環境仕様 296KB 最終更新日:2015/02/10

トヨタ は 、トー タ ル クリー ン * 1 を め ざ して い ま す。
2005年からE co - VA S*2を導 入し、環 境 配 慮 設 計をさらに強 化 。
「トータルクリーン」を基本理念に、環境に配慮したクルマづくりを進めています。生産から廃棄
にいたるトータルライフの視点により、環境への取り組みの一つひとつをすべての過程で連携さ
せ、クリーンなクルマづくりをめざします。さまざまな環境目標を、バランスを取りながら達成し、
総合的に環境性能の向上を図ります。
地 球への、人への負担を減らすために。
材料、部品、車両製造および走行、
メンテナンス、廃棄の各段階で環境影響をトータルで評価す
*3を実施しています。NOx、
るLCA(ライフサイクルアセスメント)
NMHCなどの大気汚染物質に
ついて、全ライフサイクルでの排出量を従来に比べ低減しています。
LCA実施結果
A:従来型車
B:ポルテ(1.5L アイドリングストップ装置装着車)
1000
地球温暖化対策を実施しています。
温室効果ガスであるCO 2 排出量の低減をめざして、軽量・高効率なエンジンを搭載してい
ます。
さらにVVT-iをはじめとする数々の先進技術を投入しています。
● エアコンの冷媒には、
オゾン層を破壊しない代替フロンHFC-134aを採用しています。
●
車室内の臭いや刺激臭を軽減しています。
鉛、水銀、カドミウム、六価クロムの使用量
を削減し、業界目標を達成しています。
● スピードメーター*4 、
ディスチャージヘッドラ
ンプ *4 から水 銀 の 使 用を廃 止しています。
内装部品の素材、加工法、接着剤の見直し
により、VOC*5 の発生量を抑制。厚生労働省
が定めている
「室内濃度指針値」
を下回るレベル
とし、業界自主目標を達成しています。
都市環境のクリーン化に配慮しています。
積極的にリサイクルを行っています。
三元触媒、V V T- i、空燃比補償装置などの
採 用により排 出ガスのクリーン化を推 進 。全
車とも
「平成17年基準排出ガス75%低減レベ
ル」の認定を国土交通省より取得しています。
リサイクル性に優れた素 材 T S O P*6を積
極的に採用。
● 解体性向上マークを大物部品に設定し、
取
り外し性の向上を図っています。
●
0.8
600
0.6
400
0.4
200
0.2
A B
CO 2
環境負荷物質を削減しています。
●
1
800
AB
NOx
AB
PM
AB
NMHC
AB
SOx
■素材製造 ■車両製造 ■走行 ■メンテナンス ■廃棄
●
CO[
2 二酸化炭素]
:Carbon Dioxide
NOx[窒素酸化物]:Nitrogen Oxide
PM[粒子状物質]:Particulate Matter
NMHC[非メタン炭化水素]:Non Methane Hydrocarbons
SOx[硫黄酸化物]:Sulfur Oxide
●自動車の生涯走行距離10万km(10年)を、JC08モード
で走行した場合の結果です。
●トヨタではLCAにより相対的な環境メリットを確認すること
を目的としているため、評価結果は指数で示しています。
また、
C O 2 はt o nレベル、それ 以 外 の 項目はk gレベルで排 出さ
れるので、指数を別に示しています。
●
*1.トータルクリーン:
「開発・生産・使用・廃棄」のすべての過程で環境との調和を図ることを意味します。 *2.Eco-VAS[エコバス]
:Eco-Vehicle Assessment System。車両開発責
任者が企画段階で生産、使用、廃棄にいたるLCA(ライフサイクルアセスメント)の考え方を踏まえた環境目標値を設定。全開発プロセスを通じて目標達成状況をフォローして、確実な達成を図る
総 合 的な環 境 評 価システムです。 *3. LCA:Life Cycle Assessment。資源採取∼廃棄・リサイクルまでの各段階で、クルマが環境に与える要因を定量化し、総合評価する手法で、
ISO14040シリーズで国際標準化されています。 *4. 業界目標では水銀削減の適用免除品目。 *5. VOC:Volatile Organic Compounds *6. TSOP:Toyota Super Olefin Polymer
トヨタ ポルテ 環境仕様
車両型式
DBA - NCP141
DBA - NSP140
DBA - NCP145
1.496
1.329
1.496
1NZ - FE
型式
車両仕様
エンジン
L
総排気量
駆動方式
2WD(前輪駆動方式)
g/km
CO 2 排出量
19.6★
18.4
122
118
126
16.0
145
ー
SU-LEV※3※4
CO
認定レベル値または
適合規制値(g/km)
1.15
NMHC
0.013
NOx
0.013
九都県市指定低公害車の基準に適合
参考
dB-A
適合騒音規制レベル
g
エアコン冷媒使用量(冷媒の種類)
鉛
環境負荷物質削減
ー
加速騒音規制値:76
370(代替フロンHFC -134a)
自工会自主目標達成(1996年比1/10以下)
水銀
自工会自主目標達成(2005年1月以降使用禁止)
カドミウム
自工会自主目標達成(2007年1月以降使用禁止)
六価クロム
自工会自主目標達成(2008年1月以降使用禁止)
TSOP
バンパー、インストルメントパネル、カウルルーバー
自工会自主目標達成
車室内VOC
リサイクルしやすい
材料を使用した部品
リサイクル
関係
19.0
113
可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、自動無段変速機、充電制御、
アイドリングストップ装置(★印の燃費値の車両のみ)
認定レベルまたは適合規制(国土交通省)
車外騒音
20.6★
「平成27年度燃費基準※2」をクリアしています。
参考
主要燃費改善対策
排出ガス
4WD(四輪駆動方式)
CVT(自動無段変速機)
変速機
燃料消費率※1(国土交通省審査値)km/L
燃料消費率
1NZ - FE
無鉛レギュラーガソリン
燃料
駆動装置
環境情報
1NR - FE
TPO※5
再生PETフェルト
リサイクル材の使用
カーテンシールドエアバッグ
あり
樹脂、
ゴム部品への材料表示
再生綿フェルト
リサイクルPP
ダッシュサイレンサー
フロアカーペット、
ドアトリム、デッキマット
バッテリーケース
※1.燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)
に応じて燃料消費率は異なります。 ※2.省エネ法に基づき定められ
ている燃費目標基準。※3.JC08モード走行。 ※4.平成17年基準排出ガス75%低減レベル。 ※5.TPO:Thermo Plastic Olefin