第13号議案

第 13 号議案
神戸市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要な基
準を定める条例の件
神戸市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要な基準を
定める条例を次のように制定する。
平成 27 年 2 月 1 7 日提出
喜
神戸市長久
、丘二
ヌE
1旦
神戸市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要 な 基
準を定める条例
(趣旨)
第 1 条
第 1
この条例は,介護保険法(平成 9 年法律第 123 号。以下
15 条の
「 法」という 。 )
46 第 4 項の規定に基づき,地域包括支援センター の 設置者(以下
「設置者」とい う 。)が包括的 支 援事業を実施するために必要な基準を定める
ものとする。
(包括的支援事業を実施するために必要な基準)
第 2 条
法第 11 5 条の 46 第 4 項に規定する条例で定める基準は,次条から第 5 条
までに定めるも の のほか
下「施行規則 J
介 護 保険法施行規則( 平 成 11 年 厚 生省令 第 36 号。
以
という 。 )第 140 条の 66 に定める基準に定めるところによる 。
(設置者に関する基準)
第 3 条
法第 115 条の 46 第 3 項 の規定に基づき地域包括支援セ ン ターを 設 置す る
者は,暴力団員等(暴力団員による不当な行為 の 防止等に関する法律(平成 3
年法律第 77 号)第 2 条第 6 号に規定する暴力団員(以下
「 暴力団員 J
とい
う。)又は 暴 力団 員 でなくなった日から 5 年を経過しない 者 をいう。)がその事
業 活動を支配するものであ っ てはな ら ない。
(記録の整備)
第 4 条
設置者は
包括的支援事業の実施に関し必要な書類を整備し,その完結
の日から 5 年 間保 存 しなければな ら ない 。
(人権の擁護及び高齢者虐待の防止に係る研修の実施)
第 5 条
設 置 者は,包括的支援事業を開始するに当たり,全て の 勤務予定者に対
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して,人権の擁護及び高齢者虐待の防止に係る研修を実施しなければならない。
2
設置者は,少なくとも 1 年に 1 回以上,全ての従業者を対象として,人権の
擁護及び高齢者虐待の防止に係る研修を実施しなければならない。
附員Ij
(施行期日)
1
この条例は,平成 27 年 4 月 1 日から施行する。
(記録の整備に係る経過措置)
2
第 4 条の規定は,この条例の施行の日以後に完結した記録について適用し,
同日前に完結した記録については,なお従前の例による。
(施行規則の附則等により特例が定められている場合の取扱い)
3
次に掲げる規定(以下「附則特例規定」という。)において施行規則の規定
の特例が定められている場合においては,この条例の規定の適用により適用さ
れることとなる施行規則の規定について,附則特例規定を準用する。ただし,
この条例に別段の定めがある場合は,この限りでない。
(1)施行規則の附則の規定
(2)
施行規則の一部を改正する内容を含む厚生労働省令その他の省令の附員iJの
規定
理由
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整
備に関する法律(平成 25 年法律第 44 号)の施行に伴い,条例を制定する必要があ
るため。
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