知 知っ って てい いま ます すか か 乳がんのこと 40 歳代から60歳代の女性がかかる最も多いがんは、乳がんです。 乳がんは、「唯一、自分で発見できるがん」と言われています。月に一度は、自己検診 を行い(裏面参照)、2 年に1回の定期的な乳がん検診を受けることが大切です。 乳がんは、早期の発見ができれば、90%以上は治る病気だと言われています。 どんな人が乳がんになりやすいの? 乳がんの発生に深くかかわっているのは、女性ホルモン(エストロゲン)です。 乳がんの危険因子として分かっているものは、 ・初経年齢が早い ・閉経年齢が遅い ・血縁者に乳がんになった人がいる ・初産年齢が高い ・出産や授乳歴がない ・閉経後の肥満 などです。すべてに当てはまっても必ず乳がんになるわけではなく、一つも当てはま らない人でも乳がんになる可能性はあり、すべての女性が乳がんに注意をする必要が あるといえます。 乳がんの主な症状 ・乳房のしこり ・乳房のえくぼ(凸凹) ・乳首の変化 ・乳頭からの分泌物 ・わきの下の腫れやしこり これらの症状が出ても、必ず乳がんということではありません。気になる症状が1つで もある場合は、検診の機会を待たずに、すぐに専門医へ相談しましょう。 乳がん検診を受けましょう 自己検診では見つけにくい小さながんもあります。 早期の乳がんの発見には、マンモグラフィーによる 検診が必要です。2 年に 1 回は、定期的に乳がん検診を 受けましょう。 参考: 「東京都がん検診支援サイト」 千代田区の乳がん検診 40 歳以上の偶数年齢の方へ受診券をお送りしています。検診の期間が決まっています ので、詳細は下記までお問い合わせください。 千代田保健所 健康推進課 健康推進係 TEL:5211-8171 月 1 回の自己検診を習慣づけ、生理が終わった 1 週間後に、閉経後の人は毎月、日を 決めて行いましょう。自己検診と並行して、必ず定期検診も受けましょう。 CHECK1. CHECK2. CHECK3. 1.乳首や乳房の皮 膚のどこかに、く ぼみやひきつれた ところはありませ んか? 左右 の乳房や 乳首 の 形を覚えます。両腕を 下げ た状態で 確認 し てください。 2.乳首がへこんだ あおむけに寝て、調べる乳房側の肩の 両腕を上げて乳房を り、かさぶたや湿 下にあまり高さのない枕や座布団を敷 鏡に映し、次のことを 疹のようなただれ くなどし、乳房が垂れず胸の上に平均 正面、側面、斜めから などはできていま に広がるようにします。 (右の乳房を調 よく観察します。 せんか? べるときは右肩の下) CHECK4. CHECK5. CHECK6. 乳房の内側半分を調べるに 外側半分を調べるには、右腕を自然な位 乳房を指先でつまむようにして調べる は、右腕を頭の後方に上げ、 置に下げ、やはり左手の指の腹で同じよ と、異常がなくてもシコリのように感じ 左手の指の腹で軽く圧迫しな うにまんべんなく触れてみます。最後に てしまうため、必ず指の腹を滑らせるよ がら、滑らせるようにして、 わきの下に手をいれ、シコリがないか指 うにして調べてください。(左の乳房も まんべんなく触れてみます。 先で確かめます。 同様に。) CHECK7. 左右の乳首を軽くつまみ、お乳を搾る ようにし、血液のような異常な分泌液 が出ないかどうかを確かめます。 出典:ピンクリボンライフ、聖マリアンナ医科大乳腺・内分泌外科データ
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