2 一 般 会 計 決 算 の 概 要 一 般 会 計 に つ い て は 、 最 終 予 算 額 3,878 億 7,800 万 円 に 対 し 、 歳 入 決 算 額 は 3,680 億 8,400 万 円 、 歳 出 決 算 額 は 3,649 億 7,100 万 円 と な っ た 。 歳 入 歳 出 の 差 し 引 き 額 は 31 億 1,300 万 円 で 、 翌 年 度 へ の 繰 越 事 業 充 当 財 源 14 億 2,300 万 円 を 差 し 引 い た 実 質 収 支 は 16 億 9,000 万 円 の 黒 字 と な っ た 。 表1 予 算 現 額 歳入決算額 歳出決算額 (A) (B) 387,878 (1) 歳 368,084 (単位:百万円) 歳入歳出 翌年度へ繰り越 実質収支 差引額 すべき財源 (A)-(B)=(C) (C)-(D) (D) 364,971 3,113 1,423 1,690 入 款別の主な内訳は、表2のとおりである。 表2 区 市 (A) 平成22年度 構成比(%) (B) 構成比(%) (A)-(B)=(C) (C)/(B) 税 170,415 46.3 169,515 45.9 900 0.5 国庫支出金 52,218 14.2 50,833 13.8 1,385 2.7 諸 入 46,962 12.8 38,634 10.5 8,328 21.6 債 39,260 10.7 56,138 15.2 △ 16,878 △ 30.1 地方交付税 14,606 4.0 5,026 1.4 9,580 190.6 県 支 出 金 10,818 2.9 10,305 2.8 513 5.0 使用料・手数料 7,177 1.9 7,790 2.1 △ 613 △ 7.9 収 市 繰 入 金 433 0.1 4,651 1.3 △ 4,218 △ 90.7 そ の 他 26,195 7.1 26,203 7.0 △ 8 △ 0.0 368,084 100.0 369,095 100.0 △ 1,011 △ 0.3 計 ① 平成23年度 分 (単位:百万円) 増減額 増減率(%) 市 税 決 算 額 は 1,704 億 1,500 万 円 と な り 、 構 成 比 は 46. 3% 、 前 年 度 に 比 べ 9 億 円 、 0.5% の 増 と な っ た 。 これは、個人市民税が景気低迷の影響等による給与所得の減少により減と な っ た も の の 、市 た ば こ 税 が 税 率 の 引 き 上 げ に よ り 増 と な っ た こ と な ど に よ る ものである。 ② 国庫支出金 決 算 額 は 522 億 1,800 万 円 と な り 、構 成 比 は 14.2% 、前 年 度 に 比 べ 13 億 8,500 万 円 、 2.7% の 増 と な っ た 。 こ れ は 、被 保 護 者 数 の 増 加 に 伴 い 生 活 保 護 費 収 入 が 、ま た 、東 日 本 大 震 災 に 係る復旧経費の増に伴い災害復旧費国庫負担金が増となったことなどによる ものである。 ③ 諸 収 入 決 算 額 は 469 億 6,200 万 円 と な り 、構 成 比 は 12.8% 、前 年 度 に 比 べ 83 億 2,800 万 円 、 21.6% の 増 と な っ た 。 こ れ は 、震 災 の 影 響 等 で 融 資 残 高 が 増 加 し た こ と に 伴 い 、金 融 機 関 へ の 預 託 金を増額したことにより中小企業金融対策預託金収入が増となったことなど によるものである。 ④ 市 債 決 算 額 は 392 億 6,000 万 円 と な り 、 構 成 比 は 10.7% 、 前 年 度 に 比 べ 168 億 7,800 万 円 、 30.1% の 減 と な っ た 。 こ れ は 、前 年 度 に 実 施 し た 土 地 開 発 公 社 の 解 散 に 伴 い 発 行 し た 第 三 セ ク タ ー 等改革推進債が減となったことなどによるものである。 ⑤ 地方交付税 決 算 額 は 146 億 600 万 円 と な り 、構 成 比 は 4.0% 、前 年 度 に 比 べ 95 億 8,000 万 円 、 190.6% の 増 と な っ た 。 こ れ は 、人 口 の 増 加 等 に 伴 い 普 通 交 付 税 が 増 と な っ た こ と や 、震 災 復 興 特 別 交付税の創設等に伴い特別交付税が増となったことによるものである。 ⑥ 県支出金 決 算 額 は 108 億 1,800 万 円 と な り 、構 成 比 は 2.9% 、前 年 度 に 比 べ 5 億 1,300 万 円 、 5.0% の 増 と な っ た 。 これは、小児用肺炎球菌ワクチンなどの通年実施に伴い、予防接種事業費 収入が増となったことなどによるものである。 ⑦ 使用料・手数料 決 算 額 は 71 億 7,700 万 円 と な り 、構 成 比 は 1.9% 、前 年 度 に 比 べ 6 億 1,300 万 円 、 7.9% の 減 と な っ た 。 これは、土地価格の変動等を踏まえ、本市の道路占用料を引き下げたこと などによるものである。 ⑧ 繰 入 金 決 算 額 は 4 億 3,300 万 円 と な り 、構 成 比 は 0.1% 、前 年 度 に 比 べ 42 億 1,800 万 円 、 90.7% の 減 と な っ た 。 これは、市債管理基金からの繰入を抑制したことなどによるものである。
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