Ecology 環境への徹底した取り組みを知ることで走る歓びを心から味わうことができる。トヨタがめざす「トータルクリーン＊1 」「トータルクリーン」を基本理念に、環境に配慮したクルマづくりを進めています。生産から廃棄にいたるトータルライフの視点により、環境への取り組みのひとつひとつをすべての過程で連携させ、クリーンなクルマづくりをめざします。さまざまな環境目標を、バランスを取りながら達成し、総合的に環境性能の向上を図ります。 LCA（ライフサイクルアセスメント）＊3の実施走行段階だけでなく、生産から廃棄までの全ライフサイクルで排出する CO2やその他の大気汚染物質の総量を従来型車に比べて低減しています。 2005年からEco-VAS＊2を導入し、環境配慮設計をさらに強化。「低燃費」「低排出ガス」の基準を高レベルで達成全車、「平成27年度燃費基準＊4 」および「平成17年基準排出ガス75％低減レベル」の認定を国土交通省より取得しています。 LCA実施結果 1 1000 400 CO2 ［二酸化炭素］：Carbon Dioxide ［窒素酸化物］：Nitrogen Oxide 0.8 NOx PM ［粒子状物質］:Particulate Matter 0.6 NMHC［非メタン炭化水素］:Non Methane Hydrocarbons SOx ［硫黄酸化物］:Sulfur Oxide 0.4 200 0.2 800 600 0 A B CO 2 A B A B A B A B NOx PM NMHC SOx 0 A:従来型車 B: W ISH（1.8L・2WD車）素材製造車両製造走行メンテナンス廃棄 ●自動車の生涯走行距離10万km（10年）を、 JC08モードで走行した場合の結果です。 ●トヨタではLCAにより相対的な環境メリットを確認することを目的としているため、評価結果は指数で示しています。また、CO 2はtonレベル、それ以外の項目はkgレベルで排出されますので、指数を別に示しています。トヨタウィッシュ環境仕様車両仕様車両型式エンジン駆動装置環境情報燃料消費率 3ZR-FAE 総排気量（L）燃料変速機燃料消費率＊1（国土交通省審査値）（km/L）（g/km） CO2 排出量主要燃費改善対策認定レベルまたは適合規制（国土交通省）認定レベル値または適合規制値ＣＯ（g/km）車外騒音参考 NMHC 環境負荷物質削減車室内VOC ＊5 リサイクルしやすい材料を使用した部品（dB-A）鉛 161 DBA-ZGE25G 1.797 無鉛レギュラーガソリン 4WD（四輪駆動方式） 2WD（前輪駆動方式） 4WD（四輪駆動方式） 15.8 147 CVT（自動無段変速機） 14.4 161 15.8 147 「平成27年度燃費基準＊2」をクリアしています。 14.4 161 可変バルブタイミング（吸・排気）、電動パワーステアリング、自動無段変速機（CVT）、充電制御 SU-LEV ＊3 ＊4 1.15 （g）九都県市指定低公害車の基準に適合。加速騒音規制値：76 440（代替フロンHFC-134a）自工会自主目標達成（1996年比1/10以下）水銀自工会自主目標達成（2005年1月以降使用禁止）六価クロム自工会自主目標達成（2008年1月以降使用禁止） TSOP ＊6 TPO ＊7 樹脂、ゴム部品への材料表示リサイクル材の使用 14.4 DBA-ZGE20G 2ZR-FAE 0.013 カドミウム関係 1.986 DBA-ZGE25W 0.013 ＮＯｘ適合騒音規制レベルエアコン冷媒使用量（冷媒の種類）リサイクル DBA-ZGE20W 2WD（前輪駆動方式）駆動方式参考排出ガス DBA-ZGE22W 型式＊1. トータルクリーン：「開発・生産・使用・廃棄」のすべての過程で環境との調和を図ることを意味します。＊2. Eco-VAS［エコバス］：Eco-Vehicle Assessment System。車両開発責任者が企画段階で生産、使用、廃棄にいたるLCA（ライフサイクルアセスメント）の考え方を踏まえた環境目標値を設定。全開発プロセスを通じて目標達成状況をフォローして、確実な達成を図る総合的な環境評価システムです。＊3. トヨタの取り組み範囲において、資源採取から廃棄・リサイクルまでの各段階で、クルマが環境に与える要因を定量化し、総合評価する手法（LCA『ライフサイクルアセスメント』:Life Cycle Assessment）で評価しました。自動車の生涯走行距離10万km（10年）をJC08モードで走行した場合の結果です。LCA 評価結果は指数で示しています。＊4. 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準。リサイクルＰＰ自工会自主目標達成（2007年1月以降使用禁止）自工会自主目標達成フロントバンパー、リヤバンパー、ピラーガーニッシュ、バックドアフレームガーニッシュ、カウルルーバーなどウインドシールドモールありリヤバンパーシール＊1. 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境（気象、渋滞等）や運転方法（急発進、エアコン使用等）に応じて燃料消費率は異なります。なお、JC08モード走行は10・15モード走行に比べ、より実際の走行に近くなるよう新たに設けられた試験方法で、一般的に燃料消費率はやや低い値になります。＊2. 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準。＊3. JC08モード走行。＊4. 平成17年基準排出ガス75％低減レベル。＊5. VOC：Volatile Organic Compounds（ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなどの揮発性有機化合物）＊6. TSOP：Toyota Super Oleﬁn Polymer ＊7. TPO：Thermo Plastic Oleﬁn