【希望の家事業】業務委託仕様書(PDF:244KB)

児童養護施設退所児童 希望の家事業
業務委託仕様書
埼玉県(甲)が受託者(乙)に委託する業務内容は、次のとおりとする。
1
履行期間
契約締結日から平成28年3月31日まで
2
内容
(1)乙は、甲と協議の上、埼玉県内の児童養護施設(以下、「施設」という。)に入所し
ている児童及び施設を退所した者その他児童相談所長が必要と認める者(以下、
「児童
等」という。)のうち、大学や専門学校への進学者等に対して、以下の相談・支援業務
を専門の職員(以下、「支援員」という。)により行う。
ア
住居、家庭、交友関係、将来への不安等に関する生活上の問題についての相談に
関すること。
イ
進路、就職活動等に関する求職上の問題、修学と生活の両立に関する問題等につ
いての相談に関すること。
ウ
児童等が気軽に集まる場を提供し、意見交換や情報交換、情報発信等自助グルー
プ活動の育成支援に関すること。
エ
大学や専門学校への進学者等が生活のために低額で利用できる個室の提供に関す
ること。
オ
支援に関して効果のあった事例やデータを収集・分析し、その結果を児童相談所
及び施設へフィードバックして情報共有を促進すること。
カ 施設が実施する児童等の自立支援に関する活動のサポートに関すること。
キ その他の生活相談支援に関すること。
(2)前項の支援員は、受託業務を実施する場合においては、
「生活相談支援員」と称する
ことができるものとする。
(3)乙は、県内に、支援員の業務の拠点となる事務所(以下、「事務所」という。)を1
か所以上設置する。事務所のうち1か所は、東部地域(東武鉄道春日部駅から電車で
10分圏内の駅を最寄駅とし、その駅から徒歩20分以内を原則とする。ただし、埼
玉県外及びさいたま市を除く。)に設置するものとする。
なお、事務所には、個人情報漏えい等の事故防止に係る対策を取るとともに、次の
設備を設けるものとする。
ア 相談室
イ 児童等が集まることができる設備
ウ 児童等が生活のために低額で利用できる個室(1か所あたり定員4人程度)
エ 本事業専用の固定式電話1回線
オ その他事業を実施するために必要な設備
(4)前記(3)の個室は、日常生活を支障なく送るために必要な設備を有し、支援員が
利用する児童等に対して適切な援助及び生活指導を行うことができる形態であること。
男性と女性の部屋を同一の事務所に設置することは認められない。
(5)乙は、前記(3)の個室を利用する児童等から利用料を徴収することができる。た
だし、利用料の基準は低額に抑えるものとし、甲の事前承認を得るものとする。
(6)乙は、管理者(受託事業を指揮し、県との連絡調整を行う職員)を1名、支援員を
1名以上配置するものとする。なお、管理者が支援員を兼務することは差し支えない。
(7)相談・支援業務は、原則として事務所又は児童養護施設、ハローワーク等関係機関
において行う。なお、相談・支援業務に際しての交通手段は、乙が確保するものとす
る。
(8)支援の対象とする者は、甲が定め、乙に通知する。
(9)支援の具体的内容及び期間は、甲が定め、乙に通知する。
3
支援員の実施体制
配置する支援員は、平成27年3月末日時点で、次のいずれかに該当する者とする。
(1)児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(昭和23年厚生省令第63号)第43
条に定める児童指導員の資格を有する者。
(2)社会福祉事業に2年以上従事した者。
※
「社会福祉士及び介護福祉士法施行規則(昭和62年厚生省令第49号)第2条」
及び「指定施設における業務の範囲等及び介護福祉士試験の受験資格の認定に係る介
護等の業務の範囲等について(昭和63年2月12日付社庶第29号厚生労働省社会
局長、厚生労働省児童家庭局長通知)」に規定された「福祉に関する相談援助の実務経
験を有すると認められる職種」に従事した者であることが望ましい。
(3)以下のアからカのいずれかの資格を有する者。
ア 社会福祉士
イ 精神保健福祉士
ウ 臨床心理士
エ 産業カウンセラー
オ 社会保険労務士
カ その他、同等以上の能力を有していると認められる資格
(4)(1)から(3)と同等以上の能力を有していると認められる者。
4
勤務時間等
(1)勤務時間
ア 勤務日数1日として計上(①又は②のいずれか)
①午前8時30分から午前12時30分まで
②午後1時00分から午後5時まで
イ 勤務日数2日として計上
午後8時30分から午後5時15分まで
ただし、午前12時から午後1時00分は除く。
(2)勤務日数
192日
ただし、有給休暇は含まない。(土日祝日、12月29日から1月3日までを除く)
※ 勤務時間等については、所定の時間・日数を元に、業務の実態にあわせ、
甲、乙協議により別途定めることができるものとする。
5
委託費
ア
委託料上限額
4,000千円(消費税及び地方消費税を含む。)
イ
支出対象費目
(ア) 人件費
(イ) 事務所経費
※
報償費、旅費、需用費(消耗品費、印刷製本費、食糧費、光熱水費)、役務費
(通信運搬費)、利用料及び賃借料
等
(ウ) 一般管理費(事務所経費総額の10%以内)
6
委託料の支払い
甲は、乙に対して、年2回概算払いにより委託料を支払う。
支払の時期については、平成27年4月以降及び平成27年10月以降とする。
7
事業実施計画書の提出
乙は、甲に対して、甲が定める様式で事業実施計画書を提出し、承認を得ること。
8
報 告
乙は、甲に対して、当月に係る職員の活動状況を翌月15日(平成28年3月分につ
いては、3月31日)までに書面により報告すること。
9
関係法令の順守
乙は、労働基準法、児童福祉法その他関係法令を順守すること。
10
特記事項
(1)乙は、業務を遂行するうえで、これに携わる職員を管理監督するとともに、
「埼玉
県個人情報保護条例(平成16年埼玉県条例第65号)第9条、第10条、第66
条及び第67条の規定の内容を周知し、特に個人情報の保護並びに漏えい防止に関
しては周知徹底を図ること。
(2)乙は、業務上知り得た事項を他人に漏らし、又はこれを点検等業務以外に使用し
てはならない。また、就労・住宅支援等のデータの紛失等が、決してないよう厳重
に鍵付き金属書庫にて保管すること。また、委託業務が終了する場合の電子事務機
器における残存データに関しても必ず責任を持って対応し、それが起因とする漏え
いに関しては履行期間外でも責任を負うこととする。
(3)甲は、乙がこの契約において個人情報の取扱いが不適切と認めたときは契約の解
除及び損害賠償の請求をすることができるものとする。
(4)乙は、甲が乙の配置した職員につき本業務の遂行に支障をきたすと判断した場合
には、年度途中であっても変更するなど適切な措置を取るものとする。
(5)乙は甲に対し、職員の名簿を業務受託後、すみやかに提出する。業務受託期間中
に、職員の変更があった場合には、直ちに変更名簿を提出するものとする。
(6)甲は、本業務中における職員の事故については一切責任を負わない。
11
その他
この仕様書に定めるもののほか、業務の実施に関して必要な事項は、甲・乙が協議
して決定するものとする。