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休館日…毎週月曜日
祝日開館日…21日(土)9時∼ 17時
寄 付(2万円以上)
●社会福祉協議会へ
日蓮宗千葉県東部宗務所 様より
(災害救護積立金として) …50,000円
歌
短
句
俳
泰淸 推薦
小泉
住母家みさほ
佐久司 推薦
八木
今
泉
稲葉
雪子
添へ書きは﹁転ぶべからず﹂つぶつぶの滑り止め付く靴下届く
野
手
伊橋
良子
北西の烈しき風の吹き渡る池に鴨らの身動ぎもせず
みじろ
野
手
大木
政子
霜柱立つ庭の辺のチューリップ咲く彩りを思ひて和む
栢
田
小川
知至
待ちまちしさ庭の梅の咲きそむる如月朔日いまだ寒きに
城司 推薦
川口
大
寺
控えめに咲きし水仙香を放ち十一階の窓辺に届く
安久山
木下
ふさ
ベランダに干したる大豆を電線で狙う烏に杖振り上げる
堀
川
山本
伸子
北陸に筋状の雲居すわりて積雪深く友を気遣う
長
谷
宇野とし子
手習いの筆を走らす﹁川﹂の文字ちからみながり大河となりぬ
内
山
久古美智子
笹舟を浮かべ競った幼日の小川の流れ友ら何処や
高
野
土屋
静枝
わが植えし白菜大きく結びおり暫し佇む心うれしく
八日市場イ
木島
仁美
あの世でも釣りしているやとふと思う栗山川へと在りし日の父は
文芸コーナー
西野
棠雨
九十九里波打ち寄せる遅日かな
八日市場ハ
14
広報そうさ H 27. 3. 1
春の訪れに思う
№52
春は新しい門出の季節です。
住所や電話番号の変更など、図書館
カー ド の 登 録 内 容 が 変 わ っ た と き は、
「変更届」の提出をお願いします。
◆新1年生に図書館カードをどうぞ
入学の記念に図書館カードを作りませ
んか。保険証などの身分証明書があれば、
どなたでも登録できます。
(届け出は17時までにお願いします。
)
◆“贈る言葉”を集めました
特設コーナーでは、
「贈る言葉」をテー
マに、卒業式や入学式のスピーチに役立
つ、話し方の本を陳列します。
◆3月のおはなし会(八日市場図書館)
毎週土曜日 14時から約30分間
八日市場図書館☎73−3746(17時まで)
◆ドリームキッズ(のさか図書館)
日時… 28日(土)10時30分∼ 内容…本
の読み聞かせや人形劇など 問い合わせ
先…若林☎67−5965
武力衝突により市街地での
し、お悔やみを申し上げま
銃撃戦が続くなど、もはや
した。
大 雪 に よ り 孤 立 し ま た、こ の 時 期 は 高 校・
対岸の火事ではなく、我が
国や国民生活にも関わる問
大 学 の 受 験 シ ー ズ ン で す。
た世帯や公共交通機
ま
ひ
題となりつつあり、今後の
本 人 の 頑 張 り は も と よ り、
関 の 麻 痺。北 国 や 日
本 海 沿 岸 地 域 で は、
動向を注視していく必要が
家族の応援や気配りも大変
雪かきや雪下ろしな
あります。
なようで、近年はインフル
どの除雪作業が日常
エンザという大敵に家族そ 日脚が伸び、梅の便りや
ろって勝たねばなりません。 桃の節句を迎え、生命が躍
的 に 行 わ れ て い ま す。そ
動する季節が目前です。国
それぞれのご家庭のもとに
し て、東 日 本 大 震 災 の 直
撃から4年を迎える東北
に よ る﹁地 方 創 生﹂も い よ
早く吉報が届き、名実とも
地 方 で は、降 雪 に 加 え、
いよ始動し、景気対策の第
に春が訪れますことを心か
今なお震度5弱の余震が
一弾は、夏に販売予定の大
ら願うものです。
型 プ レ ミ ア ム 商 品 券 で す。
襲 っ て く る と の こ と。連 さて、これまで海外の出
本市でもこのための予算の
来事と思っていたテロリズ
日 の 報 道 を 見 る に つ け、
千葉県は恵まれていると
ほか、新生匝瑳のまちづく
ム や 戦 争 は、過 激 派 組 織
思わずにはいられません。 ﹁イ ス ラ ム 国﹂に よ る 日 本
り実現のための新年度予算
それでも今年の冬の寒
を取りまとめ、3月定例市
人2人を含む人質殺人事件
議会に上程いたします。
をきっかけに世界各国を巻
さは例年より厳しかった
き 込 ん だ 戦 争 状 態 と な り、 匝瑳市のさらなる活性化、
感 が あ り ま す。急 激 な 気
候 の 影 響 に よ る も の か、
日本の景気回復と均衡ある
今や日本国民も国内外でテ
亡 く な ら れ た 方 も 多 く、
発展、そして世界の恒久平
ロ の 標 的 と の こ と。ま た、
私 の 身 内 を 含 め、特 に 先
和を切に希望するものです。
ウクライナの内戦では停戦
長 太田安規
合意も束の間で、大規模な
月は数多くの葬儀に参列
匝瑳市
市政の窓
図書館だより
三峯講社
文机に朝日まぶしき春はじめ
音絶えし夜半の月光冴返る
未来都市めきて林立霜柱
一枚の暦めくれば春の声
冴返る素足揃へて六地蔵
梅林へ老いが老い押す車椅子
檀林の問答の間や冴返る
長
谷
宇野とし子
若潮町
光瀨甲江子
内
山
椿
和枝
横須賀
岩井
やす
登
戸
伊藤
さく
上谷中
太田三樹夫
八日市場ハ
大川
子
栢
田
櫻井富実雄
城司 推薦
川口
初夢やルソー画きそな亡父と飲む
今
泉
野仲
妙子
ち ち
ウインドのマネキン春を装いす
栢
田
石田
健
飯
高
松野
敏昭
十 世 志 推薦
鈴木
銀杏散るバス待つ人のブーツ黒
柳
川
ライトアップ嫌いなのです二人連れ
同じ血を分けた二人に出来不出来
老い二人とんちんかんで息が合い
杖を借り二人三脚八十路坂
小五年二の句も出ない理屈言い
東小笹
江波戸京子
八日市場ホ
菱木
静江
長
谷
石毛惣一郎
飯
塚
鈴木ツネ子
木
積
二歳児が泣かずに主張言い通す
八日市場イ
佐久間美智子
常世田やす子
大木波津恵
トップより二番が好きと負け惜しみ 八日市場ホ
温暖化二つ地球が欲しくなり
川口
城司 推薦
川
辺
及川
利道
広報そうさ H 27. 3. 1
15
六十路歩む道にも意地燃やし
あて先
匝瑳市秘書課広報広聴班
…
〒289 2
―198
匝瑳市八日市場ハ793番地2
☎ ・0080
FAX ・1114
72
西小笹を歩く
︵共 興 地 区︶の 三 峯 社 に 1 8
15年の石宮があります。
西 小 笹 村 は 支 配 の 関 係 で、
1600年代に小笹村が東西
に分割され成立したのでしょ
う。その後1700年代にか
戦 後 の 1 9 4 6︵昭 和 ︶ 細 帳﹂に 記 載 さ れ て い ま す。 けて村の支配者は5人となり
この文書には神社の祭神、由
年に神社の国家管理が廃止さ
ました。それぞれに集落が形
緒、社殿、境内、氏子などが
れるまでは、各村の神社には
成されたようで、1845年
書かれ、移り変わりも知るこ
村社とよばれる社格がありま
ごろの村の家数は104軒と
とができます。
した。
記録されています。
現在、市内で 社が宗教法 1396年にまつられたと 地域で神社などを信仰する
こうしゃ
される八幡神社境内には、境
人登録されていますが、その
団体を講社といい、西小笹区
内社の三体子安神社と三峯神
多くが旧村社で、かつての村
に は﹁三 峯 講 社﹂が あ り、希
社もあります。
︵現 在 の 大 字︶に 1 社、ま れ
望者を募り毎年本社の参詣を
には2つの神社がまつられる 三峯神社の本社は埼玉県秩
続けているとのことです。こ
父 市 三 峰 に あ り、火 難 よ け、 の三峯登拝は1905︵明治
ところもあります。
西小笹区︵共興地区︶には、 盗難よけをはじめさまざまな
︶年から始められたと伝わ
災いを防ぎ、良縁を結び願い
区の中心に旧村社の八幡神社
り、110年目にあたる今年
いな お
事をかなえる神様として信仰
と集落の西の端に稲生神社が
は、秋に1泊2日の参詣が計
されています。関東甲信越地
あ り、と も に 1 8 7 9︵明 治
画されているそうです。
方で江戸時代以降信仰を集め 平成5年の三峯神社の社報
︶年 作 成 の﹁千 葉 県 神 社 明
やまぶし
た背景に山伏の布
には、前年の主な登拝講社と
教活動があったと
して﹁八日市場市・西小笹三
されています。
峯 講 社﹂と﹁八 日 市 場 平 和 講
旧八日市場市域
社﹂が 掲 載 さ れ て い ま す。市
での三峯信仰につ
内にはこのほか現在でも登拝
いて見ると、明治
し て い る﹁三 峯 講 社﹂が あ る
の﹁千 葉 県 神 社 明
かも知れません。今回は資料
細 帳﹂に は、富
提供のあった﹁西小笹三峯講
谷・愛宕神社境内
社﹂を紹介しました。
を含め3社の境内
︵元 市職員・依知川雅一︶
にまつられ、古い
秘書課広報広聴班
ものでは長谷新田
☎ ・0080
力作
募集中
73
匝瑳
106
探訪
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66
21
西小笹の八幡神社境内にある三峯神社
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