1 仕様書 1. - 新エネルギー・産業技術総合開発機構

仕様書
1.件名
セルロース系エタノール生産システム総合開発実証事業/国内外の優良技術の調査・検討
2.目的
バイオ燃料の導入は政府が主導して取り組むべき課題の1つとして位置づけられており、2014 年 4 月に改定
された「エネルギー基本計画」では「国際的な動向や次世代バイオ燃料の技術開発の動向を踏まえつつ、導入
を継続する。」こととしている。
2020 年代のセルロース系エタノール燃料の商用生産(年産 10 万~20 万 kL 規模)の実現を目的とし、最適な
要素技術(前処理~糖化・発酵~蒸留)の組合せの選定を行う事業(セルロース系エタノール生産システム総合
開発実証事業/最適組合せの検討および事業性評価)を予定している。この事業を国内外の優良技術と比較
検証することを目的として技術の調査・検討を実施する。
3. 調査内容
(1)セルロース系エタノール製造技術リストの作成
国内外のセルロース系エタノール製造に関わる最新の要素技術や一貫プロセスについて、文献調査および
ヒアリングを実施する。得られた情報は、使用原料、規模、収率などに基づいて整理し、技術リストを作成する。
技術リストには、実用化に向けたポテンシャルが判断できるよう、コスト、使用エネルギーや実用化に向けた課題
などの情報を埋め込むこととする。
(2)優良技術の抽出
(1)において技術リストに挙げられた要素技術および一貫プロセスから、優良技術を抽出する。要素技術の抽
出に当たっては、現時点でプレ商用実証プラント(年産1万kL)以上の規模へのスケールアップが見込めること
を重要な判断基準とする。一貫プロセスの抽出に当たっては、スケールアップ可能性に加えて、2020 年頃の
GHG 削減率 50%(ガソリン対比)以上および化石エネルギー収支 2 以上を満たすことを、重要な判断基準とす
る。
(3)優良技術の比較検討および整理
抽出した一貫プロセスの優良技術について簡易的なコスト評価と比較を行う。事業を行う上で必要な各前提
条件を設定(実施地域、事業化規模など)し、エタノール製造コストや輸送コストを試算することによって、概算で
のエタノールの日本への供給コストを見積もり、比較検討する。また、要素技術の優良技術については技術単
体での処理コスト(設備コストとランニングコストなどを考慮)、投入エネルギー量、生成物の品質などの指標を用
いた相対比較を行う。
得られた各検討結果に基づいて、一貫プロセスの優良技術リストおよび要素技術の優良技術リストをそれぞ
れ作成し、整理する。
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【バイオマス原料について】
原料は木質系バイオマスを想定するが、技術的に木質系バイオマスに適用可能であれば、調査対象に含め
ても構わない。
4.調査実施期間
NEDOが指定する日(平成 26 年度)から平成27年10月30日
5.予算額
2,000万円以下
6.報告書
提出期限:平成27年10月30日
提出部数:電子媒体CD-R(PDF ファイル形式) 1部
提出方法:「成果報告書・中間年報の電子ファイル提出の手引き」に従って提出のこと。
http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/manual_tebiki_index.html
7.報告会等の開催
委託期間中あるいは委託期間終了後に成果報告会などにおける報告をお願いすることがあります。
以上
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