スターティングアゲイン 主催 運動療法に結びつく動作分析 リハビリテーション領域の専門職である理学療法士、作業療法士にとって、動作分析、歩行分析は専 売特許でなければならない。しかし、観察はできるものの分析し問題点を抽出し、動きを変化させるまでに はいたりづらく、「動作分析は苦手」と聞くことも少なくない。動作分析は、観察からはじまり、観察そのもの から問題がわかる場合や操作刺激を加えることによって問題が明確になる場合がある。さらに、実際に変 化を促すためには、言語指示は最小限にとどめ、対象者が主体的に取り組める環境設定と適切な難易度 が必要である。今回は、変化を促す手法に結びつく基本動作分析を研修します。応用範囲は、片麻痺、 運動器疾患はもちろんのこと、加齢による姿勢変化やスポーツ領域のパフォーマンスを想定しています。 1.姿勢と動作の基本的理解 ①支持基底面と重心との関係 ②姿勢を変える初期動作を分析するためのバランス反応 ③支持基底面を変化させるバランス反応 ④クラインフォーゲルバッハのバランス反応 (カウンターウエイトの活性化、カウンターアクティビティ、カウンタームーブメント、支持基底面の変更) 2.基本動作を特徴づけるポイントを利用した動作観察 ①動作の開始姿勢と終了姿勢のスタビリティの評価 ②基本動作を理解するためのマーカーとその軌跡 ③動作を特徴づけるポイントを利用した動作観察(いつ、どこが) 3.動作の観察から分析にすすめる方法 ①動作を特徴づけるマーカーの見つけ方 ②問題点を探る刺激操作の加え方(シンクロしてから徒手・支持基底面) ③刺激操作で反応するところと反応しないところの観察 4.対象者が主体的に取り組む工夫 ①コーピーングとモチベーション ②アクティブタッチ 5.機能向上に適した難易度の探索方法 ①難易度を調整する免荷とバランスの補償 ②スタビリティ向上練習のポイント ③動作獲得のために効率的な代償運動の見つけ方 日時 会 場 申し込み資格 受 講 費 講 師 申し込み方法 準 備 問い合わせ先 2015 年 7 月 19 日(日) 受付 9:30 研修 10:00~16:00 東京エレクトロンフォール宮城 602 中会議室 〒980-0803 仙台市青葉区国分町 3-3-7 http://miyagi-hall.jp/access/ 理学療法士 ・ 作業療法士 などリハビリテーション関連職種 ¥10,000 (資料代を含む) スターティング アゲイン 山本泰三 (スタビリティ研究会) スターティングアゲインのホームページ(http://startingagain2012.wordpress.com/) から申し込みください 実技、演習を行うので、運動しやすい服装を準備ください スターティングアゲイン 担当 山本 [email protected]
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