「佐賀県母子父子寡婦福祉資金貸付金未収金回収業務」委託に係る企画提案募集要領 1 目的 佐賀県母子父子寡婦福祉資金貸付金の未収金は約3億円であり、その解消が重要な課題となって いることから、専門的な知識と経験を有する事業者の支援を受けることで、未収金の回収を促進す ることを目的として、未収金回収業務を委託により実施する。 2 委託業務名 佐賀県母子父子寡婦福祉資金貸付金未収金回収業務 3 参加要件 企画提案に参加できる者は、次の資格条件を全て満たす者とする。 なお、(4)の要件については参加要件確認のため、佐賀県警察本部に照会する場合がある。 (1) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4(一般競争入札の参加者の資格) の規定に該当する者でないこと。 (2) 佐賀県発注の契約に係る指名停止処分を受けている者でないこと。 (3) 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続開始の申立てがなされている者でな いこと(同法第 33 条第1項に規定する再生手続開始の決定を受けた者を除く。)又は会社更 生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき更生手続開始の申立てがなされている者でないこと (同法第 41 条第1項に規定する更生手続開始の決定を受けた者を除く。)。 (4) 自己又は自社の役員等が、次の各号のいずれにも該当する者でないこと、及び次のイ及びウ に掲げる者が、その経営に実質的に関与していないこと。 ア 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第 2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。) イ 暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。) ウ 暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者 エ 自己、自社若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的を もって暴力団又は暴力団員を利用している者 オ 暴力団又は暴力団員に対して資金等を提供し、又は便宜を供与する等、直接的又は積 極的に暴力団の維持運営に協力し、又は関与している者 カ 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者 キ 暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれらを利用している者 (5) 弁護士法(昭和24年法律第205号)第30条の2の規定による弁護士法人、又は債権管 理回収業に関する特別措置法(平成10年法律第126号)第3条の法務大臣の許可を受け た債権管理回収会社であること。 (6) 債権管理回収業にあっては、提案書提出日において、債権管理回収業に関する特別措置法第 23条の規定による改善命令を受けてないこと。 (7) 契約の際に、別紙「『佐賀県母子父子寡婦福祉資金貸付金未収金回収業務』委託契約に係る個 人情報保護について」を了解していること。 4 委託する業務の内容 (1)佐賀県母子父子寡婦福祉資金貸付金の未収金回収業務 (2)同未収金回収業務に係る報告業務 (3)収納した未収金の佐賀県への払込業務 (4)佐賀県への助言等業務 5 委託対象債権 原則として、平成27年4月1日現在において債権の弁済期の開始が1年以上前であり、かつ、過去1年以上返 済がないもので、債務者(借受人、連帯借受人、連帯保証人の三者)全てに督促を行ってもなお履行されないもの (この条件以外の者も若干含む)のうちから佐賀県が指定する債権、約80件総額約3,500万円を対象とする。 (佐賀県の想定回収率:11.6%) 6 委託期間 委託業務の実施期間は、平成27年4月1日(予定)から平成30年3月31日までとする。 7 委託金額 契約金額は、未収金回収実績金額の30%(消費税を除く)を上限とする。 8 企画提案参加者への募集方法 佐賀県ホームページによる案内 9 企画提案に要する提出書類及び部数 提出書類は以下のとおりとし、部数は各5部とする。 書類は、別紙「『佐賀県母子父子寡婦福祉資金貸付金未収金回収業務』企画提案書等作成要領」を 参照し作成すること。 (1)企画提案書 (2)会社概要 10 必要書類の提出期限、提出先及び方法 提出期限:平成27年3月11日(水)午後5時まで(必着) 提出先:〒840-8570 佐賀市城内 1-1-59 佐賀県健康福祉本部母子保健福祉課ひとり親家庭担当 今泉(Tel:0952-25-7056) 提出方法:持参又は郵送(郵送用封筒に「企画提案書等在中」と朱書きのこと) 11 企画提案に関する質問の受付及び回答 (1)質問の受付 本業務の内容など企画提案に関する質問は、平成27年3月4日(水)正午まで、FAX (様式自由)にて受け付けるものとする。 (2)回答 回答は、平成27年3月9日(月)までに、質問事項を提出した者にFAXにて回答するも のとする。 (3)FAX送付先 下記 18「担当課」あてとする。 12 プレゼンテーションの実施 (1)提案者によるプレゼンテーションは、提案者に対し、日時及び場所を通知する。 (2)時間配分は、プレゼンテーション10分、質疑10分とする。 (3)プレゼンテーションの項目は、 ①未収金回収業務における具体的な回収方法の提案 ②提案した回収方法の執行体制について ③委託業務の報酬についての提案 とする。 13 企画提案にかかる留意事項 (1)企画提案書等は提案者1者につき1提案のみ受け付けるものとし、提出後の書換え、引換え 及び撤回は認めないものとする。また、提出された書類は返還しない。 (2)虚偽の記載をした企画提案書等は、無効とする。 (3)委託契約額の上限を超える企画提案書等は、無効とする。 (4)参加資格要件を満たさない者又は委託先事業者を選定するまでの間に参加資格要件を満たさ なくなった者が提出した企画提案書等は、無効とする。 (5)企画提案書等の作成及び提出に係る費用は、提案者の負担とする。 (6)提出された全ての書類は、佐賀県情報公開条例に基づき、情報公開の対象文書となることか ら、法人に関する情報(いわゆる企業秘密等)に該当する場合は、その旨明記すること。 14 委託事業者の選定方法 委託事業者の選定については、別に定める「『佐賀県母子父子寡婦福祉資金貸付金未収金回収業 務』企画提案審査要領」に基づき、提出された企画提案書等について審査を行い、決定するものと する。 15 評価基準 別添「母子父子寡婦福祉資金貸付金未収金回収業務」企画提案評価基準のとおりとする。 16 通知 審査の終了後、すべての提案者に対し、書面により採否に係る通知を行うものとする。 17 契約締結時の留意事項 (1)契約締結の手続きについて ① 審査の結果、契約の相手方を決定したときは、県は、佐賀県財務規則(平成4年佐賀県規則第 35号)に定める随意契約の手続きにより、契約書を取り交わすものとする。 ② 本業務の業務委託仕様書は契約の相手方が提出した企画提案書等をもとに作成するが、本業務 の目的達成のために必要と認められる場合には、県と契約の相手方との協議により、提案内容を 一部変更した上で業務委託仕様書を作成することがある。 (2)契約保証金について 契約の相手方は、契約保証金として見積金額の100分の10以上の額を、契約締結前に納付 しなければならない。 ただし、佐賀県財務規則第115条第3項の各号のいずれかに該当する場合は、契約保証金の 全部又は一部の納付を免除することがある。 (3)その他 ① 受託者は、毎月、受託者が回収した償還金を県へ納付及びそれに関する報告を行うこと。 ② 受託者は、受託者が回収した償還金については、受託者名で領収書を発行する必要がある。 ③ 受託者が回収したとみなす償還金の定義については、受託者と協議のうえ決定する。 ④ 受託した未収金回収業務における相手方との交渉記録を作成し、佐賀県へ提供すること。 ⑤ 平成 27 年 2 月佐賀県議会において当該委託業務に係る予算が成立しない場合は本業務委託 を中止する。 18 担当課(書類の提出先及び問い合わせ先) 佐賀県健康福祉本部母子保健福祉課 ひとり親家庭担当 今泉 所在地:〒840-8570 佐賀市城内 1-1-59(佐賀県庁新行政棟 3 階) TEL:0952-25-7056(直通) FAX:0952-25-7300
© Copyright 2024 ExpyDoc