災害時に急増するICT需要に即応

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ああああああ
大容量・高信頼化
N-4
災害時にICT環境の即時立上げを可能とする移動式ICTユニット
Movable and Deployable ICT Resource Unit for Instant Recovery of ICT Services from Disasters
災害時に急増するICT需要に即応
MDRU Offers both the Information Networking and Processing Functions to Meet the
Explosive ICT Demand in Various Situations
大規模災害時にICT環境の即時立上げを可能にする移動式ICTユニットを開発しました。現在、南海トラフ地震の影響が懸念される自治
体との実証実験や、台風で大きな被害を受けたフィリピン被災地での実証実験(2014年12月から開始)など、国内外で社会実装に向け
た取り組みを進めています。なお一部研究成果(災害用IP-PBX、きずな支援ねっと)については、NTTグループ会社から商品化しています。
特
被災地に搬送・
設置可能
広域ネットワーク
Wi-Fi通信や
通話が可能
移動式ICTユニット
被災地
避難者の把握、
管理を簡便化する
避難所支援
システム
(きずな支援ねっと)
被災地内での通話
環境を即時に復旧
する通話システム
(災害用IP-PBX)
十分なカバレッジを
迅速に確保する
無線アクセスネット
ワーキング技術
一部構成機能の切り出しによる
ユニット小型化
アタッシュケース型ICTボックス
災害用IP-PBX
きずな支援ねっと
■ 移動式ICTユニットを被災地に移動、設置することで、短時間
でユニット周辺へ各種ICT利用環境を提供します。
■ ICTユニットから500m以内のスポットエリアにWi-Fiをベースと
したアクセスネットワークを短時間で構築します。
■ 5000ユーザ程度を収容可能な通話機能をローカルに提供しま
す。また、その後、ユニットを衛星、光ファイバなどによって広域
網へ接続することで外線への発信や着信機能も提供可能です。
無線アクセス
自治体や病院など複数機
関が少ないリソースを共
用して、ICTを個別利用
できる仮想化技術
徴
■ 自治体、病院、警察・消防など、異なる組織向けの情報サービ
スをそれぞれ独立に提供できます。
利用シーン
■ 日ごろ使っているスマートフォン・電話番号を用いて避難所や地
域内に閉じた通話機能を利用。外線発信や着信も可能です。
■ 複数機関がセキュリティに配慮しながらユニット内の情報処理リ
ソースを共用できます。
持ち運び
可能
無線LAN
アクセスポイント 携帯端末
本研究の一部は、総務省の支援を受け、東北大学、富士通、NTTコミュニケーションズと共同で実施しました。
2020をめざして
大規模な災害時だけなく、イベント時やインフラが十分整って
いない地域に迅速にICT環境を提供するシステムの実現をめ
ざし、社会実装に向けた取り組みを引き続き進めてまいります。
〈問い合わせ先〉[email protected]
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