医院開業・設備投資をお考えの皆様へ Aクリニック 11月5日開業 詳しくは

医院開業・設備投資をお考えの皆様へ
消費税は、医師や歯科医師の収入のうち、社会保険診療報酬等については非課税となって
おり、自費診療収入や雑収入に対しては課税されます。開業時は、通常、消費税の納税義務
はありませんが、そこをあえて消費税の納税義務者になることにより、消費税の還付を受け
られる場合があるのをご存知ですか!?
開業時には、戸建の場合は建築費、ビル開業においては内装費、その他チェア、レセコン
といった医療機器や備品などなど多額の支出をしますね。そこには5%の消費税がかかって
いますので、それをうまく利用するわけです。これは、多額の高額医療機器等を導入した先
生方にもいえるお話です。
では、具体的にみていきましょう!
Aクリニック
11月5日開業 (下記は税抜価額)
<収入> 保険診療収入 300 万円
自費診療収入 700 万円
計 1,000 万円
<支出> 建築費 3,000 万円
医療機器 1,000 万円
経費 500 万円(うち、人件費等 100 万円)
計 4,500 万円
① 受け取った消費税 700 万円×5%=35 万円
② 支払った消費税 (4,500 万円-100 万円)×5%×700 万円/1,000 万円=154 万円
③ 消費税還付金額 ②-①=119 万円
ただし、消費税課税事業者になるための届出が必要であったり、それを選択すると 2 年間
は消費税納税義務者をやめられなかったり等、いろいろ注意すべき点がありますので、試算
することが必要です。しかし、この消費税還付を有効利用することによって、開業当初の資
金繰りを楽にすることも可能となりますね!
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