畜産農家・酪農家の皆様の経営の安定を支援します ~平成27年度畜産・酪農経営安定対策~ 平成27年度はここが変わります! 【共通】 畜産クラスター事業により、地域における収益性向上を図る場合、中心的経 営体に対して、施設整備※、機械のリース導入を支援(補助率:1/2以内) ※施設整備については、法人経営、法人化の計画を有する家族経営が対象 (事業の詳細は、p25、26をご覧下さい) 【酪農】 ○加工原料乳生産者補給金 ・補給金単価 (脱脂粉乳・バター等向け)12.80円/kg→12.90円/kg (チーズ向け)15.41円/kg→15.53円/kg ○1ha当たり1.5万円の交付金の対象として、二期作、二毛作の2作目、耕種農 家による契約栽培の飼料作付面積を追加 ○都府県で実施している暑熱対策や飼養管理の改善、簡易牛舎の整備、後継者対 策等を北海道にも拡充するとともに、全酪農家を対象にする乳房炎対策を追加 ○生乳流通コストを削減するため、大型タンクローリーや生乳検査機器の導入等 を支援 ○性判別受精卵・精液を活用して優良な乳用種後継牛を確保する取組を支援 【肉用牛】 ○肉用子牛生産者補給金 保証基準価格の引上げ 黒毛:32.9万円→33.2万円 乳用種:12.8万円→13.0万円 等 ○肥育農家への資金対策(2年間無利子で一括借換できる新畜特)を1年間延長 ○肉用牛の繁殖雌牛の増頭支援(8万円/頭、10万円/頭)、導入支援(4万円 /頭、5万円/頭)を拡充 ○和牛の受精卵移植を活用して和子牛を増産する取組を支援 【養豚】 ○高度な人工授精等導入のための研修会開催や先進的な経営改善の取組の普及活 動を支援 【採卵鶏】 ○鶏卵価格差補塡事業 補塡基準価格の引上げ:187円/kg→188円/kg 安定基準価格の引上げ:166円/kg→167円/kg 主な経営安定対策 肉用牛 酪農 肉用子牛対策 加工原料乳生産者補給金制度 加工原料乳地域(北海道)の生乳の再生産の確保等を図ること を目的に、加工原料乳について生産者補給金を交付。 (子牛価格) 発動基準 27年度:脱脂粉乳・バター等向け :単価12.90円/kg、交付対象数量 : 178万トン :単価15.53円/kg、交付対象数量 : 52万トン チーズ向け チーズ向け生乳 価格 脱脂粉乳・バター等 向け生乳価格 生産者の手取り 補給 金 補給金 肉用牛繁殖経営支援事業 肉用牛繁殖経営支援事業 肉用子牛の平均売買価格(四半期ごとに設定)が発動基 準を下回った場合に差額の3/4を交付 生産者団体と乳業 者との交渉で決定 乳業者の支払分(買取価格) 保証基準価格 肉用子牛生産者補給金制度 肉用子牛生産者補給金制度 補給金単価及び交付対 象数量は毎年度決定 肉用子牛の平均売買価格(四半期ごとに設定)が保証基 準価格を下回った場合に補給金を交付 政府からの交付分 飼料生産型酪農経営支援事業(関連対策) 差額 補塡金 粗収益 物財費等 ○ 対象者の要件 ・ 飼料作付面積が、北海道で40a/頭、都府県で10a/頭以上 ・ 環境負荷軽減に取り組んでいること 家族 労働費 生産コスト 自給飼料生産基盤に立脚した経営を行う酪農家(自給飼料の 生産を行うとともに環境負荷軽減に取り組んでいる者)に対し、 飼料作付面積に応じた交付金を交付。 とうもろこし等の二期作、二毛作の2作目の面積や契約栽培 により耕種農家が飼料作物を作付けする面積も含め、交付対 象となる飼料作付面積を拡大。 肉用牛肥育経営安定特別対策(新マルキン)事業 粗収益が生産コストを 下回った場合に積立金 (生産者1:国3)から差 額の8割を補塡 (注) 原則として四半期ごと (当面は月ごと)に算定 ○ 交付金単価 飼料作付面積1ha当たり15千円 ◎一部の県において地域算定をモデル的に実施 養豚 養鶏 養豚経営安定対策事業 差額 家族 労働費 鶏卵生産者経営安定対策事業 [価格] 補塡金 粗収益 物財費等 生産コスト 粗収益が生産コストを下 回った場合に積立金(生 産者1:国1)から差額の 8割を補塡 この期間は40万羽以上規模は 補塡しない 標準取引価格 補塡基準価格 差額の9割を 補塡 (注) 安定基準価格 四半期終了時に計算 (前の四半期に発動がな かった場合は通算) 30日前 奨励金の対象となる成鶏の出荷 30日後※ ※安定基準価格 を上回る日の前 日までに、食鳥 処理場に予約さ れている場合 詳細については、農林水産省生産局畜産企画課(03-3502-5979)に御相談ください。
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