こどもカフェの運営について(PDF:119KB)

こどもカフェで育みたい力
 全ての子どもたちが「自律」が育つ環境にいるわけではない
→ 経済的な理由や家庭環境によってコミュニケーション能力や
体験の不足にさらされている
(現代社会では「育ちにくい力」のためにトラブルをもたらし
益々孤立する)
→ 身近に大人がいる環境(家族以外の)をつくることが大切!!
まずは。大人が寄り添いながら様々な体験を通じて、
社交性や協調性を育むことが必要である
 それによってこそ、子どもたちの潜在能力を開花させていくことができる。
(子どもたちに将来のビジョンへの構想させる力を育む)
いまどきの子のすがた
 子どもたちも「ひとり」に押し込められつつある。
(携帯ゲームなどの「ひとり遊び」に特化する)
⇒ 社交性や協調性を失い、学校教育やクラブにも入り込めない
⇒ 周りの大人が、子どもたちの潜在能力を育むための条件を整
えてあげる必要がある。
 一方で、能力主義・競争主義 の強い関係
⇒ 個性的だったり(協調できる力がないと)友達ができない
⇒ みんなと同じレールに乗れないといじめが起こったりする
居場所の意味
 「居場所」とは
子どもたちが居心地の良い主観的なものではなく、
お互いにぶつかりながらもお互いの存在を承認できる場所
(他者と関わることで、自分を理解する)
→ 子どもの「居場所」が失われている
→ 社会の変化(人のつながり・自然環境)
(子ども会、自治会も存在せず、「孤独」なままにされる)
 そうした子どもたちが「かかわり合う」場所を確保することが必要。
こどもカフェという「居場所」がもつ力

子どもが、子どもの力のおよぶ範囲ないで、ふらっと行くこと
ができる居場所
(友達との約束とか、家庭による予約や援助ではなく)

信頼できる大人とのかかわりの中で、配慮されながら人間関
係をもてる居場所
(親・先生ではなく、身近な大人とのかかわり)
 子どもが主体になって、自由に遊べる居場所
(公園や路地など子どもが遊べる環境の補てん)

さまざな年齢の子どもたち同士でかかわりながら、新しいこと
にチャレンジしたり、活動を開発したりする
(発達段階のちがいを意識し合いながら育つ空間)