解答と解説 - 難関私大文系専門 増田塾

2015 入試解答速報
難関私大文系専門予備校
2 月 11 日
明治大学(政治経済学部)英語
解答と解説
解 答
(満点︓150 点)
Ⅰ(50 点)
1(9 点 各 3 点×3)(1)2
2(12 点 各 3 点×4)
(ア)1
3(8 点 各 2 点×4)(あ)1
4(6 点 各 2 点×3)(A)2
(2)3
(イ)1
(い)1
(B)4
(3)2
(ウ)2
(エ)1
(う)4
(え)2
(C)1
5(15 点 各 5 点×3)2、4、6
Ⅱ(64 点)
1(10 点 各 2 点×5)
(ア)4
2(8 点 各 2 点×4)(1)3
(イ)7
(2)4
(ウ)4
(3)4
(エ)6
(オ)4
(4)1
3(20 点 各 5 点×4)
(あ)live / have been living (い)documented
(う)representing (え)Halting
4(12 点 各 3 点×4)
(A)1
(B)4
(C)1
(D)2
5(6 点)地球の環境を保全したり、回復させたりしようとしないのであれば
6(8 点 各 4 点×2)(ア)2
(イ)5
Ⅲ(36 点 各 3 点×12)
(1)d
(2)b
(3)c
(4)a
(5)c
(6)b
(7)b
(8)b
(9)d
(10)b
(11)b
(12)c
(※配点は予想配点です)
1
解答速報の著作権は増田塾に帰属します。許可無く⼀切の転⽤・転載を禁じます。
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解 説
Ⅰ
映像解説をご覧下さい。
Ⅱ
1.
(ア) (4)
decline in the number of ~「〜の数における減少」
(イ) (7)
it goes without saying that ~「〜は⾔うまでもない」
(ウ) (4)
invest in ~「〜に投資する」
(エ) (6)
agree on ~「〜に同意する」
(オ) (4)
in itself「それ自体」
2.
(1) 3
fix the problem「問題を解決する」
(2) 4
be threatened with ~「〜の脅威にさらされる」
2
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(3) 4
take O to V「〜するのに O を必要とする」
(4) 1
第 3 段落第 5 ⽂に「環境を守ることは我々の利益を守ることでもあり、もしそうしなければ、我々を
(
)手に噛みつくことになるのだ」とあるので、選択肢①の feed「養う」を入れると文意が通る。
3.
(あ) live / have been living
live through ~「〜を⽣きる」であり、ここで問題になるのは時制である。本⽂は「我々は今、憂慮
すべき状況を生きている」という内容なので、現在形を用いるか、あるいは「今」であることをより強
調するならば、現在完了進⾏形にすることも可能である。
(い) documented
空所の前に「これは盲信ではない」とあるので、しっかりとした理由があることが読み取れる。した
がって、空所に documented「文書化された」を入れると文意が通る。
(う) representing
represent ~(数字など)「〜に相当する」であり、カンマの後ろは副詞的要素なので、分詞構⽂にす
れば文法的に正しいものとなる。
(え) Halting
この文の動詞は needs であり空所を含む needs までの句が主語の役割をしている。halt を動名詞にす
ると文法的に正しいものとなる。
4.
(A) (1)
slippery slope を直訳すると「滑りやすい坂」となり、この意味に⼀番近いのは選択肢(1)の「危険
な道」である。
3
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(B) (4)
conserve「保護する」は基本単語である。
(C) (1)
faith「信念」に⼀番近いのは選択肢(1)の「信念」である。
(D) (2)
agenda「議題」に一番近いのは選択肢(2)の「議題事項」である。
5.
otherwise は「そうでなければ」という意味であり、直前の内容を逆にしたような趣旨を持つと考え
る。otherwise の直前の内容が「⾃然を保護し、回復させることは我々の利益である」とあるので、そ
れを逆にした「地球の環境を保全したり、回復させたりしようとしないのであれば」を正解とする。
6.
It is a challenge that needs to be taken up in the widest possible way.
Ⅲ
A 会話 (Dialogue)
(1) d
manage to V「どうにか V する」であり、他の選択肢は⽂法等の観点から論外なため、進⾏形になっ
ていることが多少気になったとしても、これを正解とすることはできるはず。ちなみに manageable は
「管理できる(管理し易い) / 従順な」である。
(2) b
直後が Ving になっていることに注目する。それが適切なのは選択肢(b)の We’re just のみ。後続
Ving と合わせて進⾏形を作っている。
4
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(3) c
B のセクション(Narrative Commentary)で問題の箇所に対応する部分を確認すると the boy’s
unwillingness to talk「その少年がなかなか話したがらないこと」という記述がある。その内容から考
えると、最も適切なのは選択肢(c)の won’t even talk「なかなか話そうともしたがらない」であろう。
選択肢(b)、
(d)はそもそも助動詞に続くものの形が文法的におかしい(原形であるはず)。
(4) a
Barely は「どうにかぎりぎり」といった意味の副詞、Difficulties は「困難」という意味の名詞、Nakedly
は「衣服なく / 剥き出しで」という意味の副詞、Obviously は「明らかに」という意味の副詞である。
各単語の意味が分かれば、答えは明らかに選択肢(a)の Barely であろう。その箇所では「(Michael は)
自分の名前くらいは(書ける)。
(だが)それもかろうじて(書けているという程度のもの)だ。」という
ことが述べられている。
(5) c
Michael が、⽩⼈が⼤半を占める学校での⽣活における⼾惑いや苦痛を綴ったものを朗読している箇
所。
「僕は⼈⽣で⼀度も宿題というものをやったことがない」という趣旨の⾔葉が空所を埋めることは各
選択肢に目を通しても明らか。
「やったことがない」という経験を表わすために正しく完了形を⽤いてい
るのが選択肢(c)と(b)であり、
「人生で」というために正しい前置詞(in)が使われているのは(c)
の方である。
(6) b
空所の直後には、ただ名詞が置かれているのみ。それが文法・表現の観点から許容されるのは選択肢
(b)だけである。How’s the spelling?で「スペルの⽅はどうだ」と、今度は教師 1 が Michael が書い
たものの内容ではなく綴りに対してある種、難癖をつけようとしている場面となる。選択肢(d)の表現
は、what を用いているために、前置詞 like が目的語を欠いていなければならず、そこに後続の the
spelling を当てはめることは文法的に許容されない。
B ト書き (Narrative Commentary)
(7) b
refer to〜「〜と呼ぶ」
訳︓教師 1 が、マイケルは学校に通って⼀ヶ⽉になるが、少しも学業において進歩しているように⾒
えないと指摘する。明らかに彼の名前を思い出せず、この教師はマイケルを「大きな子供」と呼
んでいる。
5
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(8) b
場所または場合の先⾏詞を受ける関係副詞は where である。
訳︓教師2も同様に感じている。彼⼥はマイケルが学校でうまくやれるとはまったく思っていない。
教師3は、教師とその少年(マイケル)がうまくいかないに決まっている状況に置かれることを
公平じゃないと不平を⾔う。
(9) d
go on to〜「続けて〜する」。選択肢(b)は、say に三人称単数現在の s が必要。
訳︓教師 1 は続けて、マイケルは自分の教えていることを何一つ分かっていないと言う。
(10) b
is troubled by〜「〜に悩まされる」
訳︓教師 3 もまた、少年が⾃分に話しかけようとしないことに悩まされている。
(11) b
選択肢(b)の does は助動詞で強調の役目を果たしている。
訳︓しかし教師 4 は、同僚の教師たちがある⼤切なことを⾒落としているように感じている。彼⼥は、
たしかに少年は話さないが、書くことでコミュニケーションをはかっていると指摘する。
教師 2 はこの意⾒に賛同しない。彼⼥は⽪⾁をこめて、少年は名前は書けるが、それにも相当苦
労がいると言う。
教師 4 は、少年が何かを書き付けた紙を掲げ、⾃分はその紙をゴミ箱で⾒つけたと説明する。マ
イケルはそれを捨てたが、教師 4 はそれが少年の知性と感受性の重要な証拠であることは明らか
だと考えている。彼⼥はそれを声に出して読み始める。そして、その⽂章が『⽩い壁』という題
だと言って終える。
(12) c
選択肢(a) how about the spelling は、「スペルはどうなの︖」と意味をとれなくもないが、もし
そうなら、せめて “ ” で囲む(いわゆる直接話法に変える)必要があるだろう。
訳︓いま耳にしたことにまったく心動かされることなく、教師 1 が、その文章のスペルはどうだった
かと尋ねる。
6
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