公債費負担適正化計画 【平成26年9月更新】 千葉市 後年度における公債費負担の適正化を図るため、公債費負担適正化計画(普通会計)を次のと おり策定する。 第1 実質公債費比率が 18%以上となった要因 平成 4 年の政令指定都市移行を契機として、大都市にふさわしい都市基盤の整備に積極的に取 り組んだ結果、市債発行・債務負担行為が増加し、実質公債費比率の上昇につながった。 第2 計画期間及び目標 平成 26 年度から平成 33 年度までの 8 年間とする。 計画期間末の平成 33 年度には、実質公債費比率が 18%未満になるようにする。 第3 計画の更新について 平成 25 年度決算の確定等に伴い、平成 25 年度決算、平成 26 年度予算、平成 26 年度の普通交 付税及び臨時財政対策債の算定結果並びに今後の税収見込み等を反映し、計画を更新した。 第4 今後の地方債発行等にかかる基本方針 「第2期千葉市財政健全化プラン」(平成 26 年 3 月策定)に基づき、建設事業を厳選すること などにより、建設事業債の発行を抑制し、市債残高を圧縮する。 第5 実質公債費比率の適正管理のための方策 ○建設事業債の発行抑制 ・基本的に 215 億円以下に抑制する。 ○利払い負担の軽減 ・低利での借入に努める。 ○市債残高の圧縮 ・基本的に毎年度の市債発行額を元金償還額の範囲内とする。 ○市債管理基金借入金の返済 ・平成 26 年度以降、毎年度 20 億円を返済する。 ○債務負担行為の抑制 ・活用事業を厳選し、設定を抑制する。 第6 今後の市債残高及び公債費の見通し 市債残高は、平成 25 年度以降毎年度減少し、平成 33 年度には 6,573 億円まで減少する見込み である。公債費(うち元金)は、平成 27 年度の 486 億円をピークにその後は減少していく見込み である。 (単位:億円) 区分 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 市債発行額 404 463 388 367 347 365 365 345 365 公債費 573 583 601 598 601 574 597 579 585 460 472 486 480 478 453 474 451 451 7,313 7,304 7,206 7,093 6,962 6,874 6,765 6,659 6,573 うち元金 市債年度末残高 ※普通会計 第7 実質公債費比率及び標準財政規模の見通し 実質公債費比率は、平成 29 年度に 20.2%とピークとなるが、平成 33 年度には 17.8%まで低減 する見込みである。 なお、前回の計画(平成 25 年 9 月更新)において、実質公債費比率のピークは、平成 29 年度 の 20.9%と推計していたが、利子負担の軽減による公債費の減等により、今回の計画では 20.2% (△0.7%)を見込んでいる。 (単位:億円、%) 実質公債費比率 H25.9更新時 実質公債費比率 今回更新 (参考) 標準財政規模 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 18.8% 19.5% 20.2% 20.8% 20.9% 20.1% 19.9% 18.8% 18.2% 18.4% 18.6% 19.2% 19.9% 20.2% 19.3% 19.3% 18.4% 17.8% 2,058 2,066 2,060 2,070 2,070 2,070 2,070 2,080 2,070
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