訓練入所案内 平成 27 年度 第 1 次隊 青年海外協力隊派遣前訓練(JOCV) シニア海外ボランティア派遣前訓練(SV) 青年海外協力隊事務局 二本松青年海外協力隊訓練所 JICA NIHONMATSU TRAINING CENTER 実施場所 : 二本松青年海外協力隊訓練所 目 次 派遣前訓練開始にあたって ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 1.訓練期間 4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.訓練実施場所 3. 訓練形態 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 4.訓練入所日時および場所 ・・・・・・・・・・・・・・・ 4 5.身辺整理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 6.事前学習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 7.持ち込み品 8.持ち込み禁止物品 9. 車両について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 10.訓練中の身だしなみ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 12.皇太子殿下ご接見(JOCV のみ)・・・・・・・・・・・・・ 9 11.訓練所での生活 13.派遣前自治体表敬訪問 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 14.広報活動等への協力について 15. 選挙について ・・・・・・・・・・・・・ 10 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 16. ボランティアポータルシステムについて・・・・・・・・・ 10 17.「技術補完研修」「技術自己学習」「資格取得指示」有合格者の 留意事項(JOCV のみ)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 18.個人情報の取り扱い 19.問い合わせ先一覧 日課表(参考) 派遣前訓練 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 コース・単元・講座一覧(参考) 施設・設備案内 ・・・・・・・ 14 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 この「訓練入所案内」には入所前に必ず準備すべきこと、および訓練中の注 意事項等が記載されています。入所してから困ることのないように最後まで必 ず読んでください。 記載事項に不明な点がある場合は問い合わせ先一覧(P12)を参考のうえ、担 当部署へ問い合わせてください。 2 派遣前訓練開始にあたって このたび、JICA ボランティア(青年海外協力隊、シニア海外ボランティア)候補者として派遣前訓 練に参加される皆さんは、開発途上国の国づくりに貢献するために、貴重な 2 年間を費やしボランテ ィア事業に参加しようと決意されました。まずは皆さんのご意思と情熱に対し、深く敬意を表します。 皆さんの 2 年間にわたる現地での協力活動が目指すところは、受入国の人々の信頼を得て、彼等と 一体となってその国の経済や社会の発展に寄与することですが、これを実践することは容易ではあり ません。日本とは異なった環境の中で所期の目的を達成するには、自発的かつ柔軟な思考、強い意志、 健全な身体、異なった環境への適応力、そして相互の意思疎通を円滑にするためのコミュニケーショ ン能力等が求められます。この派遣前訓練ではこうした要求に応え、ボランティアとしての自覚と適 性を高めることを狙いとしています。訓練に臨むにあたり資料を熟読して、以下の点を念頭に置き、 事前に心の整理と必要な準備を進めてください。 1. 訓練は、皆さんが自主的・主体的に取り組むことにより、はじめて効率的・効果的な成果を期待 することができます。皆さんの自己管理能力の向上を期待しています。 2. ボランティア参加の情熱を持続させるうえで大切なことは、この訓練を通じて謙虚な心を持って 師友から積極的に学ぼうとする姿勢と、開発途上国の国づくりに自分の持っている技術・知識・ 経験を活かそうという心構えです。 3. 語学は、任国の人々とのコミュニケーションをはかり、協力活動を円滑かつ有効に行なうための 大切な手段の一つです。新たな気持ちで自己の能力開発をしようという気構えで臨んでください。 そのために「語学事前学習」に励み、入所前に基礎力を十分につけておいてください。 4. 訓練所の規則は、秩序ある共同生活を送るにあたって、最小限必要なものです。規則や生活スタ イルが自分の流儀と異なるところがあったとしても、まずは自らを適応させる柔軟で謙虚な姿勢 が必要です。お互いに気持ちよく訓練が行なえるように、社会人としての常識ある行動とマナー が強く求められます。 5. 皆さんは、この訓練を無事修了してはじめて青年海外協力隊およびシニア海外ボランティアとし て派遣されることになります。訓練の所期の目的が達成できない、あるいはボランティアとして の適性を欠くと判断された場合には、残念ながら派遣を見合わせざるを得ないこともあることを 予めご承知ください。 では皆さんの入所をお待ちしています。 2015 年 2 月 25 日 独立行政法人国際協力機構 青年海外協力隊事務局 二本松青年海外協力隊訓練所長 3 1 訓練期間 青年海外協力隊隊員(JOCV): 2015 年 4 月 9 日(木)~6 月 17 日(水)/ 70 日間 シニア海外ボランティア(SV): 2015 年 4 月 9 日(木)~5 月 13 日(水)/ 2 35 日間 訓練実施場所 独立行政法人国際協力機構 〒964-8558 青年海外協力隊事務局 福島県二本松市永田字長坂 4-2 二本松青年海外協力隊訓練所 TEL. 0243-24-3200(代) FAX. 0243-24-3214 ※ 訓練所は、磐梯朝日国立公園内の安達太良山の山腹(標高約 650m)に位置します。 ※ 宅配便等は、配達指定日を必ず 4 月 9 日(木)以降としてください 3 訓練形態 青年海外協力隊隊員(JOCV)候補者及びシニア海外ボランティア(SV)候補者の合同合宿訓練です。 日課の詳細は P13『日課表(月曜日~金曜日)』を確認してください(なお、訓練が実施される時 間帯を「課業」とよびます) 。 本入所案内は便宜上、青年海外協力隊隊員(JOCV)候補者は JOCV、シニア海外ボランティア(SV) 候補者は SV と記載します。 4 訓練入所日時および場所 (1)集合日時: 2015 年 4 月 9 日(木)12:30~13:50 ※ 昼食は入所前に済ませてきてください(訓練所周辺に食堂等はありません)。 ※ 交通機関の事故等、不測の事態が生じた場合は、必ず訓練所まで連絡してくだ さい。 (2)集合場所: 二本松青年海外協力隊訓練所 (3)臨時バス運行表:(発車予定時刻) JR 二本松駅発 訓練所着 臨時① 12:00 12:30 臨時② 12:30 13:00 臨時③ 13:20 13:50 ※ バス料金は、500 円です。乗車前に販売員よりチケットを購入してください(旅費は後日 指定口座へ振り込まれます) 。 ※ 二本松駅から訓練所までのタクシー料金は約 4,000 円です(規程額との差額は自己負担と なります) 。 5 身辺整理 訓練期間中は外泊および外出時間に制限があります。また、訓練修了から各派遣国への出発ま での期間にはあまり時間がないことも念頭におき、家族、友人、職場、学校等には訓練参加の ため「この期間中は行事等に出席できない」ことをあらかじめ伝えておくと共に、種々の身辺 整理(引越し、職場への挨拶、仕事の引継ぎ等)を入所前に済ませておいてください。 4 土曜日・祝日も課業があります。 6 事前学習 (1)入所後、語学の授業は事前学習を行ってきたことを前提として開始されます。皆さんが入所 後の語学訓練をスムーズに行えるよう、入所前の事前学習をしっかり行い、学習項目を全て 習得するよう努めてください。また、入所後すぐに確認テストを実施しますので、必ず事前 学習を行ってきてください。 (2)訓練では、講座等で開発援助や国際協力に関わる諸問題等について学習し、JICA ボランティ アとしての素養を身につけます。講義の理解を深め、JICA ボランティアとして任国での充実 した活動を行うために、合格通知に同封の「派遣に向けて 合格から訓練所入所までの手続 き」に記載のインターネット事前学習(青年海外協力隊講座、及び JICA-Net 学習)受講手続 きを行い、入所までに計画的に学習してください。 (3)訓練中は体力維持・増進のため、毎朝ラジオ体操、ランニングを行います。また、JOCV の方々 は体力テストが課業として予定されていますので、訓練中に怪我をしないよう、入所前から 運動の習慣をつけ、十分な体力づくりをしてください。 (4)訓練所入所予定者は、現地でボランティア活動を行うために必要な専門知識・技術を既に有 しているとの観点から、訓練カリキュラムの中には、専門職種の技術力向上を目的としたも のは組まれていません。専門職種に関する事前準備等は、訓練所入所前に各自で済ませてお いてください。 (5)訓練期間中に皆さんと JICA の間で「訓練」および「派遣」に関する書面(合意書等)に署名・ 捺印していただきます。詳細は入所時のオリエンテーションで説明します。なお、JICA ボラ ンティアウェブサイトに見本が掲載されますので、必ず事前に目を通しておいてください。 アクセス方法 JICA トップページ→JICA ボランティア→合格者の方へ→青年海外協力隊または シニア海外ボランティア→派遣前訓練→ご案内・事前提出書類・入所時持参書類→A ご案内の一覧表 (6)入所後、JOCV の皆さんを対象に適性検査を実施いたします。これは検査を通じて自己の行動 特性を把握し、異文化での生活および活動に役立てる目的で実施するものです。 詳細は入所後に説明します。 5 7 持ち込み品 (1)必需品 ・印鑑(各種書類への捺印のためシャチハタ不可) ・朱肉 ・ボランティア要望調査票(送付済み) ※ 印鑑は 2 日目から使用しますので、宅配便で送らずに必ず持参してください。 手続関連 健康関連 ・一般旅券(所持者) ・黄熱病予防接種証明書(該当者) ・航空券領収書/搭乗券残券(該当者) ・職種に関する各種免許証(状)のコピー(JOCV 該当者、A4 サイズ) 但し、教員免許状を所持している JOCV は職種に関わらず提出してください ※入所時持参書類に関しての詳細は JICA ボランティアウェブサイトを参照してください。 ・健康保険証 P9 (6)病気およびケガについて 参照 ・常備薬(自分の飲み慣れている薬) ・マスク ・予防接種を受けやすい服装(Tシャツ等) ・婦人体温計(JOCV 女性は入所前より測定している婦人基礎体温表を持参してください) ■公式行事用 ・公式行事とは入所式・修了式・証明写真撮影・皇太子殿下ご接見(JOCV のみ)を指します。 ・装飾等のない、シンプルかつフォーマルな服装としてください。 ・訓練 2 日目から使用します。 生活関連 (衣類) 男性 女性 スーツ上下(黒、濃紺、グレーいずれか単色。 織り柄は無地が望ましい。ストライプの 場合は同系色の目立たないもの) ワイシャツ(白無地) ネクタイ 靴下(黒) 革靴(黒) スーツ上下(膝丈スカートまたはスラック ス。色は黒、濃紺、グレーいずれか単色。 織り柄は無地が望ましい。ストライプの 場合は同系色の目立たないもの) シャツ(白無地、襟付き) 肌色ストッキング 革靴(黒のローファー、パンプス等) ■一般課業用(社会人として相応しい服装) 〔例〕 男性・ジャケット ・ワイシャツ、ポロシャツ(色・柄が派手でないもの) ・スラックス、チノパン ・ネクタイ 女性・ジャケット ・ブラウス(色・柄が派手でないもの) ・膝丈スカート、スラックスまたはチノパン ※ ジーパン、T シャツ、パーカー、サンダル等ラフな格好は不可。 ■毎朝の運動や体育行事用 男女・トレーニングウェア(上下) ・運動靴(ランニング等ができるもの) ・体育館用シューズ ※ 生活関連 語学関連 朝の運動の前に国旗掲揚を行いますので、長ズボン(踝が隠れるもの)のトレーニング ウェアが必要です。ノースリーブ、スパッツ、短パン(肌の露出するもの)やサンダル 履きでの参加は認めていません。 ■長袖シャツ、長ズボン、防寒着(JOCV のみ。野外訓練用として防寒対策をしてください) ■私服(日曜日、課業時以外の服として持参してください) ・懐中電灯 ・雑巾 ・洗面用具 ・入浴セット(シャンプー、石鹸、タオル等) ・マイカップ ・文房具(筆記用具、ハサミ、定規、のり) ・洗濯洗剤 ・雨合羽 ・軍手 ・デイパック (夜間は冷え込むので暖かい服装を準備してください) ・事前学習資料テキスト(該当者) ・提出課題(該当者、訓練初日に回収します) 6 (2) 宿泊施設は個室になり、約 3 畳の中に下記の備品が備え付けてあります。持ち込み物は必要最 小限に留めてください。 居室備品 : 寝具一式(ベット、布団、毛布、シーツ、枕)、クローゼット、学習机、椅子、 電気スタンド、タオル掛け、ゴミ箱 共用備品 : 洗濯機、乾燥機、アイロン、冷蔵庫、給湯器、テレビ※ ※テレビを視聴できる時間は限られています。 (3) パソコンを使用して語学授業を行うこと、また、音声教材や講座資料等を電子データで配布 する場合がありますので、ノート型パソコンの持参をお勧めします。 なお、パソコンを持参しない方は、電子データを保存するために USB メモリー等の記憶媒体 を用意することをお勧めします。 (4) 訓練所設置のパソコンからプリントアウトが可能ですが、紙は各自で準備してください。ま たコピー機(有料\10/枚)も設置しています。 (5) 衣類の用意については、以下の URL で気候・気温等参考にしてください。 二本松:http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/soshiki/1/2610.html (6) スリッパの使用は、居室のある宿泊棟のみ許可されています。 (7) 宅配便等を利用する場合は、配達指定日を必ず 4 月 9 日(木)以降として下さい(着払い不 可)。なお、訓練所内は階段が多く、またエレベーターが設置されていません。荷物の持ち 運びを容易にするために、小分け(軽量)にすることをお勧めします。 8 持ち込み禁止物品 ・酒類(退所処分の対象となります) ・冷暖房器具(電力容量の問題により) ・お香・アロマなど火気を使用するもの(防災の問題により) 9 車両について 訓練所へ個人の車両(単車、自転車等を含む)を持ち込むことはできません。 10 訓練中の身だしなみ 派遣国の慣習・価値観等の尊重、さらには JICA ボランティアが公人として派遣されるとの立場 から、TPO(時、場所、状況)に配慮した身だしなみを心掛け、過度な頭髪の染色、奇抜な服装、 髪型、装飾品等は控えてください。また、入所後すぐに写真撮影(公用旅券や入国ビザ用等) を行います。過度な頭髪の染色は公用旅券用写真として認められない場合がありますので、注 7 意してください(カラーコンタクトも同様です) 。なお、調髪に行く時間的余裕はありませんの で入所前に整えてきてください。 11 訓練所での生活(P13 「日課表(月曜日~金曜日)」を参考にしてください) (1) 「朝の集い」と国旗掲揚について 訓練所の 1 日は、 「朝の集い」から始まります。起床後、全員が集合し人員確認・国旗掲 揚(日本国および派遣国) ・ラジオ体操・ランニング等を行います。 また、式典(入所式、修了式)においては、日本国国歌の斉唱を行います。 (2)郵便物、宅配便の取り扱いについて 訓練期間中の宛先は以下のとおりです。 〒964-8558 宅配便 郵便物 福島県二本松市永田字長坂 4-2 JICA 二本松青年海外協力隊訓練所 平成 27 年度第 1 次隊 ○○○○(本人名記入)宛 通常の受け取りはできますが、着払いでの受け取りおよびクール便等 は取り扱えません。なお、訓練所からの発送は、着払いのみ可能です。 発送・受け取りともに可能です(書留等も取り扱えます)。 (3)インターネットの使用について 訓練期間中、職種関連情報および任国情報の収集を補完し、円滑なボランティア活動遂行の 一助とすることを目的として、インターネット接続パソコンを 5 台設置しています。また、 LAN(無線〔IEEE802.11b、IEEE802.11g〕およびケーブル)を利用して、個人のパソコンを インターネット接続することもできます。訓練所で行う使用説明についてのオリエンテーシ ョン後、使用可能となります。 (4)面会 訓練期間中、親族の方及び友人の方との面会は、所内規則の範囲で訓練に支障を及ぼさない 限り行うことができます。 面会時間は入所後配布する日課表を確認して各自でアレンジしてください。 (5) 外泊について 土曜日の課業終了後から日曜日まで、申請により週末外泊が認められることがあります。 ただし、訓練日程上の都合および語学学習等の遅れが目立つ場合においては訓練に集中して 取り組んでいただくために許可しないこともあります。指定された日時以外の外出・外泊は 原則許可していませんが、特別な事情(病院受診や家族(2 親等内)の弔事等)の場合は都 度相談に応じます。 8 (6)病気およびケガについて 訓練期間中の治療費に関しては、公的医療保険の給付が受けられるよう、必ず「健康保険証」 を持参してください。訓練課業中に生じた傷病にかかる治療費等(保険適用後の 3 割分治療 費および通院に係る交通費)は、JICA が福利厚生経費により負担します。ただし、課業外に ついては全て個人負担となります。なお、課業中・課業外にかかわらず万が一不幸にして死 亡または高度障害を負った場合は、JICA 災害補償制度および国際協力共済会にて対応します。 (7)その他 ・候補者による食費および宿泊費の支払いは原則ありません。 ・訓練期間中の国内手当は訓練修了日に一括して支払われる予定です。訓練期間中に必要 と思われる最低限の生活費(文房具等購入費、クリーニング代、課業外の病気やケガに 伴う治療費等)は各自で用意してください。 ・自己都合により派遣前訓練を途中で辞退、又は訓練は修了したものの自己都合により派 遣を辞退した場合には、派遣の準備にかかった費用及びキャンセルに伴う費用の負担を 候補者に求めることがあります。 ・公用旅券や入国ビザ用写真等に係る費用は、訓練修了時に支給される支度金に含まれて います。 ・訓練所内には ATM(現金自動預け払い機)はありませんが、岳温泉(バスで 5 分程度) にあるコンビニエンスストア(ファミリーマート)に ATM が設置されています。 ・訓練所付近に雑貨を購入できる店舗はありませんが、週 2 回(火・金) 、外部業者(文房 具・クリーニング・写真)の出張販売があります。 ・訓練所が山腹に位置しているため、携帯電話およびラジオの通信は良い状態ではありま せん。 ・訓練中はケガをする可能性の高い危険なスポーツや車両の運転等を自粛していただきま す。 ・SV の方は、派遣前訓練修了後に、語学力の維持・向上のため、ご自宅にて約 35 日間、 インターネットを使用した語学授業(WEB レッスン)を受講いただきます。原則として、 受講は必須です。詳細は、下記の URL から「派遣前語学訓練修了後の継続学習に関する ご案内」を確認してください。 URL:http://www.jica.go.jp/volunteer/qualifier/ アクセス方法: JICA トップページ→JICA ボランティア→合格者の方へ→ シニア海外ボランティア内にある派遣前語学訓練修了後の継続学習に関するご案内 12 皇太子殿下ご接見(JOCV のみ) 訓練期間中に、東宮御所において皇太子殿下のご接見が予定されています。 9 13 派遣前自治体表敬訪問 訓練修了後、ボランティア全員を対象とした公式行事として、指定日に地方自治体(都道府県 および市区町村)への表敬訪問を行っていただきます。詳細は、入所後「表敬訪問オリエン テーション」でお知らせします。 14 広報活動等への協力について JICA 事業の広報のために、取材や寄稿を依頼する場合があります。また、訓練中の写真等を パンフレット、ウェブサイトや SNS 等に掲載しますのでご協力をお願いします。 なお、派遣前自治体表敬訪問の際にもマスコミ等の取材にご協力をお願いします。 15 選挙について 派遣前訓練期間中に選挙が実施される場合は、事前に選挙人名簿のある選挙管理委員会に連 絡し、必要な手続きを取ってください。また、期日前投票ができるのであれば事前に行うこ とをお勧めします。 期日前投票等、選挙に関連する質問は、最寄りの選挙管理委員会へ問い合わせてください。 訓練期間中に不在者投票をする方は早目に相談してください。 16 ボランティアポータルシステムについて ボランティアポータルシステムとは、インターネット上に設置されたウェブサイトを通じて、 各種申請・届出・報告書の提出や、JICA からの「お知らせ」等様々な情報の受信を可能とする システムです。詳細は訓練期間中に「ボランティアポータルシステムオリエンテーション」を 設けて説明します。 なお、ポータルシステムは、Windows(98SE 以上)の Internet Explorer(5.5 以上)ブラウザ のみ対応しています。その他のブラウザ(Google Chrome、Firefox 等)及び OS(Mac 等)には 対応していませんので注意してください。 17 「技術補完研修」 「技術自己学習」 「資格取得指示」有合格者の留意事項(JOCV のみ) 二次選考結果通知に「技術補完研修」「技術自己学習」「資格取得指示」の各欄に「有」と通知 された方は指定された条件を満たすこと、または決められた研修を修了することが入所の条件 となっています。条件を満たすことができなかった場合は訓練に参加できません。 不明な点がある場合は担当部署まで問い合わせてください。 (P12 問い合わせ先一覧参照) ・「技術補完研修」有合格者‐技術補完研修報告書の提出(研修修了後 3 日以内) ・ 「技術自己学習」有合格者‐自己学習報告書の提出(指定された期日まで) ・「資格取得指示」有合格者‐資格取得指示報告書の提出(指定された期日まで) 18 個人情報の取り扱い 入所にあたり提供された個人情報は原則として以下にあげる目的のために利用します。 ・JICA ボランティアの訓練、派遣に係る諸手続 10 ・JICA ボランティア事業実績の取りまとめ、及び統計データの作成等 なお、業務を遂行するにあたり、委託先(訓練業務委託団体、語学訓練委託企業等)に情報提 供する場合があります。提出された書類は返却できませんので、必要な方はあらか じめコピーをとってください。 JICA ボランティアウェブページ上に「独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律(総 務省ホームページへのリンク) 」がありますので事前に一読してください。 http://www.jica.go.jp/disc/institution/index.html アクセス方法: JICA トップページ→JICA について→情報公開→情報公開制度→ 独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律(外部サイト) 11 19 問い合わせ先一覧 問い合わせ項目 1 派遣国、活動内容について 担当部署(電話番号) 青 年 海 外 協 力 隊 事 務 局 住 所 アジア・大洋州課 03-5226-9818 (アジア・大洋州各国) アフリカ・中東課 03-5226-9817 (アフリカ・中東各国) 中南米課 03-5226-9819 (中南米各国) 〒102-8012 東京都千代田区 二番町 5-25 二番町センタービル 5 階 参加促進・進路支援課 表敬訪問担当 03-5226-9323 2 派遣前自治体表敬について 3 入所案内、事前提出書類、訓練 内容について 二本松青年海外協力隊訓練所 訓練 2 班 0243-24-3200 〒964-8558 福島県二本松市永田字長坂 4-2 4 履歴書について バークレーハウス語学センター JICA 履歴書担当 03-3212-2711 〒102-0076 東京都千代田区五番町 5-1 田中ビル 4 階 5 病気、ケガについて 国際協力人材部 健康管理課 03-5226-6425 〒102-8012 東京都千代田区 二番町 5-25 二番町センタービル 2 階 6 訓練に係る旅費について 7 現職参加者の人件費補填 手続きについて 8 国内手当、退職証明書、 無給休職証明書について 9 10 辞退、隊次変更、 資格取得指示について 技術補完研修、 自己学習について 旅費に関する問い合わせは、E-mail のみの受付とします [email protected] 件名は「27-1 訓練所入所旅費照会」 青年海外協力隊事務局 計画課派遣班 03-5226-8095 〒102-8012 東京都千代田区 二番町 5-25 二番町センタービル 5 階 JICA ボランティア 選考問い合わせ窓口 03-6261-0264 〒102-0082 東京都千代田区 一番町 23 番地 3 日本生命一番町ビル 5 階 (公社)青年海外協力協会内 技術補完研修班 03-3556-5922 〒102-0082 東京都千代田区 一番町 23 番地 3 日本生命一番町ビル 5 階 (公社)青年海外協力協会 電話での問合せ時間は土・日・祝日を除く、平日 9:30~12:30/13:15~17:45 です。 12 参考 日課表(月曜日~金曜日) 二本松訓練所 時間 日課 5:00 浴室 洗濯 早朝学習(5:00~語学教室利用可能) 身辺整理、運動 6:30 朝の集い 7:10 朝食 6:00 6:15館内放送(朝の集い場所連絡) 人員報告、国旗掲揚、連絡事項、 ラジオ体操、朝の運動等 食事当番:食器洗浄等 7:10 シャワーのみ利用可 8:00 8:35 8:45 帰所門限 課業 11:40 昼食 8:35 1時限 8:45~9:35 2時限 9:45~10:35 3時限 10:45~11:35 食事当番:食器洗浄等 12:30 12:50 13:00 帰所門限 課業 17:00 18:00 18:50 19:00 4時限 13:00~13:50 5時限 14:00~14:50 6時限 15:10~16:00 7時限 16:10~17:00 各種会合、オリエンテーション等 夕食 食事当番:食器洗浄等 帰所門限 自習 語学学習、自主講座等 17:00 19:00 21:00 21:00 22:30 帰室 22:40 所在確認 23:00 消灯 22:30 22:30 班毎に人員確認 就寝(自室外での活動は不可) ※祝日および土曜日も17:00まで課業があります。日曜日は身辺整理の時間とし、原則として、課業はありません。 日課表は変更の可能性があります。詳細は入所後に説明します。 13 派遣前訓練 コース・単元・講座一覧 (講座内容は変更される場合があります) A. 語学 単元 講座名 内容 JV SV 語学オリエンテーション 語学学習の進め方、留意点について ● ● 語学授業 語学クラスごとの授業 ● ● 語 語学試験(クラス編成・中間・最終) 学 試験 *SVは中間試験はなし。 ● ● 語学自習 語学自習 ● ● 語学交流会 学習言語を使ったゲストとのコミュニケーション ● - B. 活動手法 単元 講座名 内容 ボランティア活動の流れ 2年間の活動の流れをイメージし、ボランティアに求められる能力・適性の自己評価が出来るよ うになる ● - 目標設定と進捗管理、振り返りの実施方法、目標管理シートの意味を理解する ● - 活動を実施する際の計画策定、実施プロセスを理解し、活動実施における自分の強みと課題も ● 把握する - 訓練中に行ってきた目標管理について見直し、併せて他者評価を受けることで振り返りの場と する - 目標管理概論 目 標 管 理 活動管理 目標管理 振り返り・評価 個人面談 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 技 法 コミュニケーション技法オリエンテーション JV SV ● JOCV:目標管理面談により自分の強みや弱みを把握する SV:派遣前訓練への取組状況を把握する ● コミュニケーション技法の構成について説明を行う ● - コミュニケーションの基礎 異文化における関係づくりのために、コミュニケーションに求められることを理解し、実践のコツを つかむ ● - ファシリテーションの基礎 多様な人が参加しやすい場づくり、ファシリテーションの実践を通して、ポイントを理解する ● - プレゼンテーションの基礎 自分の知恵や経験、考えをまとめ、発表するプレゼンテーションのポイントを理解する ● - コミュニケーション技法を活用して日本(人)研究について課題発表を行い、振り返ることで学び を得る ● - 調査手法の構成についての説明を行う ● - 調査手法の重要性と収集方法について理解する ● - コミュニケーション技法 課題発表・振り返り 調 査 手 法 調査手法オリエンテーション 参加型調査手法 参加型調査の方法を学び、任地でどのように活かせるか具体的にイメージできるようになる ● - 適 正 技 術 協力活動手法(WBT) ヒト、モノ、カネが不足する開発途上国における、協力活動の基本姿勢や活動手法を学ぶ ● - 任国における職種分野別の技術水準や適正技術について理解する ● - 任国において円滑な協力活動を行うための情報収集をする ● - 情報収集 協力活動手法 活動セミナー C. 健康管理・安全管理 単元 講座名 内容 体 力 増 強 体力テスト①② 入所時の体力を把握し、訓練期間中に維持・増強し、変化を確認することにより任国での体力 維持・管理に役立てる 体力維持講座 訓練期間及び任国における健康・体力の維持増進の重要性について実践を通して学ぶ ● スポーツ大会 訓練候補者との交流を深めながら体力向上の一助とする ● 診療室オリエンテーション 派遣前訓練中の診療室利用や医療機関の受診など健康管理について理解するとともに、赴任 にあたり必要な予防接種について理解する ● 派遣前健康管理オリエンテーション 赴任にあたり、任国で必要な健康管理について、現地の医療事情を学び、役立つ予防知識を 身につける ● 救急法 突発的な事故・負傷に対する応急処置の方法を学び、事故防止思想と実践で役立つ技術を 身につける ● 健 康 管 理 JV SV ● - 女性が罹りやすい病気の基礎知識と自己管理のための知識を身につける ● 任国における口腔管理の重要性と歯科疾患予防の知識を身につける ● 生活習慣病の予防と対策を学ぶ ● 任国で心身ともに健康で過ごすことの重要性を理解し、任国でのストレス対処法を学ぶ ● 任国の感染症についての知識を深め、予防と罹患時の対処法を身につける ● 医療者特別講座 (対象者のみ) 針刺し事故後のHIV感染予防対策と対処法を学ぶ ● 座禅 自己を見つめ、安定した心持ち、精神修養を図る 婦人科 歯科衛生 健 康 管 理 日本人の疾病動向と健康管理 精神衛生 感染症 海外における安全対策 安 全 管 理 日本と派遣国の治安状況の違いを理解し、安全を確保するための基本的な心構えと具体的な 方法を学ぶ 海外における交通安全対策(自動二輪) (対象者のみ) - ● ● 海外における交通安全対策 任国における交通事故防止に必要な安全意識の向上を図るとともに、日本での安全神話意識 を払拭する 自動二輪不整地走行練習(対象者のみ) 青遺海の会による講話 テ 講 ス 座 ト ● 無事の帰国を願う留守家族の気持ちについて考え、命の尊さについて再確認する ▲ 対象者 の み ▲対象 者 - ● - 避難訓練 火災・地震に備えての避難体制を確認する ● 講座テスト 各種講座等を通じて学んだ国際協力、JICA事業、JICAボランティア事業、異文化理解、安全 管理、保健衛生等、JICAボランティアとして活動するにあたり必要な知識の習得度を確認する ● 内容 JV SV D. 社会的多様性理解・活用力 単元 講座名 外務省講話 戦後日本の国際協力の歩み(WBT) J I C A ボ ラ ン テ ィ ア 基 礎 講 座 国際関係と日本の国際協力 JICA事業概要 青年海外協力隊の歩みと理念(WBT) JICAボランティア事業の理念と目標 (局長講話) 所長講話①② 国別・地域別ボランティア派遣概要 ボランティアスピリット意見交換会 ● 戦争で荒廃した日本が様々な国から支援を得ながら復興していく過程と、その後日本が被援助 国から援助国の立場になっていく経緯と歴史を学ぶ 国際社会における援助の潮流と日本のODAの基本政策を理解する - ● ● - 我が国のODAの現状とJICA事業を理解し、ODAにおけるボランティア事業の位置付けを理解す る ● 青年海外協力隊がどのような過程を経て創設され今日に至っているのかを理解し、協力隊の 特性を踏まえた意義と理念について考える ● JICAボランティア事業を理解し、ボランティアに必要な知識と心構えを養う ● 入所時の心構えと、JICAボランティアの活動についての具体的なイメージを把握し、適切な心 構えを培う ● 任国におけるJICA事業の概要および協力プログラムについて理解する ● JICAボランティアとしてあるべき姿を意見交換を通して考える ● エイズ基礎講座(JICA-Net) HIV/AIDSに関する基礎知識と予防啓発活動を学ぶ ジェンダーと開発(JICA-Net) ジェンダーに係る基礎知識を身につけ、ボランティア活動への活かし方を学ぶ ● ▲ 環境や社会に配慮した開発のあり方について学ぶ ● ▲ 世界経済の動きを疑似体験し、そこに存在する諸問題について考える ● - 派遣される国についての理解を深める 日本や日本人の特徴について調べ、まとめることにより、自文化についての理解を深める ● - 派遣国の人々が信仰する宗教の基礎知識を身に付け、事例を通じて宗教に対する理解を深 める ● - 世界の宗教理解 世界の宗教について理解を深め、日本人の宗教観を学ぶ ● - 演習 Bafa-Bafa 異文化を疑似体験し、異文化理解を深める ● - 異文化適応概論 異文化理解の意味と適応について学ぶ ● - 異文化適応に関する事例から、実際に任地で起こりうる問題や葛藤への対処方法を学ぶ ● - 紛争、災害、貧困の地の子供達に音楽と映像で近づき、国際協力とは何か、ボランティアとは 何かについて迫る ● - 検査結果を通じ、自身の性格・行動特性を知り、異文化適応に役立てる ● - 環境と開発(JICA-Net) 貿易ゲーム 任国・日本(人)研究①~③ 社 会 的 多 様 性 理 解 我が国のODAの現状を理解し、公人として派遣されるJICAボランティアの意識を高める 世界の宗教事情(WBT) 異文化適応の事例研究 地球のステージ 内田クレペリン検査 ▲選択 社 会 的 多 様 性 活 用 力 帰 会国 還後 元の 社 ● 任国事情 ボランティアの活動、現地の生活の様子等についてボランティア経験者から情報を得る 学校交流 地域小学校との交流を通して、学校現場での国際理解教育に協力するとともに、その意義につ いて学ぶ。 所外活動①②・振り返り 普段と違う環境でどのように人々と関わり合い、相手の役に立てるかについて実践を通じて考え る ● - ボランティア活動の実際 (SVのみ) 経験者から困難なことへの対処、心構え、コツなど実際の様子を聞き、活動に対する意識を高 める - ● ボランティア体験と社会還元(WBT) 帰国後の隊員たちは、それぞれの協力隊体験をどのように日本社会に活かすことができるのか 実践例を通して考える ● - JICAボランティアに期待する帰国後の「社会還元」について学ぶ ● - 帰国後の進路と社会還元 ◆ 希望者 - E. 生活班活動 単元 動 生 活 班 活 講座名 内容 自習時間を使った生活班ミーティング 野外訓練オリエンテーション 野外訓練 JV SV 課業外時間を利用して、各生活班で生活一般に関するミーティングや意見交換を行う ● ● 野外訓練の内容を理解し、役割分担等を理解する ● - 普段とは異なる生活環境下においても柔軟に適応する力と、共同作業を行う力を養う ● - F. 各種オリエンテーション等(A~E以外のオリエンテーション等) 式典行事、オリエンテーション JV SV 受付 ● 入所式 ● 修了式・壮行会 ● 訓練合意書に関する合意書の説明 ● 派遣前訓練オリエンテーション ● 自己紹介 ● 派遣の仕組みと支援体制オリエンテーション ● 処遇・制度オリエンテーション ● 福利厚生・共済会オリエンテーション ● ボランティアポータルシステムオリエンテーション ● ソーシャルメディア・コンプライアンスとハラスメント防止オリエンテーション ● 公用旅券オリエンテーション ● 単元 各 種 オ リ エ ン テ ー シ ョ ン 赴任前オリエンテーション ● 旅行会社オリエンテーション ● 派遣に関する合意書の説明 ● 特別行事オリエンテーション ● - 特別行事 ● - 表敬訪問オリエンテーション ● ◆ 二本松訓練所のみ実施 講座名 ねらい JV SV 放射線勉強会 放射性物質の基礎知識、福島第一原発事故がもたらした汚染状況、および健康に対する影 響について理解を深める ● 震災後の福島の復興について学ぶ ● 福島の現状と課題 施設・設備案内 入所準備の参考にしてください ① 居 室(個室) ② 洗濯室 ③ 浴 室 ④ PC ルーム ① ベッドの下が〝衣類収納スペース〟になっています。 ① インターネットに関しては無線 LAN を設置していますが、各部屋によって電波状況が 異なります(持ち込まれるパソコンによっても異なります)。 ② 洗濯機および乾燥機の使用料はかかりませんが、洗剤は各自で用意してください。 ③ シャンプー、石鹸、ヘアドライヤー等は各自で用意してください。 ④ インターネット接続パソコンが 5 台、LAN ケーブル 5 本が設置されています。 17
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