団体概要パンフレット - ICT CONNECT 21

ICT CONNECT 21は、「学習・教育オープンプラットフォーム」に関連する技術の標準
などを策定し、その普及を図り、教材コンテンツや教育ICTサービスなどの流通や利活用
を促進することで、誰もがいつでもどこでも多様な学習・教育サービスを享受できる環境
の実現を目指し、利用者とサービス提供者双方の利便性の向上ならびに教育の情報
化の一層の進展に寄与するとともに、社会の発展に貢献することを目的としています。
活動計画
学習・教育オープンプラットフォームを実現するため、業界全体を巻き込んだ体制作りと、そこで実施すべきテーマの具体化を図るとともに、これを着実に実施し、教育情報化の
普及促進につなげていきます。また21世紀型スキルの育成に向け、あるべき教育ICTの利活用モデルを検討し、標準化やその普及について、学習者/教員や教育機関/企業
/社会のそれぞれの視点を踏まえて適切な実施方針を策定します。
本会の活動により教育の情報化が進展すると…
■学習者にとって:
操作性がある程度統一され、操作方法を覚える負担が減る/多様なコンテンツやツールが利用可能になる/自分自身に合ったコンテンツやツール、学びを選択しやすくなる
■教員や教育機関にとって:
多様なコンテンツやツールが利用可能になる/コンテンツやツールが連動して機能し、教えやすくなる/自動化される部分では仕事量が減り、児童生徒と向き合う時間を増や
すことができる/授業運用や事務処理の手間が減る/システム導入と維持のコストが下がる
■企業にとって:
自社ですべてを研究開発する必要がなくなり、開発コストが減る/他社の製品やサービスと連動させて、多様なソリューションが提供可能になる/新規分野への参入が容易に
なる/新たな事業領域が広がる
■社会にとって:
21世紀型スキルに代表される現代に必要な素養をより身に付けた人材が増える/保護者から子どもの学校内での様子を把握しやすくなる/国際標準に則ることによって日
本の教育システムの海外への展開の可能性が増える
21世紀の社会は、これまでの教育パラダイムが大きく変わる社会になります。教員の力量、教育の内容や方法などが、当然ながら教育の大きな要因であることは間違いありま
せんが、さらに教育環境、特にICT環境や技術進歩、子供たちのコミュニケーション環境の変化が教育の質に大きなインパクトを与えつつあります。
つまり、これまで外部要因と考えられた要因がむしろ重要で、子供たちは直接にこれらの環境と関わって学んでいることに注目しなければなりません。
この意味で、世界各国は、ICT環境を重視しながら、教員から知識を受けるスタイルから、自主的にこの環境に働きかけ、知識を創出し、問題解決するスタイル、すなわち、21
世紀型能力を育成する教育モデルを探求し始めています。このようなことから私たちは「ICT CONNECT 21(みらいのまなび共創会議)」を設立いたしました。
ICT CONNECT 21 会長 赤堀侃司
ICT CONNECT 21の組織運営に関する意思決定機関。対外窓口、各ワーキンググループとの連携、アライアンス加入団体との連携などの調整を
行なう。
代表幹事 : 栗山 健 (学研教育総合研究所所長)
幹事会
ビジョン委員会
中長期のあるべき学習・教育環境を検討し、ビジョンを策定する。ビジョンに基づき、アクションプランを策定して実現を目指す。各活動とビジョン、
ミッションとの整合性を図る。
座長:中村伊知哉(慶應義塾大学教授)
副座長:新井健一(ベネッセ教育総合研究所理事長)
技術標準化
ワーキンググループ
ICT利用を普及させるため、利便性を高め、高付加価値、低負担を実現するための技術の向上と標準化を図る。
座長:田村恭久(上智大学教授)
副座長:藤村裕一(鳴門教育大学准教授) / 栗山健(学研教育総合研究所所長)
普及推進
ワーキンググループ
これからの学びにおける ICT利用への正しい理解と世論の喚起を継続的に行う。ICTの活用によって 新たな学びの可能性を生み出すエコシステム
の具体化を図る。
座長:岩本隆(慶應義塾大学特任教授)
副座長:中西康浩(株式会社電通部長)
※50音順※
教育情報化関連企業(50音順)
大久保昇
栗山浩樹
東海林崇
原田泳幸
宮内謙
宮原博昭
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株式会社内田洋行代表取締役社長
日本電信電話株式会社取締役
KDDI株式会社執行役員常務
株式会社ベネッセホールディングス代表取締役会長兼社長
ソフトバンク株式会社代表取締役副社長
株式会社学研ホールディングス代表取締役社長
教育情報化関連団体(50音順)
赤堀侃司
生田孝至
片山敏郎
加藤憲治
小宮山宏
白井克彦
関戸雅男
辻村哲夫
弘明
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一般社団法人日本教育情報化振興会会長(発起人代表)
一般財団法人日本視聴覚教育協会会長
日本デジタル教科書学会会長
特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソシアム会長
株式会社三菱総合研究所理事長、デジタル教科書教材協議会会長
一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会理事長
一般社団法人日本電子出版協会会長
公益財団法人学習ソフトウェア情報研究センター理事長
一般社団法人eラーニング アワード フォーラム運営事務局理事長
Q&A
五十嵐俊子
市川伸一
隂山 英男
小泉力一
小宮山宏
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日野市立平山小学校校長
東京大学教授
立命館大学教授
尚美学園大学教授
株式会社三菱総合研究所理事長
デジタル教科書教材協議会会長
清水康敬 : 東京工業大学 監事・名誉教授
南場智子 : 株式会社ディー・エヌ・エー取締役ファウンダー
三友仁志 : 早稲田大学教授
三宅なほみ : 東京大学教授
山内祐平 : 東京大学教授
※50音順※
eラーニング アワード フォーラム運営事務局
学習ソフトウェア情報研究センター
デジタル教科書教材協議会
日本イーラーニングコンソシアム
日本オープンオンライン教育推進協議会
日本教育情報化振興会
日本視聴覚教育協会
日本デジタル教科書学会
日本電子出版協会
Q:参加するメリットは何ですか?
A:今後の活動に皆さまの知識や意見を反映する機会があります。また国内外の技術標準の最新動向などをより早く入手できる可能性もあります。
Q:既存の教育ICT系団体とはどこが違うのですか?
A:ネットワーク オブ ネットワークスの発想に基づいて各団体と連携しその成果を尊重しながら運営する点が違います。
Q:会員数はどの程度ですか?
A:教育情報化関連企業・団体だけでなくEdTechや自治体、教育委員会、学校などにも参加いただき1000程度の会員数を計画しています。
Q:いつまでに何を実現するのですか?
A:2020年までにICTを活用して世界最高レベルの学び環境を実現したいと考えています。また、教育エコシステムを活性化し新たな価値や市場を創出したいと思います。
※ 教育エコシステム:教育にかかわる学校、地域、政府、企業などがICTを活用して相互に連携するネットワークの総称。新たな教育サービスや市場がこのネットワークで
開発・普及され学習者に提供される。
ICT CONNECT 21事務局
(担当:稲葉、板垣、小林)
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル8階 (JAPET&CEC内)
Tel : 03-5575-5365 Fax : 03-5575-5366
[email protected]
http://ictconnect21.jp
https://www.facebook.com/ictconnect21
ICT CONNECT 21は、「学習・教育オープンプラッ
トフォーム」に関連する技術の標準などを策定し、その
普及を図り、教材コンテンツや教育ICTサービスなど
の流通や利活用を促進する団体です。