平成 27 年 2 月 26 日 公表 茨城県企画部統計課 庶務・企画分析グループ担当:大曽根 電話 029-301-2642(ダイヤルイン) 資 料 提 供 茨城県の景気動向(平成26年12月分)について 茨城県景気動向指数は,生産・消費・雇用など景気に敏感な経済指標の動きを統合することによっ て,景気の現状把握及び将来予測に資するために作成した景気指標です。平成 26 年 12 月分の概要は, 以下のとおりです。 1 概要 平成26年12月の景気動向指数(平成 22 年=100)の一致指数(月次CI)は 128.3 となり,前月 比+0.6%と2か月ぶりに上昇しました。一致指数の移動平均値をみると3か月後方移動平均は 129.4 となり2か月連続の低下,7か月後方移動平均は 128.4 となり4か月ぶりの上昇となりました。 また,先行指数(月次CI)は 140.9 となり,前月比で+2.5%と2か月ぶりに上昇し,遅行指数(月 次CI)は 141.1 となり,前月比で+0.4%と4か月連続で上昇しました。 2 基調判断 - 景気動向指数(CI一致指数)は「改善」を示しています。- 図 CI一致指数の推移 140 130 120 110 100 90 80 70 60 H20年 ※ (平成 22 年=100) CI一致指数 同・3か月後方 移動平均 同・7か月後方 移動平均 21 22 23 24 25 26 CI一致指数が上昇基調にある時は景気の拡張局面,低下基調にある時は景気の後退局面を示します。 ただし,単月では不規則な動きも含まれていることから,景気の基調判断は,足下の基調の変化をつかみやすい 3か月後方移動平均と,基調の変化が定着しつつあることを確認する7か月後方移動平均を中心に行います。 表1 12 月のCI(コンポジット・インデックス) 平成 22 年=100 ( )内は前月比 茨 城 県 全 国 先行指数 140.9 (+2.5%) 105.6 (+1.8%) 一致指数 128.3 (+0.6%) 110.7 (+1.4%) 遅行指数 141.1 (+0.4%) 119.8 (-0.6%) 表 2 12 月の移動平均値(CI一致指数) 平成 22 年=100 3 か月後方移動平均 7 か月後方移動平均 ( )内は前月比 茨 城 県 129.4 (-0.3%) 128.4 (+0.4%) 全 国 109.9 (+0.4%) 109.5 (-0.0%) 表3 12 月のCI一致系列の寄与度 寄与度順に記載 CI一致系列 投資財出荷指数 有効求人数 鉱工業生産指数 管内輸出入額(実質) 所定外労働時間指数(全産業) 大型小売店販売額(実質) 大口電力使用量(500kwh 以上) 計 (=対前月差) 寄与度 +1.74 +0.37 +0.35 +0.05 -0.02 -0.62 -1.12 +0.75 ☆ここがポイント ・ 景気にほぼ一致して動くCI一致指数は,前月比+0.6%と2か月ぶりに上昇しました。 上昇の主な要因は,一致系列のうち生産活動に関する指標(投資財出荷指数,鉱工業生産指数) と雇用に関する指標(有効求人数)が前月比で上昇したことによるものです。 ・ CI一致指数の基調判断は,前月に引き続き「改善」を示しています。 ・ 景気に先行して動くCI先行指数は,前月比+2.5%と2か月ぶりに上昇しました。 個別系列の数値 先行系列(Leading Indicators) 系列名 L1 建設財 生産指数 L4 L5 L6 L7 新規求人数 自動車新規 不渡手形 手形交換 不渡手形 東証株価指 数 (含むパート) 登録台数 発生率 枚 数 発生枚数 (枚数ベース) (季節調整値) (季節調整値) (季節調整値) (季節調整値) (季節調整値) (逆サイクル) (季節調整値) (季節調整値) 年月 平成25年12月 平成26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 L2 L3 建築物着工 生産財 床 面 積 生産指数 (H22=100) 114.4 118.4 109.3 117.9 118.6 106.8 106.3 111.1 113.3 114.4 115.3 110.5 107.2 (千㎡) (H22=100) 381 404 376 373 287 278 241 259 267 311 383 290 336 101.5 97.1 96.9 98.9 98.3 85.8 81.1 88.2 94.0 96.3 97.5 94.1 94.5 (人) (台) 16,278 16,419 15,793 16,948 17,413 16,659 16,901 16,332 17,318 17,240 17,058 16,661 17,444 (%) 13,782 14,122 12,876 12,706 12,486 11,322 10,762 10,361 9,994 12,173 11,576 11,353 14,404 (枚) 0.09 0.12 0.05 0.05 0.04 0.03 0.03 0.03 0.03 0.06 0.03 0.02 0.03 (枚) 50,761 51,366 49,778 51,659 50,853 41,117 56,270 46,483 42,004 51,687 45,544 41,301 45,373 (月平均) 45 59 25 26 20 12 14 13 13 32 13 6 12 1,254.45 1,275.17 1,200.83 1,190.57 1,171.18 1,174.62 1,246.22 1,275.72 1,271.50 1,313.29 1,253.99 1,385.33 1,411.59 一致系列(Coincident Indicators) 系列名 C1 C2 C3 C4 有効求人数 鉱工業生産指数 大口電力使用量 大型小売店 (除く学卒・パート) (500kw以上) 販売額(実質) 年月 平成25年12月 平成26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 (季節調整値) (季節調整値) (人) (H22=100) 26,321 26,580 27,012 27,359 27,349 27,440 27,638 27,370 27,616 27,678 27,751 27,053 27,492 105.8 108.8 109.4 112.4 110.3 107.6 108.0 115.3 115.3 113.8 119.8 112.3 113.7 (季節調整値) (千kWh) 959,364 942,219 923,753 945,140 892,664 864,036 829,033 900,106 915,679 893,650 894,961 938,629 913,884 (季節調整値) (百万円) 25,441 24,892 26,097 28,891 23,069 24,078 24,181 24,011 24,850 25,419 24,398 25,145 24,805 C5 C6 C7 投資財出荷指数 管内輸出入額 所定外労働時間 (実質) 指数(全産業) (季節調整値) (H22=100) 112.1 123.0 116.4 128.2 122.6 121.7 128.1 135.7 127.3 123.8 143.7 115.7 128.3 (季節調整値) (百万円) 211,675 221,414 215,043 237,560 162,123 124,463 162,340 159,736 183,021 191,007 212,579 184,740 181,905 (前年同月比) (%) 10.5 3.1 3.6 1.7 9.3 3.5 -1.7 -8.6 -3.4 -2.8 -2.2 -3.8 -3.9 遅行系列(Lagging Indicators) 系列名 Lg1 Lg2 Lg3 Lg4 Lg5 Lg6 Lg7 雇用保険初回受 勤労世帯消費 消費者物価指数 法人事業税 ・ 地方 最終需要財 資本財 常用雇用指数 給者数(逆サイクル) 支出 (水戸市) (コアCPI) (水戸 法人特別税調定額 在庫指数 生産指数 (全産業) 市) (季節調整値) (季節調整値) (季節調整値) (季節調整値) (季節調整値) (前年同月比) (人) (円) (%) (H22=100) (H22=100) (%) 年月 (千円) 平成25年12月 2,204 288,031 1.6 9,258,650 126.3 106.4 0.0 平成26年1月 2,245 314,300 1.7 8,501,147 122.8 123.5 -0.1 2月 2,110 363,982 1.6 7,861,627 124.3 132.3 -0.3 3月 2,036 470,870 1.6 7,259,582 114.9 128.7 0.0 4月 1,641 337,101 3.3 8,538,433 127.5 135.5 0.0 5月 1,986 339,118 3.5 8,014,763 128.8 145.5 -1.1 6月 1,866 323,117 3.8 8,192,891 129.3 147.6 -0.5 7月 2,116 369,623 3.7 11,058,434 129.4 160.9 -0.9 8月 2,122 275,886 3.3 7,904,787 124.0 143.3 -0.7 9月 2,237 306,163 3.4 7,902,681 125.8 145.4 -0.7 10月 2,239 288,754 3.5 8,570,506 124.8 167.6 -0.5 11月 2,076 305,080 3.4 8,812,534 130.6 146.7 -0.6 12月 1,920 279,853 3.2 12,641,740 132.5 146.7 -1.3 注1:逆サイクルとは,数値の増減が景気の動きと反対になることをいう。 注2:採用系列のうち,L2,L5,L6,C1,C3,C4,C6,Lg1,Lg2,Lg4 は,景気動向指数を作成するにあたって, 季節的変動要因を除去するためにセンサス局法 X-12-ARIMA により独自に原数値に季節調整を施した数値であり, 既に他の報告書等で公表されている数値とは異なる。なお,L1,L3,C2,C5,Lg5,Lg6 は資料元である「茨城県 鉱工業指数」 (県統計課)において季節調整が施された数値であり,公表されている数値と同じである。 注3:各採用系列の数値は,L7 東証株価指数を除き,茨城県又は茨城県内の数値である。 なお,L7 は資料元である「東証統計月報」 (㈱東京証券取引所)で公表されている数値と同じである。 CI採用系列の寄与度等 CI(先行指数,一致指数,遅行指数)各採用系列の寄与度 年月 25年 系列名 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 L1 建設財生産指数 L2 建築物着工床面積 生産財生産指数 先 L3 新規求人数(含むパート) L4 L5 自動車新規登録台数 行 L6 系 列 -1.04 0.17 1.00 -2.64 0.04 -3.06 -0.24 1.17 0.46 0.17 0.11 -1.45 -1.05 0.41 -0.61 -0.12 -2.04 -0.27 -1.01 0.49 0.19 1.09 1.51 -2.11 1.05 L7 東証株価指数(月平均) 先行系列の一致指数トレンド成分 前月差 前月比(%) 1.80 2.24 2.18 0.95 0.45 -1.57 0.16 0.82 -0.27 -0.37 -0.61 0.64 2.22 -2.13 -0.27 0.67 -0.45 -3.18 -2.29 0.56 0.00 -0.86 1.11 1.86 0.21 -2.04 -0.50 -0.58 -2.00 -1.03 -0.80 -0.77 不渡手形発生率(枚数ベース)(逆サイクル) -0.70 -0.69 0.30 -0.96 1.27 -0.17 0.03 0.08 -0.74 2.40 -1.09 -0.47 0.02 -0.09 -0.25 -0.23 -0.77 0.60 2.15 0.13 -0.36 0.34 0.16 -1.26 -0.30 -0.42 -0.04 0.92 0.29 -0.15 0.47 -0.96 1.36 0.20 0.65 0.80 0.78 0.77 0.85 0.85 0.95 0.71 0.64 4.07 -0.24 -5.45 3.51 -2.25 -8.75 -2.88 3.17 3.35 4.89 1.20 -4.00 3.43 2.9 2.5 2.5 2.5 3.6 0.8 2.5 -0.2 0.96 -3.8 1.03 0.86 -1.6 0.74 -6.2 -2.2 -2.8 CI先行指数 144.9 144.7 139.2 142.7 140.5 131.7 128.9 132.0 135.4 140.3 141.5 137.5 140.9 3か月後方移動平均 141.2 143.5 142.9 142.2 140.8 138.3 133.7 130.9 132.1 135.9 139.1 139.7 140.0 7か月後方移動平均 139.3 140.4 140.6 141.3 141.5 140.7 138.9 137.1 135.8 135.9 135.8 135.3 136.6 C1 有効求人数(除く学卒・パート) C2 鉱工業生産指数 一 C3 大口電力使用量(500kwh以上) C4 大型小売店販売額(実質) 致 平成26年 C5 投資財出荷指数 C6 管内輸出入額(実質) 0.99 0.23 0.42 0.30 -0.14 -0.03 0.08 -0.46 1.20 0.89 0.08 0.86 -0.81 -0.97 0.01 -0.20 -0.84 -0.92 0.34 -0.95 2.11 0.89 -2.55 -1.39 -1.71 3.18 -3.33 1.25 0.13 -0.09 -0.08 -1.00 0.37 1.54 -0.12 -0.57 1.71 -2.37 1.87 0.04 1.17 -1.12 0.99 -1.88 1.32 -0.62 0.18 -0.32 0.68 -1.06 1.50 0.35 0.24 1.57 -0.92 1.69 -0.76 -0.11 0.85 0.96 -1.06 -0.46 1.97 -2.73 1.74 0.28 0.47 0.87 -2.24 -1.48 1.70 0.04 1.02 0.46 0.88 -0.69 0.05 1.11 -1.08 -0.96 -1.28 0.99 0.11 0.12 -0.31 -0.02 C7 所定外労働時間指数(全産業)(前年同月比) -0.33 -1.41 0.05 0.10 -0.38 系 前月差 2.53 -0.04 0.91 7.41 -8.72 -3.81 0.15 2.35 3.14 -0.62 2.77 -4.60 0.75 前月比(%) 2.0 0.7 5.7 0.1 1.9 2.5 2.1 0.6 列 CI一致指数 128.6 128.6 129.5 136.9 128.2 124.4 124.6 126.9 130.0 129.4 132.2 127.6 128.3 3か月後方移動平均 126.1 127.8 128.9 131.7 131.5 129.8 125.7 125.3 127.2 128.8 130.6 129.7 129.4 7か月後方移動平均 122.7 124.1 125.3 127.6 128.8 128.9 128.7 128.4 128.6 128.6 128.0 127.9 128.4 Lg1 雇用保険初回受給者数(逆サイクル) Lg2 勤労者世帯消費支出(水戸市) -0.0 1.02 -0.39 -0.83 0.85 -6.4 -3.0 0.77 0.33 1.45 2.39 -1.37 -0.00 -0.64 3.19 -2.59 -0.5 0.83 -2.30 -0.21 -0.95 -0.13 1.45 -3.29 1.12 -0.69 -3.5 1.09 1.16 0.56 -1.00 消費者物価指数(水戸市)(前年同月比) 0.57 0.18 -0.57 -0.20 3.89 0.49 0.84 -0.87 -2.08 -0.01 -0.01 -0.80 -1.17 遅 Lg3 法人事業税・地方法人特別税調定額 1.38 -0.77 -0.71 -0.74 1.29 -0.67 0.08 2.57 -3.06 -0.09 0.59 0.10 2.64 Lg4 Lg5 最終需要財在庫指数 Lg6 資本財生産指数 0.44 -1.23 0.55 -3.41 4.85 0.44 0.13 -0.03 -2.08 0.59 -0.48 2.01 0.50 0.58 2.16 0.82 -0.71 0.54 0.93 -0.11 1.16 -2.37 -0.05 2.07 -2.61 -0.28 行 Lg7 常用雇用指数(全産業)(前年同月比) -0.02 -0.21 -0.45 0.84 0.03 -3.04 1.71 -1.08 0.63 0.04 0.59 -0.23 -1.87 系 遅行系列の一致指数トレンド成分 0.58 0.71 0.89 0.78 0.85 0.86 0.89 0.84 0.93 0.72 0.64 前月差 3.72 1.30 2.74 -0.54 13.26 -3.66 3.71 1.76 -11.55 1.47 2.86 0.84 0.63 3.0 1.0 2.1 2.6 1.2 1.1 2.1 0.6 0.4 前月比(%) 列 0.96 -0.4 0.85 10.1 -2.5 -7.9 CI遅行指数 128.3 129.6 132.3 131.8 145.1 141.4 145.1 146.9 135.3 136.8 139.7 140.5 141.1 3か月後方移動平均 125.5 127.5 130.1 131.3 136.4 139.4 143.9 144.5 142.4 139.7 137.3 139.0 140.4 7か月後方移動平均 125.4 126.4 127.3 128.0 130.8 133.3 136.2 138.9 139.7 140.3 141.5 140.8 140.8 注1:CIの詳細についてはホームページ「いばらき統計情報ネットワーク」に掲載している。 http://www.pref.Ibaraki.jp/tokei/index.html 注2:各採用系列の寄与度はCIの当該月の数値における前月からの増減率に対しての寄与を表している。 注3:先行指数と遅行指数は一致指数の合成平均変化率を用いるため,各系列の寄与の他に一致指数のトレンド成分を 通じた寄与がある。 注4:3か月後方移動平均 =(前々月値+前月値+当月値)÷ 3 7か月後方移動平均 =(6か月前~当月の合計値)÷ 7 注5:表中の CI(先行・一致・遅行)の各指数は,四捨五入により少数点第一位まで表示しているため,表記上は同じ 数値であっても,必ずしも全くの同値となるものではない。 「CIによる景気の基調判断」の基準 1.月次CIの前月差は一時的な要因に左右され安定しないため,3か月後方移動平均と7か月後方移動平均の前月差を 中心に「基調」を判断する。 2.月次CIの変化方向(前月差の符号)が「基調」と同方向であることを前提としている。 3.各移動平均の変化方向(前月差の符号)に加え,過去3か月間の累積前月差を加味する。 《基調判断の定義と基準》 基調判断 定 義 基 準 改善 景気拡張の可能性が高いことを示す。 原則として3か月以上連続して,3か月後方移動平均が上昇 した場合。 足踏み 景気拡張の動きが足踏み状態になって いる可能性が高いことを示す。 3か月後方移動平均の符号が変化し,1か月,2か月,また は3か月の累積で1標準偏差分以上,逆方向に振れた場合。 局面変化 事後的に判定される景気の山・谷が, それ以前の数か月にあった可能性が高 いことを示す。 7か月後方移動平均の符号が変化し,1か月,2か月,また は3か月の累積で1標準偏差分以上,逆方向に振れた場合。 悪化 景気後退の可能性が高いことを示す。 原則として3か月以上連続して,3か月後方移動平均が低下 した場合。 下げ止まり 景気後退の動きが下げ止まっている可 能性が高いことを示す。 3か月後方移動平均の符号が変化し,1か月,2か月,また は3か月の累積で1標準偏差分以上,逆方向に振れた場合。 * 「改善(足踏み)」又は「悪化(下げ止まり)」という基調判断に続いて,同方向への「局面変化」に該当することと なった場合,「局面変化」は適用しない。 * 景気拡張期(「改善」及び「足踏み」)から景気後退期(「悪化」及び「下げ止まり」)へ変化する際は,「局面変化」 (下方)の判断を経た上で進んでいくこととする。景気後退期から景気拡張期への変化も同様とする。 なお,「改善(足踏み)」から「局面変化」(下方)に移行した時点で,既に景気後退局面に入った可能性が高いこと を暫定的に示している。同様に「悪化(下げ止まり)」から「局面変化」(上方)に移行した時点で,既に景気拡張局面 に入った可能性が高いことを暫定的に示している。 * 上記《基調判断の定義と基準》に該当しない場合は,前月の基調判断を踏襲する。ただし,特記すべき事項があれば 付記する。 * 定義の欄の「景気拡張」及び「景気後退」については,すべて暫定的なものとする。 * 正式な景気循環(景気基準日付)については,CI一致指数の各採用系列から作られるHDI(Historical Diffusion Index)に基づき,別途設定する。 (注) この基準は,内閣府が作成した基準に準拠してい る。 ただし,標準偏差は本県数値に基づくものである。 CI一致指数の「振幅」の目安(標準偏差) 3か月後方移動平均 1.54 7か月後方移動平均 1.07 (昭和 60 年 1 月から平成 25 年 12 月まで) 今回の基調判断“改善”の解説 当月は,月次CIが上昇したことから前月の「改善」の判断を踏襲しました。 詳細については「いばらき統計情報ネットワーク」 (http://www.pref.Ibaraki.jp/tokei/index.html)をご覧ください。
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