―FMかつしか健康こばなし「ペットのお話」 保健所生活衛生課生活衛生係 放送日平成27年2月24日(火) A みなさん、こんにちは。 私は保健所生活衛生課のAです。 B こんにちは。同じく生活衛生課のBです。 私たちは、犬や猫などのペットに関する仕事をしています。 本日は「ペットを飼う際に飼い主が心がけること」についてお話ししていきます。 A はい。よろしくお願いします。 私は最近ペットを飼い始めたのですが、必要な手続きはありますか? B はい。 ペットの種類によって、手続きが異なってきます。 飼っているペットは何の動物ですか? A 犬です。 B 犬の場合、葛飾区への登録が必要です。 青戸の保健所または各区民事務所にて登録が行えます。 A 猫やウサギの場合には手続きは必要ないのですか? B はい。猫やウサギは手続きの必要ありません。 しかし、ヘビやワニなど危険な動物を飼う場合には東京都の許可を受ける必要があ ります。 他にも許可が必要な動物がいますので、東京都動物愛護相談センターにお問い合わ せください。 A わかりました。 しかし、なぜ猫やウサギは登録の必要がないのに、犬は登録が必要なのですか? B はい。犬は狂犬病という死に至る危険な病気になる恐れがあるからです。 犬以外の動物でも狂犬病になることはありますが、その中でも犬は人間への感染力 が高いのです。 A 怖いですね。 自分の犬が狂犬病にならないためには、どうしたらいいですか? B はい。狂犬病に感染しないためには、毎年狂犬病予防注射を受けることが必要です。 また、これは飼い主の義務でもあります。 注射を受けたあとは、注射済票の発行を受けてくださいね。 A 注射済票の発行はどこで受けられますか? B はい。青戸の保健所または各区民事務所で受けられます。 葛飾区内の動物病院でも、一部の病院を除き、注射済票の発行が受けられます。 自分の犬がきちんと管理されていて、狂犬病の予防をしているという証明のために も、首輪に登録の際にお渡しする鑑札と注射済票をつけてください。 A わかりました。 首輪につけていれば、迷子になったとき、迷子札の代わりになりますか? B はい。 鑑札には登録番号の記載があり、飼い主さんの連絡先や、住所を保健所で調べる ことが出来るようになっているので、飼い主さんの元に戻る可能性が高くなります ね。 A それは、安心ですね。 その他に飼い主が気を付けるべきことはありますか? B その他には、糞尿について気を付けていただきたいです。 散歩中に家の前で糞尿をされ、飼い主が後片付けをしないというお問い合わせがあり ます。 A 私も自分の家の前や公園、道路などで糞を見かけるのですが、いい気持ちはしません。 公共の場を汚さないように心がけます。 B そうですね。散歩に行く前に、トイレをさせるようにし、万が一、散歩中にフンをし てしまった場合は、きちんと持ち帰り、オシッコをした場合は臭いがしないよう、 清潔にするようにしましょう。 A トイレをさせるために散歩をするというイメージがありましたが、近所の方に迷惑を かけないようにお家でさせるようにします。 B そうですね。 ペットを初めて飼う方にとっては、様々な問題が出てくるとは思いますが、楽しい ペットライフが送れるように周囲にも気を配ることも心がけてください。 本日は、 「ペットを飼う際に飼い主が心がけること」についてでした。
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