ニュースレターvol12(5月)

2015年5月号
12
Vol.
最新のニュース・話題など大学での出来事をお伝えします。
◇「甲州らいふ」発行
平成26年6月より受託事業として、甲州市と県立大学生のコラボで始まった「甲州市魅力発信事業」
。
「甲州市ってどこ?行ったことない。
」
「甲州市ってぶどう?ワイン?」こんな言葉からスタートした無料情
報誌の制作でしたが、平成27年3月に無事に発行することが出来ました。この事業には、9名の学生が参加
し、インターネットやパンフレットなど、さまざまな媒体を使って、また直接訪問して甲州市のことを調べま
した。以下、学生からのコメントです。
甲州市について調べ、まず、豊かな自然や、国宝!ワイン発祥地!などの歴史文化に驚かされました。そ
して、なんといっても、甲州市に移り住んだ人の笑顔!直接お話をお伺いすると、皆さん甲州市が大好き
で、甲州市に馴染み親しんでいて、その魅力を、笑顔で真剣に語ってくれました。
「甲州市に住んで良かっ
た。
」その言葉を聞くうちに、気が付いたら私たちも甲州市を大好きになっていました。この無料情報誌に
は、私たちが見つけた甲州市の魅力や、甲州市に移り住んだ皆さんの言葉を多くの人に伝えたいという思
いが詰まっています。自然や歴史・文化、人々の笑顔などがあふれる甲州市の魅力が伝われば嬉しいです。
まずは一度、甲州市に遊びにきてみませんか?
(4年 岡野佳歩、4年 小島 惟、4年 鶴田修平、
4年 樋川真結、3年 雨宮育世、3年 大塚賢人、
2年 大塚郁弥、2年 金子 萌、2年 望月勝太)
「甲州市らいふ」は、甲州市役所、山梨県立大学飯田キャンパス
6F地域戦略総合センターに置いてありますので、興味のある方は
ぜひお手にとりご覧いただければ幸いです。
気になる話題の情報やためになる講習会や研修をご紹介します。
★峡南地域クラフト作家及び伝統工芸作品展示会
★「
“ぎ”Craft Artists in YAMANASHI KYONAN AREA」公開
3 月 20 日(金)から 5 月 15 日(金)まで山梨県防災新館 1 階のやまなしプラザ
内にて、山梨県との共催で「峡南地域クラフト作家及び伝統工芸作品展示会」を地域産
業活性化プロジェクトの一環で開催しています。是非、みなさま足をお運び下さい。
お待ちしております!
また、峡南地域のクラフト・伝統工芸の作品を紹介する「“ぎ”Craft Artists in
YAMANAHI KYONAN AREA」を公開いたしました。以下のURLからアクセスして
下さい。
http://yamanashi-gi.com/
<がん予防とがんサバイバーのための癒しカフェプロジェクト>
本プロジェクトは、「地(知)の拠点整備事業(大学 COC 事業)」の今年度の新規事業として採択された
ばかりです。内容は、がん予防の推進とがんサバイバーのための癒しカフェの2つの柱が中心です。
人口統計では、2 人に一人ががんに罹患し、3 人に一人ががんで亡くなると言われているほど、がん
患者数が増加しており、厚生労働省からがん対策基本法の見直しとともに、新たに平成 24 年度から平
成 28 年度までの 5 年間を対象として、「がん患者を含む国民が、がんを知り、がんと向き合い、がん
に負けることのない社会」を目指す方針が示されました。そのためには、医療現場や地域において質の
高いがん看護を提供できる人材の育成が求められています。本学は、県内のがん看護・緩和ケアの看護
教育の重要な位置を占めており、全国のがん看護専門看護師教育課程 62 施設中の 1 つとして、これま
で 2 名のがん看護専門看護師が誕生しています。また、全国の緩和ケア認定看護師教育課程 9 施設中の
1つとして、看護実践開発研究センターにおいて、これまで 78 名の緩和ケア認定看護師が誕生してい
ます。専門看護師・認定看護師を目指すためには専門分野における 3 年以上で通算 5 年以上の臨床経験
が必須条件となっています。したがって、看護学生のころから、がん看護や緩和ケアに興味・関心のあ
る学生に対して、専門的知識とともに、患者の立場で考える視野を育成することで、がんと共生しなが
らも自分の人生を生き続ける方への看護支援が創生できる基盤作りをしたいと本プロジェクトを企画し
ました。プロジェクト企画の第1回目は、5月にがん看護学を選択していただいた学生 64 名に対して
9名のがんサバイバーの方をお呼びして、語り合う癒しカフェを開催します。教育技法のワールドカフ
ェを取り入れ、カフェの雰囲気の中で自由に語り合い、お互いの存在と共有している時間を大事にでき
るように盛り上げていきたいと思っています。(看護学部 講師/がん看護専門看護師 前澤美代子)
看護学部/講師・前澤美代子(左から4番目)
私は、生まれも育ちも山梨県です。日川高等学校を卒業して、現在
の当大学看護学部の前身である高等看護学院で学び、平成のバブル時
代を東京慈恵会医科大学附属病院の新橋にある本院で看護師として
勤務していました。夜勤明けで六本木を歩いていたら車にはねられ、
救急車で自分の病院に運ばれたのもその頃でした。看護師として外科
病棟、救命救急、内科病棟での勤務を経験しました。内科病棟では白
血病患者の骨髄移植前後の看護、ドナーに巡り合えず終末期を過ごす
方の看取りの看護を行っていました。その後、病院のすぐ近くの駅で
地下鉄サリン事件が起こり、両親の勧めで山梨に戻りました。帝京山
梨看護専門学校と当大学の短期大学部時代の教員を経てきました。も
っと自分の実践力を磨きたいと医療現場に復帰し、がん看護専門看護
師の資格を取得しました。今は、看護実践開発研究センターにおいて、
緩和ケア認定看護師の育成やアロマ研修、リンパ腺のむくみケアの研
修、LNEC(緩和ケアや看取りについてのプログラム)研修を開催し、
年間 700 人以上の看護師と触れ合っています。ぜひ看護実践開発研
究センター:4号館4階に遊びに来てください!あなたに合ったアロ
マや癒しケアを提供いたします!
(看護学部 講師/がん看護専門看護師 前澤美代子)
ゴールデンウイークが始まり、1年のうちで最も気候がよい時期になりました。多くの高速道路では行楽地
へ向かうマイカーで交通渋滞が発生しています。休暇を楽しく無事に過ごせるよう、まず安全を念頭におい
て日程等の計画をしたいものです。
MIKA