腎機能低下の有無による多発性骨髄腫患者に対するゾレドロン酸

[研究課題名]
腎機能低下の有無による多発性骨髄腫患者に対するゾレドロン酸(ZA)投与の生命予後へ
の影響
研究倫理審査委員会: 承認番号 13205
[対象]
2006 年 1 月から 2012 年 5 月までに、大阪大学医学部附属病院で ZA を投与された多発
性骨髄腫患者さん
[研究機関名]
大阪大学大学院薬学研究科
[目的]
腎機能別の生存率を解析すること。
[方法]
上記対象者の既存の血液検査データ、診療録記述を用いて調査する。
性別、年齢、投与期間、投与量、副作用、検査値などの調査項目について、ZA 初回投
与前のクレアチニンクリアランスにより、正常群と低下群の 2 群に分け、比較検討する。
[意義]
ZA 投与の生命予後への影響について、腎機能低下の有無により違いが見られるかを検討
することにより、安全で有効な薬物療法の確立の一助となることが期待できる。そのこと
により、質の高い日常診療の維持及び国民の健康の向上に寄与することとなる。
[個人情報取り扱い]
研究成果は学会や学術雑誌等で公表するが、その場合、患者個人が特定できる可能性のあ
る情報は公表せず、年齢、性別のみを表記する。また万一コンピュータ等からデータが流
出した場合でもそこから患者を特定できないよう、連結可能匿名化、即ち、ハードディス
クに暗号化されたデータで保存し、パスワード無しでのアクセスを不可能とすることによ
りプライバシーの保護を行う。
[問い合わせ先]
大阪大学大学院薬学研究科医療薬学教室 上島 悦子
当研究の対象に該当される方で、研究への参加をご同意いただけない場合は、問い合わせ
先にご連絡下さい。