短大設立時から、現在の県立大学看護学部池田キャン
パスで教員をして 19 年になります。英語教育がもともとの専門です
が、多様な科目を担当しています。医療英語、英語音声学、多文化社
会の保健医療福祉、そして平成 27 年度からは国際看護や国際医療保
健演習も加わります。
現在、国際支援が活発に行われるようになっていますが、国内の医
療の現場にも異文化は押し寄せています。学生が異文化に遭遇した
一 番 右 が 長 坂 香 織 准 教 授
時、できる限り適切な対応ができるような教育、学生の視野を広げる
(学生の研修地としてカンボジア JICA を視察
訪問したときの写真)
ような教育を目指しています。
地域では、異文化関連の任意団体で、研究活動を活かしたボランテ
ィア活動をしていますが、人間関係のもたらす豊かさを実感する日々
です。今後も、学生を、人を大切にして、地域に貢献できる研究活動
を続けたいと思います。
(看護学部 准教授 長坂香織)
本年度も今月で終わり、COC ニュースターも発行からもうまもなく1年経過しようとしています。今後、
さらにパワーアップして、来年度も引き続き皆様が楽しめるニュースレターを発行していきますのでよろし
くお願い致します。
MIKA