(別添) 産地活性化総合対策事業のうち産地収益力増強

(別添)
産地活性化総合対策事業のうち産地収益力増強支援事業のうち大豆・麦・
飼料用米等生産拡大支援事業(革新技術等波及展開支援事業)に係る公募
要領
1
総則
平成27年度産地活性化総合対策事業のうち産地収益力増強支援事業のうち大豆・
麦・飼料用米等生産拡大支援事業に係る事業実施主体の公募については、この要領
に定めるとおりです。
2
公募対象補助事業等
本公募の対象とする事業は、大豆・麦・飼料用米等生産拡大支援事業のうち革新
技術等波及展開支援事業とします。
3 事業実施主体、事業要件、補助率等
公募対象事業の事業実施主体、事業要件、補助率等については、
「大豆・麦・飼料用米等
生産拡大支援事業の事業実施主体等について」
(別表)を御覧ください。
4 事業の取組内容等
公募対象事業の事業内容の詳細、補助対象経費については、
「革新技術等波及展開支援事業
の概要」
(別紙1)の資料を御覧ください。
5
補助対象経費の範囲
補助対象となる経費の範囲は、革新技術等波及展開等支援事業の概要(別紙1)
に定める経費で、事業の実施に直接必要な経費とします。
また、事業実施要領等に定める経費であっても、証拠書類(請求書、領収書の写
しなど)によって金額、内容等が確認できないものについては補助対象となりませ
ん。
なお、申請に当たっては、27年度における所要事業費を算出していただきますが、
実際に交付される補助金の金額については、補助対象経費等の精査により減額する
こともあるほか、補助事業等で収益を得る場合には、当該収益分に相当する補助金
額の返還が必要となることがありますので御留意ください。
申請補助金額については、千円単位で計上することとします。
6
申請できない経費
(1)事業実施に直接関連のない経費
(2)事務所の家賃など事業実施主体の経常的な運営経費
(3)事業実施期間中に発生した事故・災害の処理のための経費
(4)補助対象経費に係る消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額※
(※補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税相当額のうち、消費税法
(昭和63年法律第108号)の規定により仕入れに係る消費税額として控除で
きる部分の金額及び当該金額に地方税法(昭和25年法律第226号)の規定に
よる地方消費税の税率を乗じて得た金額の合計額に補助率を乗じて得た金額
をいいます。)
7
申請書類の作成、提出期限等等
公募対象事業への応募を希望する者は、以下の申請書類を作成し、提出期限までに提
出先に送付して下さい。
(1)申請書類
① 事業実施計画書(別紙2)
②
①に関係する添付書類
③ 申請書類チェックシート及び確認項目チェックシート(別紙3)
(2)提出期限:平成27年3月16日(月)午後5時まで
(3)事業の内容、申請書類等の作成等に関する問合せ先
公募対象事業についての問い合わせは、下記を御覧ください。
なお、問合せの受付時間は、土・日・祝祭日を除く午前10時から午後5時とします。
農林水産省生産局農産部穀物課 稲・麦生産班
電話:03-6744-2108
(4)申請書類の提出先
農林水産省生産局農産部穀物課 稲・麦生産班
郵便番号:100-8950
住
所:東京都千代田区霞ヶ関1-2-1
(5)申請書類の提出部数
各2部
(6)提出に当たっての注意事項
①
申請書類は、公募要領において定める申請様式により作成してください。
②
申請書類に虚偽の記載、不備等がある場合は、審査対象外となる場合があり
ます。
③
申請書類の作成及び応募に係る費用は、応募者の負担とします。
④
申請書類の提出は、原則として郵送又は宅配便(バイク便を含む。)とし、
やむを得ない場合には、持参も可としますが、ファクシミリ又は電子メールに
よる提出は受け付けません。
⑤
申請書類を郵送する場合は、簡易書留、特定記録等、配達されたことが証明
できる方法によってください。また、提出期限前に余裕を持って投函するなど、
必ず提出期限までに到着するようにしてください。
⑥
提出後の申請書類については、原則として、資料の差し替え等は不可とし、
採用、不採用にかかわらず返却はいたしません。
⑦
申請書類は封筒に入れ、「大豆・麦・飼料用米等生産拡大支援事業(革新技
術等波及展開支援事業)申請書類在中」と封筒の表に朱書きの上、書類一式を
入れて提出してください。
⑧
提出された申請書類については、秘密保持に十分配慮するものとし、応募審
査以外には無断で使用いたしません。
8
事業計画書等の選定について
(1)審査方法
提出された事業実施計画等については、外部の有識者等で構成される選定審査
委員会において、ポイント付けによる審査基準に基づき審査を行い、審査基準に
基づくポイントの高い順に採択優先順位を定め、事業実施主体となり得る候補を
選定するものとします。
(2)審査の観点
事業内容及び事業実施主体の適格性、事業の効果等の観点から審査を行います。
なお、課題提案書等の提出から過去3年以内に、補助金等に係る予算の執行の
適正化に関する法律(昭和30年法律第179号)第17条第1項又は第2項に基づき
交付決定の取消しがあった補助事業等において、当該取消の原因となる行為を行
った補助事業者等又は間接補助事業者等については、本事業に係る事業実施計画
の審査においてその事実を考慮するものとします。
(3)審査結果の通知等
選定審査委員会の審査結果報告等に基づき、補助金等交付候補者として特定し
た者に対してはその旨を、それ以外の申請者に対しては補助金等交付候補者とな
らなかった旨を、それぞれ公募要領に基づき書面により通知するものとします。
審査の経過や審査結果に関するお問合せにはお答えできませんので、予め御了知
ください。
9
交付決定に必要な手続
補助金等交付候補者は、予算成立後に改正される産地活性化総合対策事業実施要
綱(平成23年4月1日付け22生産第10888号事務次官依命通知。以下「事業実施要
綱」といいます。)、産地活性化総合対策事業実施要領(平成23年4月1日付け22
生産第10890号生産局長通知。以下「事業実施要領」といいます。)の内容を承知
した上で、産地活性化総合対策事業推進費補助金等交付要綱(平成22年4月1日付
け21生産第9814号事務次官依命通知。以下「補助金交付要綱」といいます。)に基
づき交付申請書を提出するものとします。
10
事業実施主体に係る責務等
補助金の交付決定を受けた事業実施主体は、事業の実施及び交付される補助金の
執行に当たって、以下の条件を守らなければなりません。
(1)補助金等の経理管理
交付を受けた補助金の経理(預金口座の管理、会計帳簿への記帳・整理保管、
機器設備等財産の取得及び管理など)に当たっては、次の点に留意する必要があ
ります。
①
事業実施主体は、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律、補助金
等に係る予算の執行の適正化に関する法律施行令(昭和30年政令第255号)、農
林畜水産業関係補助金等交付規則(昭和31年農林省令第18号。以下「交付規則」
といいます。)等の法令に基づき、適正な執行に努めること。
②
事業実施主体は、補助金の経理状況を常に把握するとともに、補助金の使用
に当たっては、公正かつ最小の費用で最大の効果があげられるように経費の効
率的使用に努めること。
(2)事業の推進
事業実施主体は、予算成立後に改正される補助金交付要綱、事業実施要綱、事
業実施要領等を遵守し、事業実施に必要な手続、事業全体の進行管理、事業成果
の公表等、事業実施全般についての責任を持たなければなりません。
(3)取得財産の管理
本事業により取得又は効用の増加した事業設備等の財産(以下「取得財産」と
します。)の所有権は、事業実施主体に帰属します。
ただし、取得財産の管理、処分等に関しては、次のような制限があります。
①
取得財産については、事業終了後も善良なる管理者の注意をもって管理し、
補助金交付の目的に従って効果的運用を図らなければなりません。
②
取得財産のうち1件当たりの取得価額が50万円以上のものについて、交付規
則に規定する処分の制限を受ける期間において、補助金の交付の目的に反して
使用し、譲渡し、交換し、貸し付け、又は担保に供する必要があるときは、事
前に、農林水産大臣の承認を受けなければなりません。
また、農林水産大臣が承認をした当該取得財産を処分したことによって得た
収入については、交付を受けた補助金の額を限度として、その収入の全部又は
一部を国に納付していただくことがあります。
(4)知的財産権の帰属等
本事業を実施することにより知的財産権(特許権、実用新案権、意匠権、プロ
グラムやデータベース等の著作物の著作権、品種登録を受ける地位及び育成者権
等)が発生した場合、その知的財産権は事業実施主体に帰属しますが、知的財産
権の帰属に関し、次の条件を遵守することを誓約していただきますので、その旨
御了解していただいた上で御応募願います。
①
本事業により成果が得られ、知的財産権の権利の出願、取得を行った場合に
は、遅滞なく国に報告すること。
②
国が公共の利益のために特に必要があるとしてその理由を明らかにして求め
る場合には、無償で、知的財産権を利用する権利を国に許諾すること。
③
本事業期間中及び本事業終了後5年間において、事業実施主体及び事業の一
部を受託する団体は、本事業の成果である知的財産権について、国以外の第三
者に譲渡又は利用を許諾する場合には、事前に農林水産省と協議して承諾を得
ること。
(5)収益状況の報告及び収益納付
本事業終了後5年間において、知的財産権に伴う収益が生じた場合は、毎年度
収益の状況を報告することとし、相当の収益を得たと認められた場合には、交付
を受けた補助金の額を限度として、交付した補助金の全部又は一部に相当する金
額を国に納付していただくことがあります。
(6)事業成果等の報告及び発表
事業実施主体は、事業成果及び交付を受けた補助金の使用結果について、本事
業終了後に、農林水産省に必要な報告を行わなければなりません。
事業実施主体は、農業関係者、都道府県等行政機関、国内外の学会等に対して、
本事業により得られた事業成果の公開・普及に努めることとします。
また、本事業終了後に得られた事業成果についても、必要に応じ発表していた
だくことがあります。
なお、事業実施主体による新聞、図書、雑誌論文等による事業成果の発表に際
しては、本事業によるものであること、論文の見解が農林水産省の見解ではない
ことを必ず明記し、公表した資料については農林水産省に提出してください。
報告書等の本事業の成果について、農林水産省ホームページへの掲載、その他
普及・啓発を目的とした農林水産省による利用を事業実施主体が妨げることはで
きません。
(7)その他
本事業終了後、次年度以降の政策立案等に反映させるため、事業成果の波及効
果、その活用状況等に関して、必要に応じて国による評価を行います。その際、
ヒアリング等の実施について御協力をお願いすることがあります。