1・開会 - 福山大学

1.開 会
○司会(古島)
はじめに福山大学副学長冨士彰夫がごあ
い さ つ 申 し 上 げ ま す 。続 き ま し て 福 山 大 学 経
済学部長より本日の趣旨説明をさせていた
だ き ま す 。 続 き ま し て 基 調 講 演 で す 。こ ち ら
のほうに、もう用意はしてございますが、
本日は藤本隆宏先生に基調講演をお願いし
ておりまして、また後ほどご紹介いたしま
本日は、地域経済の可能性と題しまして、
すけれども、藤本先生は東京大学大学院の
経済学部主催のシンポジウムを開くことに
経済学研究科の教授でいらっしゃいます。
な り ま し た 。私 が 知 る 限 り で は 、経 済 学 部 の
続きましてパネルディスカッションに移
こういう形でのシンポジウムは初めての試
らせていただきますが、パネリストの皆さ
みだろうと思います。
んのご紹介は、また後ほどさせていただき
今回シンポジウムを開くことになったの
たいと思います。
は 、地 域 と の 関 わ り で 経 済 学 部 と し て 何 が で
休 憩 を 20 分 は さ み ま し て パ ネ ル デ ィ ス カ
きるかという意識から始まり実現に至った
ッションを進行させていただきまして、そ
も の で す 。福 山 大 学 は 創 立 し て か ら 、今 年 で
の後でフロアの皆様とパネリストの方々と
38 年 目 に な り ま す が 、福 山 大 学 で 最 初 に で き
の懇談を予定しております。ですからお開
た 学 部 が 経 済 学 部 と 工 学 部 で す 。こ れ は 恐 ら
きまで、最後までご臨席いただけると幸い
く創立者である宮地茂の地域に対する意識
でございます。
が 非 常 に 強 か っ た た め だ ろ う と 思 い ま す 。備
開会の辞を福山大学副学長より申し上げ
後 地 域 と い う の は 、皆 様 ご 承 知 の よ う に 、も
させていただきます。お願いします。
のづくりに非常に優れた特徴を持つ日本で
も 有 数 の 産 業 集 積 地 で す 。そ う い う 産 業 集 積
○副学長(冨士)
地 に 新 た に 作 る 大 学 と し て 、も の づ く り と い
福 山 大 学 副 学 長 の 冨 士 で ご ざ い ま す 。本 来
うものを通して地域に貢献していく、また、
であれば学長がご挨拶すべきところですが、
地 元 企 業 に 有 為 の 人 材 を 供 給 す る 、こ う し た
本日学長はよんどころない用事で広島へ行
ことが地域の大学として非常に大事な役割
く こ と に な り ま し て 、代 わ り ま し て 私 の ほ う
だと考えたのであろうと思います。
から一言ご挨拶を申し上げます。
そ う い う こ と か ら 福 山 大 学 は 、も の づ く り
今 日 は 日 曜 日 に も 関 わ ら ず 、か く も 大 勢 の
の 工 学 部 、地 域 の ビ ジ ネ ス リ ー ダ ー を 養 成 す
方 に お 集 ま り い た だ き ま し た 。本 当 に あ り が
る経済学部の二つの学部から始まったわけ
と う ご ざ い ま す 。講 師 を さ れ る 方 、パ ネ ル デ
です。
ィ ス カ ッ シ ョ ン に 参 加 さ れ る 方 、お 集 ま り い
最 近 は 、福 山 大 学 経 済 学 部 税 務 会 計 学 科 に
ただいた方々に心からお礼を申し上げます。
あ っ て は 、地 域 に 有 為 の 人 材 を 供 給 す る と い
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う ニ ー ズ に 応 え る た め 、学 科 の 軸 足 を 税 務 か
ら 経 営 に 移 し て い お り 、来 年 度 か ら は 、備 後
経 済 コ ー ス 、ビ ジ ネ ス ・ マ ネ ジ メ ン ト コ ー ス
が 開 設 さ れ る 予 定 に な っ て い ま す 。ま た 、昨
年 度 に は 備 後 経 済 研 究 会 を 立 ち 上 げ 、備 後 地
域 の 経 済 や 企 業 の 研 究 を 深 め て お り ま す 。企
業や自治体とも関わり合いながら研究を進
め 、学 生 教 育 に 活 か す こ と に よ り 地 域 が 求 め
る人材の育成が更に強化されるであろうと
期待しております。
こ の シ ン ポ ジ ウ ム は 、日 本 で 最 高 レ ベ ル
の先生方をお招きして当地経済の抱える諸
問 題 を 論 じ て 頂 く と も に 、福 山 大 学 経 済 学 部
の方向性を地元の皆様方に知って頂きたい
との思いから開催となったものです。
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