アンケート調査結果(PDF:431KB)

1 平成26年度「いじめ実態調査」の調査結果について
1 調査目的
学校生活への満足度、いじめの態様、いじめ被害者の対応、継続の状況、いじめへの意識等を各校
が把握 するとともに、尾張旭市内の小中学生全体の傾向を捉えることを目的としている。
2 調査実施期間
平成26年10月~11月(市内小学校9校、中学校3校の計12校で、学校単位で実施)
3 調査数
小学校児童調査総数 4,900人
中学校生徒調査総数 2,407人
4 調査結果概要
平成26年度
Q:学校は楽しいですか
中学校
小学校
31%
楽しい
5% 3%
61%
まあまあ楽しい
40%
7% 3%
あまり楽しくない
50%
楽しくない
Q:今の学年でいじめられたことがありますか
45.0%
40.0%
ある
35.0%
30.0%
25.0%
平成24年
20.0%
15.0%
平成25年
平成26年
10.0%
5.0%
0.0%
学校教育課 1
「楽しい」「まあまあ楽
しい」を合わせて、小学校
が92%、中学校が90%であり、
学校生活は概ね「楽しい」
と感じていると考えられる。
反対に「楽しくない」は
小中とも3%、「あまり楽し
くない」を合わせると10%
程度ある。
常に一人一人の居場所や
活躍の場を配慮した学級経
営を進めたい。
年度ごとに多少の差はあるが、
成長に伴って「いじめられた」
と回答している件数は減ってい
る。
「いじめられた」と回答して
いる割合は学年が上がるにつれ
て、減っている。これは、いじ
めはいけないという認識が高ま
るからと考えられる。逆に低学
年ほど高いのは、小さなトラブ
ルやけんかも「いじめ」ととら
えていると考えられる。
今後も未然防止のために、体
験活動を重視するとともに、日
ごろから児童生徒の様子に目を
配り、本調査に加えて、学期ご
との記名式アンケート調査等を
実施し、迅速に対応していくこ
とが大切である。
Q:いじめられてどうしましたか
(%)
40
小
学
校
20
中
0
0
学
校
20
40
やり返した
やめるように相手に言った
がまんした
家の人に相談した
友だちに相談した
学校の先生に相談した
この選択肢は中学校のみ
スクールカウンセラーに相談した
心の電話に電話した
(%)
60
「がまんした割合」
は小学校では40.2%、
中学校で44.5%であっ
た。また、「やめるよ
う相手に伝えた割合」
は小学校37.2%、中学
校64.1%であった。
「だれかに相談す
る」は小学校では家の
人・教師・友だちの順
に多く、中学生では友
だち・家の人・教師の
順であった。
相談については、家
の人を通して先生に相
談するケースもあるが、
かなり少ない。中学校
では「やめるように相
手に言った」が昨年
(39.8%)より増加した
ことも影響したと考え
られるが、日ごろから
の声かけや相談活動を
充実することが必要で
ある。
その他
Q:いじめはどうなりましたか
小学校
(1,114人中)
中学校
(128人中)
なくなった
22.6% 28.9%
43.7%
少しなく
なった
今も続い
ている
なくなった
25.8% 29.7%
43.0%
学校教育課 2
少しなく
なった
今も続い
ている
いじめられたと答えた児
童生徒数(小学校:1,114
人、中学校:128人)に対
し、いじめが「なくなっ
た」と回答した児童生徒の
割合は、小学校では28.9%、
中学校では29.7%であった。
「今も続いている」と回
答した割合は中学校の方が
多い。
個々の状況に応じて、安
心感をもたせ、早期解決を
図るとともに全教職員で継
続して見守っていく必要が
ある。
平成24
なくなった
Q:いじめを見たとき、どんな対応をしますか
(%)
40
小
学
20
校
中
0
学
0
校
20
(%)
40
だまってみている
立ち去る
やめるように相手に言う
いじめられている人に話を聞く
家の人に相談する
友だちや年上の人に相談する
先生に相談する
この選択肢は中学校のみ
カウンセラーや相談員に相談する
電話して相談する
その他
60
小学校では、「やめるよ
うに相手に言う」「いじめ
られている人に話を聞く」
の順に割合が高い。
中学校では、「いじめら
れている人に話を聞く」
「立ち去る」の順に割合が
高い。
小学生は、いじめに正面
から対処しようとする傾向
がある。
中学生は、傍観者的な意
識が強い。
学校全体として、いじめを
なくすための具体的な取り
組みを充実するとともに、
いじめが起きたときには、
自分たちの問題として地域
とともに取り組むようにし
たい。
5 全体として
いじめの早期発見の手立てとして、休み時間や放課後の雑談の中などで児童生徒の様子に目を配る
こと、児童生徒の交友関係や悩みを把握すること、個人面談や家庭訪問の機会を活用することなど、
日常的に児童生徒の行動の様子を把握し、学期ごとの定期的なアンケート調査や教育相談以外にも欠
席日数などで検証したりすることが大切である。
すべての児童生徒が、周囲の友だちや先生との信頼関係を築き、安心・安全に学校生活を送るため
には、朝・帰りの会や全校集会、学級活動などで日常的にいじめ問題について触れ、「いじめは絶対
に許されない」という雰囲気を学校全体につくる必要がある。
本年度のはじめに、各小中学校で策定した「いじめ防止基本方針」に基づいて取り組むとともに、
「いじめ対策年間計画」をつくり、月ごとに「教職員の活動」「児童生徒の活動」「保護者への説
明・啓発」についての内容を設定し、未然防止に取り組んでいる。これらの内容を見直すとともに体
験活動や集団活動を充実させ、よりよい学校生活を送ることができるようにしていきたい。
学校教育課 3