資料2 経営評価シート(千葉市防災普及公社)(PDF:230KB)

1 財団法人 千葉市防災普及公社
資料 2
1 団体概要
設立年月日 平成7年7月1日
基本財産 200,000千円 (うち市200,000千円 100%)
都市化が進展する千葉市の都市形成に対応した防火管理体制の推進及び到来する高齢化社会にお
設立目的 ける住宅防火と救急需要に備えた防火防災意識の高揚を図るとともに、地震及び救急事故等災害時に
おける被害の軽減を助成し、もって市民生活の安全と公共の福祉の増進に寄与することを目的とする。
所在地
代表者
所管課
千葉市美浜区高洲4-1-16
理事長 藤代 謙二
消防局 総務部 総務課
2 組織状況
3 財務状況
(単位:人)
常勤
2
2
0
9
4
0
5
11
役員(監事含む)
うち市OB
うち市派遣
職員
うちプロパー
うち市OB
うち市派遣
計
非常勤
12
0
0
7
計
14
2
0
16
19
30
総収入
総支出
当期収支
総資産
負債
正味財産合計
市補助金
市委託料
(単位:千円)
16年度
173,990
171,354
2,637
254,186
28,491
225,694
47,379
91,679
17年度
156,118
153,897
2,220
250,545
22,631
227,914
48,232
66,140
18年度
199,195
195,327
3,868
276,830
45,048
231,782
56,208
78,010
※括弧内の値は、役員と職員を兼務している者の人数を表す。
職員
平均年齢
平均給与
(年額)
41.0歳
7,995千円
4 実施事業
(単位:千円、%)
主要事業
区分
事業内容
自主
住宅防火推進の一環及び防災意識の高揚を図るた
めの、各種防災用品及び防災図書の普及促進
26,818
0
0.0
防災センター要員講習会事業 自主
防災センターの勤務従業員を対象に、災害発生時における
的確な判断・指示・行動の対応方法を指導する要員講習
9,636
0
0.0
応急手当普及啓発事業
より多くの市民が応急処置の知識と技術を身に付け、止血
法、気道確保、心肺蘇生法などの救命処置が適切に図れる
よう普及・指導
5,857
5,857
100.0
4,228
0
0.0
2,265
2,265
100.0
防災用品・図書販売事業
受託
事業費
防災意識普及及び広報活動事業 自主 防火防災ポスター及び防災啓蒙物品を作成・配布
防災普及車防災普及事業
指定管理者と
して管理する
公の施設
情報公開
受託
防災普及車を有効活用した、地震体験、煙体験、模擬消火
体験などを通じ防災知識と安全な対処方法の普及
効率性
安全性
依存率
なし
HPアドレス
公開情報
http://www.chiba-bfk.or.jp/
■定款・寄付行為
■役員名簿
■財務状況
5 評価指標(共通指標)
自立性
市支出額
評価指標
補助金依存率
受託事業収入率
自主事業比率
人件費比率
管理費比率
自己資本比率
流動比率
固定長期適合率
□経営改善計画
(単位:%)
16年度
27.2
52.7
22.8
51.6
9.3
88.8
197.7
88.9
1
17年度
30.9
42.4
24.1
58.5
9.7
91.0
244.8
87.9
18年度
28.2
39.2
29.5
56.0
8.0
83.7
231.6
87.4
6 活動指標(個別指標)
活動指標
普通救命講習受講者数(人)
上級救命講習受講者数(人)
防災普及車出向回数(回)
防災用品図書販売事業収入(千円)
16年度
2,608
443
155
19,859
17年度
2,801
378
168
22,536
18年度
3,194
438
136
29,509
備考
7 経営改善計画
経営方針
公社の設立目的である「都市化の進展に対応する防火管理体制の推進、高齢化社会のおける住
宅防火と救急需要に備えた防火防災意識の普及、地震及び救急事故等災害時における被害の
軽減」を図るため、災害に対する市民の防災行動力を身につけるなど、自立した防災体制の確立
に向けて、効率的で効果的な経営に努めるものとする。
経営課題
①安全で災害に強いまちづくりの実現
千葉市では、第2次5か年計画の中で「安全・安心のまちづくり」を一つの視点として捉え、災害に
強い都市づくりが必要だとしている。公社としても、千葉市の計画に沿って、従来から進めている
「安全で災害に強い千葉市」の実現に向け、その一翼を担っていかなければならない。
②市民のニーズに応えられる事業の推進
自立した防災体制の確立のため、市民一人ひとりが災害時においても自主的な防災活動ができ
るよう、応急手当の技術や地震に対する知識の習得などの市民のニーズに応えるため、市民の
視点に立った事業の推進及び事業の効率性を図るとともに、様々な広報媒体を有効に活用し、市
民に対する認知度を高めるよう努めていかなければならない。
③自主性のある自立した経営の推進
自立した経営を推進していけるよう、千葉市からの補助金の割合を極力低めるために、自主財
源の確保に努めていかなければならない。
<取組項目>
取組項目
取組前
目標
現状
(H17年度) (H21年度) (H18年度)
公共性
事業評価制度の導入
未実施
制度導入
連結送水管試験事業の廃止
未実施
削除
効率性
事務局の体制強化
未実施 事務分掌見直し
自主財源の拡充
1.7%
7%増
防災普及車の出向体制見直し 予約受付1回
改善
異常気象時巡回広報事業の拡充 巡回広報業務 業務内容改善
住宅用火災警報器の販売(世帯)
防災物品の販売促進(千円)
22,536
未実施
普通救命講習体制の効率化
団体受付未実施
収益拡大
7,600
実施
10
378
未実施
20%増
20%増
制度導入
22
692
10%増
10%増
上級救命講習会の受講枠拡大
開催回数(回)
受講者数(人)
救命講習教材費の徴収
一部実施
一部実施
一部実施
1.4%
一部実施 予約受付期間を2回に分離
一部実施
29,509 (収入金額)
334
一部実施
上級救命再講習の実施を検討中
12
438
一部実施 上級救命講習のみ教材費徴収を検討中
防災センター要員講習の受講対象拡大
開催回数(回)
受講者数(人)
自主自立
理事長の常勤化
職員数の適正化(プロパー割合)
独自人事給与制度の確立
基本財産の見直し
増資停止
運用方法検討
24
680
一部実施
29%
50%以上
44%
市準拠制度 独自制度導入 一部実施
理事長非常勤 理事長常勤化
2億円
銀行預金
2億円
銀行預金・債券
2
特記事項
一部実施
一部実施
8 外郭団体による評価
【公共性】
①事業評価制度の導入
平成21年度からの事務事業評価制度の導入に向けて、平成18年度から予定どおり自己評価シ
ートの検討を進めており、計画どおり遂行している。
②連結送水管試験事業の廃止
平成18年度に寄附行為の整備をする予定であったが、遂行できなかったのは、新公益法人制度
に伴う公益財団法人への移行を予定しており、寄附行為の整理も必要となり、当該事業の削除に
ついても同時期に行ったほうが効率的と考えられるためで、現在千葉県と協議中である。
【効率性】
①事務局の体制強化
平成18年度に所要規程の改正を行って事務分掌を見直したこととあわせ職員の配置も改めて
事務局の体制を整えたため、計画どおり遂行している。
②自主財源の拡充
補助対象経費の自主財源率は、平成18年度に検討をし、次年度予算で2%増とすることとしたた
め、計画どおり遂行している。
③防災普及車の出向体制見直し
平成18年度に申込方法を検討し、次年度から予約可能期間を2期に分けることとしたため、計画
どおり遂行している。
④異常気象時巡回広報事業の拡充
平成18年度中は実施可能な支援活動を検討したところであり、平成19年度中には具体的な事業
内容をまとめ、次年度の計画に反映させることは可能であるため、計画どおり遂行している。
⑤防災物品の販売促進
平成18年度は、収入金額も伸びているため、計画どおり遂行している。
⑥住宅用火災警報器の販売
平成18年度に販売を開始することは計画どおりであったが、更に販売を伸ばすために、適正な
価格を慎重に決定するとともに、民間でも広く販売されていることから、より積極的なPR等の手段
を講ずるよう努めることが必要であると認識している。
取組項目に関する評価
⑦普通救命講習体制の効率化
平成18年度に業務内容を検討した結果、人的・予算的措置も含めて引き続き検討を要すること
が必要であると認識している。
⑧上級救命講習会の受講枠拡大
平成18年度に開催回数を2回増やした結果、受講者数は約16%(60人)増え、目標の20%以上に
近い実績となっており、計画の最終年次までに増やすことは十分可能であると認識している。
⑨救命講習教材費の徴収
平成20年度までに教材費徴収制度の導入を検討することとしており、平成18年度は教材徴収の
是非等を問うアンケートの実施、他団体における状況の調査等を進めた。平成20年度までには制
度導入につき検討を終わらせることは十分可能であるため、計画どおり遂行している。
⑩防災センター要員講習の受講対象拡大
平成18年度に開催回数を2回増やし受講枠を72人拡大したものの、受講者数はほぼ横這いとな
った。結果として受講者数は増えなかったが、定員枠は拡大しており、市民ニーズに応えられてい
るものと認識している。
【自主自立】
①理事長の常勤化
平成18年度に寄附行為及び規程の整備を図る予定であったが、改めて平成19年度中に協議を
進め調整を図ることで理事長の常勤化は可能であると認識している。
②職員数の適正化
平成21年度までにプロパー職員の割合を50%にすることとしており、平成18年度は27%から44%へ
と順調に割合が高くなっていることから、計画どおり遂行している。
③独自人事給与制度の確立
平成20年度にかけて制度の検討をすることとしており、平成18年度は給与制度の研究を行った
ところであり、計画どおり遂行している。
④基本財産の見直し
平成18年度に増資見直しと運用方法の検討を行ったところであり、平成19年度中にはいずれも
実施可能であると見込まれるため、計画どおり遂行している。
3
総合評価
今後の方針
16の主要取組項目の全てに着手しており、一部の取組項目で検討期間の延伸等があったもの
の、計画最終年次までには施行可能であると考えているため、全体として計画どおり遂行してい
る。
①市民ニーズの多い救命講習や防災普及車の出向等において、業務改善をより一層進めてきめ
細かな対応を図ることで、より多くの市民に防災意識を普及できるよう努める。
②消防法改正に伴い、防災センター要員講習に代わって新たな講習が予定されているため、同程
度の自主財源が確保できるように努める。
③新公益法人制度による公益財団法人への移行に向けて、公益認定基準を満たせるよう条件を
精査し、体制の整備を進める。
9 所管局による評価
取組項目に関する評価
【公共性】
事業評価制度の導入は、適切に計画を執行していると考えられる。
連結送水管試験事業を寄付行為の事業項目から削除し、整理することについては、公益財団法
人への移行時期に合わせて実施するよう調整・検討を進めることは妥当と考えられる。
【効率性】
住宅用火災警報器の販売等一部の事業を除き、適切に計画を執行していると考えられる。
住宅用火災警報器についてはその販売世帯数の目標を達成するため、平成20年度に適用開始
される既存住宅への設置義務化にあわせた、効果的なPR方法の検討を進める必要があると考え
る。
また、防災センター要員講習の受講拡大について開催回数を増やしたことは評価できるが、
今後、消防法改正に伴う新たな講習制度が予定されているため、経営改善計画の見直しを含め
た検討を進める必要がある。
【自主自立】
理事長の常勤化の実施年度の遅れを除き、適切に計画を執行していると考えられる。
理事長の常勤化については、平成20年度実施に向けて調整を進めるべきと考える。
総合評価
今後の方針
他の取組項目との関係で実施時期の修正が必要なものがあるが、全体的には適切に計画を執
行していると考えられる。
経営改善化計画については、一部に実施時期が遅れているものがあるが、順調に遂行している
と認められる。
今後は、各種講習会における受講者数の拡大等、業務効率を高める取組項目について重点を
置いた指導をしていくとともに、消防防災行政を補完するという事業目的もあることから、受託事業
が一定の比重を占めることはやむを得ないが、管理費等における補助金の依存率を低減させるた
め、寄付行為の事業項目から削除するものに代わるような自主事業について検討するよう指導を
していく。
また、独自給与制度導入を検討する際は、人事考課の結果を給与に反映させることを考慮する
よう指導する。
4