学校と子どもをめぐる教育の最新事情と発達の保障・支援の方法

必修講習
平成 27 年 8 月 1 日(土)、2 日(日)
学校と子どもをめぐる教育の最新事情と発達の保障・支援の方法
(定員各 180 名)
【1 日目】午前中は、小中高特教員(小林担当)と幼稚園教員(畠山担当)で教室が分かれます。
時間
9:20~9:30
(10 分)
内 容(小中高特)
担当者
こばやし ち え こ
ガイダンス
(学習指導要領について含む)
(60 分)
ガイダンス
小林千枝子
教育政策の動向
9:30~10:30
内 容(幼稚園)
小林千枝子
「ゆとり」から「確かな学力」への転換に伴
い、
教師の多忙化や学力格差が懸念されるこの
ごろである。本講義では、教育政策の最新事情
や新学習指導要領の特色等に言及しながら、
今
学校教師に必要なのはどのような力なのかを
考察する。
教育政策の動向
(幼稚園教育要領について含む)
担当者
はたけやま
だい
畠山 大
畠山 大
「幼稚園教育要領」では、保育内容に関わる事
項に加えて、
「子育て支援」や「関係機関との連携」
などの重要な事項が明確化されている。こうした
幼稚園教育要領の特質を教育政策の動向を踏まえ
ながら確認し、日々の保育実践に生かすことを目
指す。
休 憩(10 分)
授業づくりと生徒指導の要点
10:40~12:00
(80 分)
12:00~12:30
(30 分)
小林千枝子
本講義では授業づくりの基本、
教育評価の考
え方とその役割をまず概説する。ついで、家庭
や地域社会における人間形成の変化とともに
その必要性が高まってきている生徒指導・生活
指導上の要点を考察していく。
テスト
幼児教育の原理原則の理解
畠山 大
日常的な事柄となっている幼児教育の原理原則
を、例えば、
「支援」や「援助」などといった概念
の理解を深めることで再考する。また、幼児教育
の意義を学校教育の考え方との比較の中で今一度
確認し、幼児教育実践の意味を捉えなおすことが
できるようになることを目指す。
小林千枝子
テスト
畠山 大
昼休み(50 分)
内 容(幼小中高特)
担当者
小林千枝子
畠山
大
13:20~15:50
西谷 健次
(150 分)
野村 勝彦
地域社会の人間形成力の低下とともに、子どもたちの自立の困難さが指摘されてきている。本来
うち休憩10分
なら保護者と教師とが子育て・教育で手を携えてこそ、子どものよりよい発達が期待できる。しか
し現実には「モンスター・ペアレンツ」などの異名が語られている。保護者とのよりよい連携のあ
り方について、身近な成功例や失敗例などの情報交換を行いながら深める。
子どもの学びと発達を保障する教師と保護者、そして地域社会との連携へ
(1)約 60 分の講義(小林担当)
(2)教室を移動。小グループに分かれての演習方式による議論
休 憩(10 分)
16:00~16:30
(30 分)
16:30~16:50
(20 分)
演習の発表とそれに対するコメント
小林千枝子
畠山
大
西谷 健次
野村 勝彦
テスト
小林千枝子
畠山
大
【2 日目】
時 間
内 容
生徒の発達に応じた学習のあり方について考える
9:20~11:15
講 師
にしたに
けんじ
西谷 健次
本講習では、生徒の発達に応じた効果的な学習方法のアイディアを、認知心理学の観点か
(115 分)
ら紹介する。発達段階に応じて生徒の認知特性は異なるが、本講座ではそれを認知スタイル
うち休憩 10 分
の点から位置づけ、効果的な記憶の仕方、理解の深め方などを、簡単な認知心理学実験の体
験を通して理解を深める。それらに基づいて授業実践のポイントについて考察していく。
11:15~11:35
テスト
(20 分)
西谷 健次
野村 勝彦
休憩(10 分)
のむら
発達障害の理解と適切な支援(1)―発達障害の行動特性・認知特性―
11:45~12:30
(45 分)
かつひこ
野村 勝彦
小林千枝子
畠山
大
西谷 健次
発達障害のある児童においても適切な支援や自ら解決する方法を学ぶことで、大きな問題
を示すことなく成長して社会の一員として活躍することが期待できる。(1)では、発達障害の
基礎的な知識について、発達障害児における認知や日常生活の中の行動の特徴とその心理的
背景について講義を行う。
昼休み(50 分)
発達障害の理解と適切な支援(2)―発達障害のある児童・生徒への対応
方法―
13:20~15:20
(120 分)
講義 60 分、演習 50 分
野村 勝彦
小林千枝子
西谷 健次
畠山
大
(2)では、発達障害のある子どもたちの困難さ、不安、困り感について解説し、学校での適
切な指導や支援及び家庭・地域との連携について理解を深めていく。
演習では、模擬事例について支援検討会形式の演習を小グループで実施する。
休憩(10 分)
野村 勝彦
15:30~16:20
(50 分)
16:20~16:40
(20 分)
16:40~16:50
(10 分)
演習の発表とそれに対するコメント
テスト
アンケート
小林千枝子
西谷 健次
畠山
大
野村 勝彦
小林千枝子
野村 勝彦
小林千枝子