25-38(PDF:240KB)

資産の総合評価シート
施設名
みつわ台公民館
施設所管課
教育委員会生涯学習部生涯学習振興課
評価番号
25-38
1 分析結果
(1)データ評価結果
①建物性能
・Is値1.19。残耐用年数18年。平成23年度末のFCIは31.48%
対ベンチマーク
○
②利用度
・グループ平均を上回る
対ベンチマーク ・H21~H23 3か年平均 39.9%(グループ平均:38.0%)
×
③運営コスト
・グループ平均より高い
対ベンチマーク ・H21~H23 3か年平均 52,727円(グループ平均(図書館あり):51,422円)
○
【まとめ】
・利用度は課題あり。建物性能と運営コストは課題なし。
(2)現用途の需要見通し
①利用実績の検証
・稼働率 【1日/午前/午後/夜間】
H22【38.8%/50.1%/45.1%/21.1%】 ※調理室5%
H23【41.5%/53.9%/48.9%/20.5%】 ※調理室4%
であり、日中と夜間の差が大きい。
・また、調理室は他の諸室に比べて低い。
②将来の人口動態などを踏まえた ・公民館は、年代別の利用状況が不明であるが、CCと同様、日中の稼働率が高く、夜
利用状況の変化
間利用が極端に下がる。よって、CCの利用者の大半が60歳以上であることから、類似
機能である公民館も同様の傾向が推測される。
・若葉区の総人口はすでに減少に転じているものの、利用の中心と思われる65~74歳
人口は、今後横ばい傾向で推移する見込みである。しかし、過去のCCの利用者数の
状況をみると、高齢者数と利用者数は必ずも比例しておらず、本施設についても長期
的な利用動向については、利用開始年齢や利用年数、利用頻度、雇用情勢等の社会
的要因等を複合的に検証していくことが必要。
③将来における効率性の変化
・複合化や、調理室の見直しなど効率化の検討は必要。
【まとめ】
・稼働率は40%前後であり、公民館平均と同程度で推移。他の公民館同様、日中と夜間で稼働率の差が大きい。
・稼働率の低い調理室については将来的には近隣の学校の家庭科室を活用するなどの効率化を検討すべき。
・現在、利用料金は無料であるが、受益者負担の適正化について検討中。
(3)公共施設再配置
①検討すべき再配置パターン
・近隣にはみつわ台体育館、みつわ台中、みつわ台南小、みつわ台北小が立地。学校
の耐用年数を60年とした場合、残耐用年数はみつわ台中26年、みつわ台南小27年、
みつわ台北小25年。
・立地・残耐用年数は3校とも大差ない。また、公民館の設置は中学校区を基本として
いるため、更新等のタイミングで中学校への複合化を中心に検討すべき。
・本施設とみつわ台中の残耐用年数が近いことから(8年差)、両施設の更新時期を合
わせ、必要規模を精査のうえ、合築を検討すべき。
②留意すべき制約条件
【まとめ】
・近隣にはみつわ台体育館、みつわ台中、みつわ台南小、みつわ台北小が立地。学校の耐用年数を60年とした場合、残
耐用年数はみつわ台中26年、みつわ台南小27年、みつわ台北小25年。
・立地・残耐用年数は3校とも大差ない。また、公民館の設置は中学校区を基本としているため、更新等のタイミングで中
学校への複合化を中心に検討すべき。
・本施設とみつわ台中の残耐用年数が近いことから(8年差)、両施設の更新時期を合わせ、必要規模を精査のうえ、合築
を検討すべき。
(4)資産の立地特性
①重視すべきエリア・資産の特性 ・市街化区域(近隣商業地域)。
・モノレールみつわ台駅前。片側1車線の道路に面しており、病院・銀行など
集積しているエリア。敷地面積は約2,300㎡。
②公共としての活用ポテンシャル ・駅前であり、立地条件としては良い。
③外部転用のポテンシャル
・モノレール駅前であり、用途地域も近隣商業地域。また、敷地面積の広さからも
幅広い用途が考えられる。
【まとめ】
・モノレール駅前であり、用途地域も近隣商業地域。また、敷地面積も約2,300㎡あり、公共・民間ともにポテンシャルは高
い。
2 総合評価
評価結果
・近隣にはみつわ台体育館、みつわ台中、みつわ台南小、みつわ台北小が立地。学校の耐用年数を60
年とした場合、残耐用年数はみつわ台中26年、みつわ台南小27年、みつわ台北小25年。
継続利用
・立地・残耐用年数は3校とも大差ない。また、公民館の設置は中学校区を基本としているため、更新等
のタイミングで中学校への複合化を中心に検討すべき。
方向性
・本施設とみつわ台中の残耐用年数が近いことから(8年差)、両施設の更新時期を合わせ、必要規模を
精査のうえ、合築を検討すべき。
(稼働率の極端に低い調理室については、学校の家庭科室を使用すべき)
⑨当面継続
・なお、現在、利用料金は無料であるが、受益者負担の適正化について検討中。